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 黒岩PのあれこれVol2
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テーマ決めのプロセスを楽しむ 10月21日 ()
やっとクリスマスのテーマが決まり、それぞれのグループがひとつの目

標に向かって動き出しました。この「テーマを決める」という事が、

とっても難しいし、また子供達にとっても良い話し合いの場を提供する

ことにもなっているのは、テューターならどなたもご承知のことでしょ

う。うちのPも例に漏れず、春の発表会のみならず、クリスマスの発表の

テーマを決めるのにも四苦八苦。こちらは、キディ、小学生、中高大生

とそれぞれのグループに分かれた発表だからなおさら言いたいことが

言えるし、譲れない。小学生は「アリとキリギリス」・「不思議の国の

アリス」とほぼまっぷたつに別れ、それぞれ議論を繰り返しました。

どの子も必ず意見を言います。テューターが促さなくても、どんどん

自分達が言いたいことを言うのは、ず~っとそう育ててきたから・・・

どのパーティのラボっ子もそうだと思いますが、うちの小学生、発表会

のシェアリングや小学生広場などでも、必ず!だれかが手を上げていま

す。恥ずかしくないのかなぁ~と思っても「そりゃ少しは恥ずかしいけ

ど慣れてるもん」などと、テューターはビックリするやら嬉しいやら。

「育てたように育つ」とはこのことでしょうか・・・ともかくこういう

子達があつまっているのですからケンケンゴウゴウ、にぎやかなこと!

小5のYtの「(以前)春の発表を見て、すごく良かったけど、自分達の

オリジナルをやりたくなった」という意見はやる気がこもっていまし

た。大の仲良しのWt君がお引越しでいなくなった寂しさを埋めるかの様

に彼はこの頃テーマ活動に真剣です。ありとキリギリスに決まったあと

帰り際に玄関で「いっぱいCD聞いておいで!」といつものように送り

出すと「毎日いっぱい聞いてるもん」と頼もしいセリフを残して帰って

いきました。彼等の心の中では、お互いに会えない「別れの痛み」が

まだまだ深く癒えていない傷としてあるのでしょうが、Yt君はそれを

ありがたいことにラボで癒そうとしてくれているようです。心なしか

大人びた表情を見せるようになった彼。こういう経験が人を大人にして

いくのでしょう・・・・「ありとキリギリス」、Wt君の分まで頑張って

気持ちいい発表にしたいです。

キディ、なんだかテンションが高い!「ストップ、たろう!」に決めた

ものの、「こんな調子で大丈夫??」と危惧した一回目。ところが2回

目には・・・小1ボーイズに変化が。CDから聞き取れる事を一生懸命

リピートし始めました。なんていってる?などと投げ掛けると、CDのス

ピーカーに必死に耳を近づけ、互いに競い合って「ビーカリーってい

てる!」(パンやさんのことね)、「タバコショップ!」「フィッシュ

ショップ、知ってる!フィッシュって魚だもんね!」などなど自分達に

も十分分かる単語に盛り上がり。自分自身で聞き取れることがすごく

嬉しいようです。大きな通りに出てくるものや、車などは英語のみで

百発百中です。女の子達も動物になったり、ゆきちゃんになったり。

言えることが楽しい、と顔中に書いてあります。叱られて"All right"

という場面では、肩を落としてみたり。笑えます。

さて、問題は高学年グループ。もめにもめて2週間前のパーティのあと

もう一回「グリーシュ」「アリス」の一騎打ちに・・・あれ、「ピータ

ーパン」と「ドンキホーテ」はどこへ?こちらも一騒動。小学生グルー

プとは少し違い、こっちはイヤだという主張が強くなかなか折り合いが

つかない。仕方ない、もう一回動きなおして決めようね、と疲れたテュ

ーターにメールが。普段はわりと自己主張しないMd、今回は珍しく「グ

リーシュ」はイヤといっていたのですが・・・「やっぱり、嫌いだから

という理由で逃げているのはよくないと思い、今回は折れて、トライし

てみようと思います!」・・・けして後ろ向きではない、あえて自分の

苦手なものにでも挑戦してみようという、明るい決意の一言にテュータ

ーは感激です。こういうささやかなドラマを乗り越えて、ひとつの目標

を決めていく。表には出にくいけれど、実はこのプロセスの中に

かれらの成長のステップが隠されている、そんな気がしてならない秋な

のでした。
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