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 黒岩PのあれこれVol2
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オオカミとこやぎ達とのマラソン・5「苦しい上り坂」 04月13日 ()
今日は、合同練習3回目。心の中がまだ波立っているような夜です。

4月のはじめ、春休みの間の合同練習は、まだなんとなく「学芸会」的

な、よく言えばノンビリ、悪く言えば緊張感の足りないものでした。

しかし、それも仕方のないこと。パーティのメンバーはよく知っていて

も、同じTAを作り上げていくには時間が必要。・・・・そういっている

うちにあっという間に4月半ば。29日まで、数えたら改めて

「ハッ!!」としてしまいます。今日の合同練習は、初めて音楽CDで通

してみました。1回目はふつうのCDで。まだまだガタガタでしたが、

かれらの自覚を促す為にも、音楽CDだけでやってみました。

結果は・・以外にも子ヤギたちは、元気も衰えず、セリフもいえていま

す。しかし、小さい子程、元気で、声も大きい。大きくなればなるほど

自信のなさが声にも態度にも表れて・・・今日は厳しく言うよ、と宣言

するまでもなく、怖いテューターになっていました。

初めて全員揃った合同練習です。オオカミの小6・中1二人については

せっかくやりたいと手を上げたんだから・・・と、大目に見ていました

が、今日の態度いかんによっては、大きい子に代わってもらうよ、と

クギを刺しました。とたんに引きつった2人。当たり前です。そのせい

もあってか、今日はかなり頑張ってはいました。小学生の低学年から

「オオカミがちっとも怖くないよ~」と指摘が飛びます。それと同時に

「もっとオオカミを怖がらなくちゃ!」という注意も出て、お互いに

引き立てあってこそ、見ている人にもその情況が伝わるのだと納得。

音楽CDを2回とおしてからの話し合いは、いつになく真剣で白熱したも

のになりました。「まだ日にちがある、今日だから言うけど・・・」

という前置きで、ビシビシ指摘が飛びます。特に集中したのは、子ヤギ

達のなかでも、リーダーを取って欲しい小6・と中1の二人。今回、

子ヤギ達は、4歳~中1にまかされています。そのなかでも頑張ってい

るのがピイプ役の、4歳と小5のHtちゃん。(二人とも同じファースト

ネームなので、改めて呼び分けることにしました)

反省会で、自分達の様子にふがいなさを感じたのか、泣き出してしまっ

た小6のYk。隣で、高1のYが、優しく励ましています。本当なら彼女も

言いたいことが一杯あったでしょうに。そんなYkと対照的だったのは、

中1のKhです。今日は、テューターにもビシビシ指摘されて、ちょっと

へこんだかなぁ・・と思っていたら、それを覆すかのように、「今ま

での分、挽回します!!」と宣言をしてくれて、皆「おおぉ~!」と

ビックリでした。頼もしい。きっと、何かのスイッチが入ったのでしょ

う。やっと、という気持ちですが、まだあと2週間あります。ここまで

かれらの気持ちをアップさせ、本当のやる気を引き出させるのに、どれ

だけかかったことか。苦しい苦しい上り坂でした。いやいや「上り坂」

は、まだまだ続いています。坂を登っているときは、その先が見えず、

しかもず~っと続いているかのような錯覚を起こしがちです。今の私が

まさしくそうです。救いは、皆の気持ちがようやくゴールを目指して

ひとつにまとまって来つつあることです。発表会に並行して、春は

色々な活動が動き始める季節でもあります。マイPでも、新高校生のメン

バーを何とか高大生合宿へ、キャプ研へ、高活へ送り出したいテュータ

ーと、しり込みをする子供達との駆け引き?が始まっています。

また、中活への参加や、実行委員会への送り出しなど、一歩前に進んで

もらえるチャンスを 必死になって提示し続ける私です。

テーマ活動は本来、楽しいものです。しかし、達成感・充実感を得る為

には、それなりの努力と練習が欠かせません。逆を言えばそれらなくし

て、本当の達成感は得られないのですね、きっと。マラソンを走ったか

らといって、誰かにほめてもらえるわけではないでしょう。でも、

きっと、自分で自分を認めることができる、自分に自信がつくことでし

ょう。そして、きっと自分をちょっぴり好きになる事ができるに違いあ

りません。それと同時に回りの仲間のことも、認めあうことができる

ようになることでしょう。それを祈って、私も子供達と苦しい坂を登り

続けましょう。今日流した涙の分だけ、黒岩Pが固く結束していくことを

願って。
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