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 黒岩PのあれこれVol2
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夏の思い出その2 09月07日 ()
どうやら、尻切れトンボで終ってしまった昨日の日記に、少し大事な事

を付け加えておかなくては・・・・と思います。

地区合宿は、雨やカミナリにも負けず、無事に行われましたが(幸い

集合時や、解散時は全く雨に降られませんでした)それらも実行委員の

努力あってのたまものです。我がPからも4人の実行委員が出たのですが

スルッとでてくるわけではなかったのです。4人のうち2人は、経験者で

すが、後の二人は、ずっと今まで「やります」と手を上げてくれるのを

待って、待って、待って、時には空振りさせられて、それでようやく

でてくれた子達なのです。初めてなのですから、手順も分からず指示を

待つだけという事も多々あったでしょう。でも、こうやって地区の行事

に参加し、スタッフになってくれる日をテューターはどれだけ待った

事でしょう!これは第一歩に過ぎないかもしれませんが、この一歩を踏

み出すかどうか、で、大げさに言えば、これからの彼等の生き方までも

変える事ができる可能性を持っているのです。ラボは、こんなに長い

時間をかけて、子供達に寄り添って、無理強いすることなくやる気を

待つことができるのです。これって、本当に気の長い、でもこどもの

成長を考えれば、全く理にかなった活動だと思います。

合宿担当の私は、全体に目配りしつつも、マイPの実行委員が生き生きと

がんばっている様子を見ては、ひそかに安堵しました。

そして無事に2泊3日(実行委員は2班を対応するので)終って、我が家に

直接帰ってきた彼等。不思議にどっかり腰を下ろし、なんだカンダと

話しています。そのうち、高1のYが「この夏は、もう夕涼み会はやらな

いんですか」と聞いてくるので、「カレーパーティやったじゃない?」

というと、「そっかぁ・・でも、もう一回ぐらいパーティ皆で何かやり

たいなぁ」・・・それを聞いてもう一人の高1Rも「うん、そうそう、

やりたいよね」・・・二人とも高1男子です。息子ではなく。彼等が、

こんな風に言ってくるなんて、初めてのことだったのでビックリ!

これはなんとかしなくては、とあわてて夕涼み花火大会を企画しました

!!2期制に伴い、小学校は、8月の終わりからもう始業しています。

そこで小学生に合わせた日程で、全員集合をかけました。すると・・・

夏のホームワークを持って、いっぱい集ってくれました。

花火を持つ顔の、無心で、楽しそうなこと。

いろんなところに旅行したり、楽しい経験をたくさんつんだ子、お家の

都合や、部活で、あまり出かけられなかった子、受験や勉強が忙しくて

楽しい思い出が少ない子、頑張って保育園に毎日通っていた子、

みんなそれぞれの顔に、花火のきれいな光りが反射して、どの子の顔も

耀いて見えました。多分父を亡くして間もない私の顔も、楽しそうに

耀いていたことだと思います。

夏活動の最中、パーティの皆や、お母様方からメッセージをいただきま

した。キレイな布に包まれて、まとめて下さったものでした。

自分では何時もどおりに振舞っていたつもりですが、やはり何時もと違

ったのでしょう。皆からの励ましのメッセージでした。

その中に、こんなのがありました。

「みんな、テューターの笑顔が大好きです。早くいつもの笑顔に戻って

ください!」

何度も読み返して、涙しました。世の中にご両親をなくされた方は

大勢いらっしゃるでしょう。私はほんとうに幸せ者だな・・・

小さいマイパーティですが、私は、こんな素敵な子供達に囲まれて

テューターをやっています。
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