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 黒岩PのあれこれVol2
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シフカ・ブールカ ライディングレポートその3 04月19日 ()
あと1週間、と発表会が迫った今日。最後の合同練習をしました。

後は、各グループでの練習と、前日のリハーサルを残すのみです。

おとといの中・高・大生クラスでは、みんな音楽CDでもナレーション

がちゃんと入っていました。今までのマイPでは、なかなか1週間前でも

ナレーションがきちんといえない子が多いこともあったのですが、さす

がに成長してきたというか、きちんとお話を語ろう、という気持ちが芽

生えてきたことは、嬉しいことです。

まだナレーションが語れない子は、それを見て青くなっていましたが、

今日の合同練習では、何とか間に合わせてきたようです。

やはり、聞き込みの差がものを言うんだなぁ、と思うのは、縦長の

練習を見ていると、必ずしも年齢の高い子が正確な語りを言えるわけで

はないということです。逆に言えば、聞き込みの多い子は年齢に関係な

く綺麗な発音で物語を語れるということなんですね。特に、まだ英語が

文章として読めない小学生の子達において、それは顕著に現れてきます


やっぱり耳から入る言葉ってすごく大切ですよね・・・本当に改めて思

います。


小学生低学年達の集中力が途切れないよう、ハンカチ落としならぬ

エレーナ姫の指輪落としゲームや、ソングバーズも入れながら、

今日は音楽CDで、3回通すことができました。動き回るうちに

馬の出てくる場面が、だんだん迫力を帯びてきます。

お父さんのお墓で呼ばわると出てくる、魔法の馬ですから、やはりどこ

か神秘的でなければ・・・・そして、目からは火花、鼻からは煙をはい

て走ってくるのですから、怖いほどの迫力がなければ・・・・・


動きながら、互いに見回し、高校生から指示が飛ぶかと思えば、小学生

が「イヤ、もっとこうしたほうがいいんじゃない?」という意見の交換

が自然にできるようになりました。動いては、皆で意見を言い合い、

それを「じゃぁちょっとやってみようか」という具合に、見る側と

動く側に分かれて調整もできるように成りました。以前はテューターが

声をかけなくては動けなかったのに・・・・本当に成長したものです。


実は金曜日に、今までずっと一緒にやってきた高2のKちゃんが、ラスト

パーティといって挨拶に来ました。自分のやりたい事を見つけ、それに

向かって進んでいくということでしたが、9年間一緒にやってきた仲間を

見送るつらさは、私だけではありませんでした。だれかが、「最後に

Good-byeを歌おうよ」と言い出し、久し振りに高大生だけで手を繋いで

Good-byeを歌いだしました。すると、今まで何十回も、いや何百回も

歌ってきた、この歌で涙が溢れ出しました。See You againと、来週

会えることを信じてうたがわなかった日々・・・・・

でも、きっといつ出会ったとしても、仲間の心は離れることはないでし

ょう。発表会を目前に、つらい別れではありましたが、合宿を経た皆の

絆は、涙をこらえながらも、よりいっそう強まった気がした金曜日でし

た。

それらを乗り越えてきた、この子達のやる気は、半端ではありません。

だれかがやる気のない動きをしていたりすると、その子を注意するので

はなく、「この場面、もう一回やってみようか」と、さらりと意識を

集中させてくれるのです。皆の前で叱られたり、注意されたら、すごく

シュンとなってしまうだろうけれど、誰が、というのではなく自分達で

もっともりあげよう!という気概が嬉しく、テューターは一人、じ~ん

としていました。ナレーションも、CD通りに言う子を見て、自分も!

と、1回目より、2回目、2回目より3回目のほうがどんどん熱が入り、

お互いに引き上げていくのが手に取るように分かりました。

これは本当に素晴らしいなぁ、と思います。テューターが言うより

何十倍もの効果があるようでした。これは切磋琢磨という事なのでしょ

うね!

おかげでシフカ・ブールカの輪郭がはっきり見えてきたように思います

そして、シフカ・ブールカに乗るイワンの雄姿も。乗っている中2のK

(女の子です)が、一瞬りりしい若者に見えるのを どうか楽しみに

してください、なんていえるようになりました。

そして、もう一人のイワンの小4のH。シフカ・ブールカを呼ぶところ

など、すごく進化?しました。本当に馬に呼びかけているようです。


昨年の発表会から、この一年、いろんな事がありました。永遠の別れが

相次ぎ、自分の中で、ホームページを更新することにエネルギーが

見出せない日々が続きました。マイPも、つぼみのまま、花が開く

事はないのかとさえ思う日々でした。でも、春が着たら花が咲く桜の

様に、子供達は、ちゃあんとこうして育ち、綺麗な花を咲かせて、

テューターにニコニコしながら「見て!見て!」と呼びかけてくれている

ような気がします。本当に、私が子供達を育てているのではなく

子供達と一緒に私も育っているんだ、とこんなに強く思った一年は

ありませんでした。心から子供達と、それを支えてくれている

全ての方々に御礼を言いたい気持ちです。ありがとうございました。


そしてこれからも見守っていてくださいね。
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