幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0310122
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ パーティのあれこれ
 黒岩PのあれこれVol2
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
海の楽隊**江ノ島遠足 04月07日 (水)
2日の金曜日は、強い風で、春の嵐だったけれど3日の土曜日、

よく晴れた空の下、パーティ遠足にいってきました!

実は、遠足の前、1人で下見に行って、江ノ島を堪能してきたせいもあり

今回子供達には見せたいものがいっぱい!地区のOテューターから、

「ここがおもしろいわよ~」といろいろ教えてもらっていたので、

あれもこれも経験させたくて、一番うずうずしていたのは私でした。

一日お預けを味わった皆は、私も含めて、やる気満々、集合時から顔が

耀いていました。

鷺沼から片瀬江ノ島まで、1時間ちょっとの道程です。意外と近い。

しかし、リゾート気分が味わえる「江ノ島」って小さい頃からちょっと

特別な憧れの響きを持つ島です。

10時到着、藤沢にお引越しした、小2と小4の姉弟君たちも一緒に参加

してくれて、ますますにぎやかになりました。

江ノ島は、江戸時代から弁財天を詣でに、やっぱりリゾート気分で

江戸っ子たちが大勢訪れてきた場所です。今でも弁天様の像は有名です

が、私達の遠足は、弁天様にはちょっと手を合わせてごあいさつして

早速水平線を見るために頂上へ。有料のサミュエル・コック園には

大きな展望タワーも在りますが、わざわざ登らなくても亀ヶ岡広場から

わぁ~っと広がる水平線を見ることができました。海の楽隊の、オープ

ニングのイメージです。子供達は、空を舞うとんびに気をとられたり、

走り回ったり。でも、この景色、皆と一緒に見たかったので、とっても

満足。そのまま島の裏側まで一気にクネクネ細い階段を下っていくと

突然目の前にうわっと海が迫ってくるポイントがあります。子供達も

思わず「ウワ~ッ!!すごい!」と大歓声。ついさっきまで足元の下の

ほうだった波が、急に目の前の高さに来る、起伏にとんだ地形は、中々

味わえません。稚児ヶ淵という岩棚が、自然の遊び場を作っているので

す。磯遊びの前にもうひとつのワクワク。それは岩屋の探検です。

有料ですが、自然の浸食でできた洞窟=岩屋のなかを歩きます。ポイン

トは、小さい板に立てて、灯が消えないよう、和紙で囲ったろうそくを

それぞれが手に持って暗い中をソロソロと歩くのです。まるでトムソー

ヤの探検みたいに・・・・短い距離ですが、第一岩屋と第2岩屋があり、

その二つを繋ぐ橋から見る海の景色も、素晴らしい景色でした。これも

子供達と一緒に見たい海でした。始めは怖がっていた子も、みんなと

行く!と一緒に冒険。きっと心に残ったことでしょう。

その後は広い岩棚で、磯遊びです。濡れても良い靴に履き替え、皆

すっ飛んでいきました(笑) 干潮で、磯溜りには、色々な生物がいまし

た。小さなミクロの世界に浸って、フト顔を上げると、ド~ンと大きな

波しぶき。あれていなくても、太平洋から来る波ですから、迫力です。

波の音と、子供達の歓声、それがなんともにぎやかで、海水も温んで

いて、本当にのどかで楽しいひと時でした。楽隊がにぎやかに演奏して

いるのはこんな空の下かしら、と思うようなお天気。少し日に焼けまし

た。稚児ヶ淵から、帰りは船です。一気に弁天橋の袂まで、10分ほどで

海路を戻ります。これも子供達と一緒に乗ってみたかったので、船が

運行していて良かった!小さな船なので、波次第で直ぐ運休になるそう

です。お昼は、江ノ島の入口で、優雅に?テーブルとイスを独占して

お弁当。ソフトクリームもたべました~!自分のしたい事をみ~んな

子供達と一緒にかなえている気分でした。

さて、まだ遠足は終りません!徒歩5分にある、新江ノ島水族館へGO!

********************************

この日は神奈川県民入場料半額、というので、ラッキーでしたが、すご

い人出!春休みだし、仕方ありません。でも、それほど待たされずに

入館できました。バディをくみ、はぐれたら、出口に何時に集合、と

みんなで自由に見回りました。大水槽に泳ぐ海がめと、サメ、エイの

悠然とした姿に見とれ、水中で自在に方向を変え、まるでオーロラの

ような動き方をする魚柱を飽きずに眺め・・・・いつしかまるで子供と

同じように見入っている自分がいました。大きな水槽の下から眺めると

さっきまで荒っぽく寄せては返していた波の音も、全て静寂の中という

不思議な感じになりました。海の上から波を見下ろすのと、海の中から

上見上げる、どちらの視点も経験でき、私の頭の中は、海の楽隊の音楽

で一杯に。すると子供達も同じように思ったのか、いつしかだれかが

魚たちを見ながら、メロディを口ずさんでいるではないですか!

あ~、そうよね・・・今私達は同じ物を見て、同じイメージを共有して

いるんだ・・・・今、何も言葉では説明しなくても、頭の中がつながっ

ているんだ・・・・とすごく強く感じました。

大きなチューブの下から上を見上げると、頭の上をサメが泳いでいきま

した。それを見上げる私と中3のKh。前回話し合いの最中に出てきた、

「光りが差し込む海の中から、水面のほうを見上げているイメージ」

とだれかが言った言葉を 私達は同時に思い浮かべていたに違いありま

せん。私がKhに「あの下から見上げるイメージだね」というと

「うん、それを考えてた」・・・私達の中に「海の楽隊」のお話が

確実に根付いていました。「いくらみててもあきないねぇ」という水族

館も、イルカのかわいい姿を堪能し、実際のサメに触って見る体験をし

て、ようやく帰途に着きました。みんな満足そうです。

ひとつのお話を通じて、いろんなものを見聞きし、それを頭の中で

イメージとして膨らませる・・・それをみんなで共有していく・・・

この遠足も、マイPの宝物になりました。みなさま御協力ありがとうご

ざいました。

次回の合同練習、どんなイメージが出てくるのかすごく楽しみです!
>>感想を掲示板へ
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.