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ホームステイ報告<dairy farm にステイした二男>② 09月17日 (月)
前の続きです。

そう、私のところにそのホストチェンジの知らせが届いたのはちょうどホームステイ半ば、2週間が過ぎたあたりでした。

その日、私はとても忙しい一日でした。

午前中1件目のホスト親族のお葬式に参列したあと、涙のお別れをして2件目のホストのお宅へ移動。夕方からmid point picnic に行き、帰宅したのは10過ぎ。すると家の留守電に本部からメッセージが入っていたのでした。

本部からなので、てっきり引率に関するインフォメーションかと思っていたら。。。

二男が喘息の発作を起し、病院に行ったこと、現地のスタッフの判断でホストチェンジをすることが決まったとのこと。概ね内容はわかったものの、レコードが途中で切れて…

2件目のお宅にはラボっ子達からの手紙がたくさん届いていてその中に息子たちのものありました。

二男の手紙
「お久しぶりです。お元気ですか?ぼくは元気です。ステイ先では思っていたより重労働でした。牛にミルクをやり、エサをやり、大変です。ご飯は今、ステイ5日目ですが肉は一度も食べていません。それでもきゅうり等の野菜がすごくおいしいです。まだまだ話したいことはたくさんありますけど、それは帰ってからにしましょう…」

もしや、過酷な労働に耐えられなくなったのでは、環境が悪かったのでは…最悪の状況を想像してしまうと夜も眠れやしません。

翌日、電話をして詳細を聞き、とにかく生きて帰国させてもらえればいいです。とお伝えし、現地のスタッフを信じてお任せしました。

新しいホストはすぐに決まり、私からもお礼の手紙を書きました。引き続きイリノイでのステイが続行できるのはたいへんありがたいことです。

するとすぐに新しいホストマザーと本人からの手紙が届きました。

2通目の手紙
「お元気ですか?なんだかいろいろ迷惑かけてごめんね!ぼくは、今すっかり喘息もおちついて元気に過ごしています。…Tobyの家にお別れを言いに行った時は、もうすごい号泣でした。その後2日間はVivian一家に泊まりましたが、気持ちの整理が全くもって出来ず、ただボーッとしていました。でも今はホストファミリーがzooに連れて行ってくれたり、fairに連れて行ってくれたり、すごく楽しいです。…そちらもぼくのことは気にせず、のこりのホームステイをしっかりしっかりと楽しんでください」

本人の直筆をみて、あー生きてる。と思いやっと落ち着きました。そして、ホストマザーが手紙を書くように促してくださったのだと思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

2件目のお宅はコーディネーターの妹さんのお宅で、何度も受け入れを経験しているお宅でした。1件目のお宅ともお友達で、その後Tobyとは何度も会えたそうです。

ここは馬を25頭飼っていて、今度は馬の世話や干し草を作る仕事でした。もちろん、馬にも何度も乗って…

シカゴに行ったり、大リーグの試合ではイチローもみたとか。

ここのホストは11歳と16歳、頼れる兄貴と生意気な弟と言った感じで、
ちょっかいを出してくる弟を何度か泣かせてママに怒られたらしいです。

日本へのおみやげやを買いに連れて行ってくれたり、アルバムを作ってくれたり、1件目でできなかったことを全部してもらったようです。

たくさんの方のご協力と支えがあってのホームステイを本人も私も実感しました。感謝してもしきれないです。

つらい思いもしましたが、結果的にはたくさんの経験と友達ができました。多くの学びもあったでしょう。

かけがえのないひと夏となりました。
Re:ホームステイ報告<dairy farm にステイした二男>②(09月17日) ・
きょーこさんさん (2012年09月17日 10時53分)

こんにちは。
我が家にも喘息の息子がいるので、①でもうハラハラ。。。
気になっていた続きを読ませていただき、ホッとしました。
異国で具合が悪くなるって、とっても不安ですよね。
息子さんも、さいけるさんも、良かったですね。

しかし息子さん頼もしい…
どうすれば、そういうパワーがつくのか、ぜひぜひ教えて下さい!
Re:Re:ホームステイ報告<dairy farm にステイした二男>②(09月17日)
さいけるさん (2012年09月19日 14時16分)

きょーこさんさん

書き込みありがとうございます。
読んでくれている人がいるのがわかり、とてもうれしいです。

息子さんの喘息はどの程度ですか?
うちの子は一番ひどかったのは小学校低学年で、2回ほど入院もしまし
た。

でも年齢とともによくなり、ここ2,3年は薬はいらない状態でした。

ステイ前は、病院に行って1ヶ月分の薬はもらって行ったのですが、以前
の薬は取り扱っていなくて使ったことのない吸入タイプの薬だったし、
本人も喘息の対処を忘れてしまっているしで…こんなことになってしま
いました。

事前の調査書にぜんそくの経歴は書きましたが、息子は動物が大好き
で、ぜひ動物のいるところにステイしたいと思っていたので、農場に決
まって大喜びで、ぜんそくのことはあまり気になりませんでした。

出発前にホストマザーから、hayがぜんそくを引き起こすかもしれないか
ら薬を持ってきてほしい、と手紙がきていました。気にかけてくれてい
るだけで何となく安心して、いざとなったらお任せしよう、という気持
ちで送り出しました。

実際、アレルゲンが何だったかわかりません。

とってきた写真に自宅にある吸入器(家に置いておく大きめのもの)が
映っていました。

ステイ中、使っている人は見なかった、と言っていますが、これがある
ということは家族に喘息持ちがいるということだと思います。

動物と人間が一緒に生活している環境では喘息も起こりうるのかもしれ
ません。

もうちょっと深刻に考えて、何種類もの薬を持っていけばよかったので
はないか、症状がでたら早めに受診するように言っておけばよかったの
ではないか(しばらく我慢していたみたいなので)と後悔しています。
受け入れ家庭にご迷惑をかけてしまったので。

ちなみに本人は原因はstormだと思いこみ、病院で 「temperature,
high and low」と言ったそうです。ドクターも「Oh! I know」と納得し
てくれた、とか言ってますけど、本当か???

確かに日本でも梅雨時と秋の台風時期に調子が悪くなっていたけど。農
場の環境のせいではない、と思いたかったのかな?と思うとけなげで
す。
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