幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0090562
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
家族みんなが育った素晴しい受け入れ体験って・・。 08月09日 ()
受け入れした家族は勿論、ホストのRちゃんが、この1ヶ月で目覚しい人格的成長をとげたのを感じて本当に誇らしい。受け入れやホームステイはなぜこんなにも子ども達を成長させるのかなぁ・・・・。
アメリカンユースがラボっ子のお宅にステイしてほぼ一ヶ月がたち、後3日を残すところとなった。受け入れした家族にとっては、やっとあと3日で無事に送り出すことができる・・という安堵感と、もう3日しかない!というあせりが混ざり合って複雑な心境だと思う。国際交流で外国人を受け入れていると、一般の人からの印象は、決まって華やかで派手っぽく受け取られてしまう。「受け入れするって、英語ぺらぺらなんやね~すごいわ~」なんて言われても、実際受け入れてみるとそんなきらびやかなものでは決してないよね。今北米に行ってホームステイしているラボっ子たちも同様で、それほどぺらぺら英語が話せるわけもないでしょ。ホームステイすることも、受け入れする事も、かなり地味なものだと思うよ。国際交流にもいろいろあって、今流行の「語学留学」なんかは、日本人達が英語を学びに行く事が目的なので、ほとんどの時間を学校ですごし、ホームステイはお添えもの程度のケースもある。ラボの場合、全ての時間を家族と過ごす、純粋なホームステイなので、目的はやっぱり家族の一員になることと、精神的な自立、人格的成長・・だよね。もちろん家族と行動をともにしていると、理解し合いたい気持が強くなり、コミュニケーション能力が敏感に反応するようになるので、ふと気がつけば結構英語で話していたり・・特に子どもの場合は順応す
るのが早くて、一ヶ月たって帰国する頃には返事が無意識で「Yeah!」になってる子も結構いるよ。
異文化交流ってことは、別に外国ということだけじゃなくて、自分が思い込んでる価値観が通用しない場所で、通用しない人々と理解し合うよう努力することなんだと思う。たとえ日本国内で、日本語が通じても、価値観が通じない人との交流はやっぱ異文化交流でしょう。そういう環境で、一ヶ月他人の家に入り込んで一緒に暮らすって
いうのは、想像を絶するストレスを伴うし、受け入れた家族にしたらかなりアレルギー反応が起きるわけ。そういうアレルギー反応に対して《違うものを認める寛容さ》が抗体になって働き出すと、やっとアレルギー反応がおさまり、異物を取り込む《許容量》が育ってくると、受け入れ家族と同化する事ができるんだけど・・・実はそれってホント大変な作業なんだよね。アメリカからきたリサも異文化に順応するために彼女なりの精一杯の努力をしていたし、アレルギーを克服して違いを認める努力を最大限にしていた受け入れ家族も本当にがんばってた。こう考えてみると、ホームステイって、最も幅広い異文化である国際社会で将来生きようとする人にとって絶対必要な「柔軟性」「寛容性」を身につけるためには、すごく意味のある体験だよね。
あと3日、リサが一生心に残る思い出を作れるように、素適な時間をすごしてね。
risa
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.