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東北関東大震災 03月28日 (月)
 あの巨大地震が起きてから早いもので2週間以上たちました。
あの瞬間から全てが変わってしまい、この先どうなるんだろう??と不安を抱えて過ごしていましたが、やっと今落ち着いてきたところです。
 
 あの時、私は週に何度かパートで働いている近くの市立博物館の中にいました。地球がどうにかなってしまうのではないかと思うくらいの強い揺れにかなりの恐怖を感じました。しかも今回の地震は長くて・・。耐震工事をしたばかりの建物だったので大丈夫とは思ったものの、上からガラスが落ちてきたりはしていました。
 職員の方と最後の見回りをして外へ避難。
建物に居た方全員の身の安全を確認したりしばらく様子を見た後、荷物を持って家の方へ歩きましたが、何より心配だったのは「もし息子が学校が早めに終わって11階の自宅にひとりでいたらどうしよう」ということ。そのまままっすぐ学校に行くと、幸い先生やまだ引渡しされていない他の子どもたちと一緒でした。
 問題は下の娘を山の上の幼稚園までどうお迎えに行くかと言うこと。目の前の道が渋滞しており、学校であったクラスの子のママに幼稚園へ登る途中の道が土砂崩れで通行できないらしい、と聞き、息子を体育館に置いて歩くかと迷いました。その日は寒く、ちょうど雪も降ってきたので、息子と一緒に車で行けるところまで行くことにしました。
 やはり超渋滞していて少しずつしか進まず、かといってUターンもできないし車をその辺にも置いていけないし・・・。あたりも暗くなってきてしまい、「これではいつつくかわからない!」と思って、通りかかった別の幼稚園の駐車場に「娘の幼稚園に迎えにいきたいんです」とお願いをして置かせてもらい、真っ暗な夜道を歩きました。
 でも7時過ぎには無事たどり着いて娘を引き取ることができました。
2人の子どもと会えて何よりほっとした瞬間でした。

 余震の続く中マンションで過ごすのも怖かったので、車の中で子どもたちを待たせ、真っ暗な階段を登り、割れた食器や倒れた家具、水槽の水や冷蔵庫から飛び出した食料で足の踏み場もないほどの家の中からパンと飲み物、毛布などだけどうにか取り出し、全部抱えて子どものもとへ戻り、3人で一緒に避難所になっていた小学校の体育館に移動しました。もうすでに人でいっぱいでしたがどうにかスペースを確保し子どもたちを毛布にくるみ、パンを食べさせて寝かせました。
 よくテレビでは災害の時の避難所の様子を見たことありましたが、
 実際自分が避難することになったのは初めてです。体育館の寒かったこと。子どもは横になれましたが、私は横になるスペースもなくて。
その日一ノ関の方へ仕事で行っていた夫は、夜中の1時頃、車でどうにかこうにか帰ってくることができました。

 2日後に夫の実家の山形へ車で避難しに行くことができ、温かいお風呂にも入ることができました。涙しながら迎えてくれた義理の両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
 1週間程滞在した後、仙台に戻ってきました。

 私の住んでいる地域ではガス以外は復旧し、仙台の街中のお店もかなり営業を始め、物資も早めにお店に入れば手に入れられるようになりました。
 
 しかし、仙台市内でも水道が復旧していないところもあるようですし、被害が大きく海に近い地域ではまだ避難所生活を送られている方もいるので、温かい食事が家で家族一緒に食べられるというだけでそれだけでも十分ありがたいことだと毎日思います。
 家族が皆無事で家もあるというのがどんなに幸せかとつくづく思います。

 娘の入学式も11日には行えるそうで、ラボはしばらくお休みしていましたが、学校が始まると同時くらいには再開ができそうです。

 ただ、4月2日に榎森パーティの5周年発表会をする予定だったのは延期とすることにしました。
 もちろんラボっ子たちはみんな無事で元気だったのですが、会場がまだ避難所として使われており今後使用できるめどがついてないということ、そして何よりお祝い発表に駆けつけてくださるはずだった方々がみんな来られる状況ではないとういうことが理由です。
 いつも私を励まし支え続けて下さってるOテューターとラボっ子のAちゃんが神奈川から仙台まで来て、去年の国際交流体験談を話してくれるはずでした。
 元テューターで開設当初から私の辛いとき苦しい時に相談にのってくれている同期Sさんとうちの子たちと幼馴染同然のHちゃん、Tちゃんもお祝い来てくれることになってました。
 同じ地区のテューターに「これを入会のきっかけにしていきたいんです」と声をかけると、みなさん応援してくださり、
3パーティ合同でラボっ子たちにもお祝いに歌の発表もしてもらうはずでした。
 去年シニアとして応援に来てくれた石巻のYパーティのCちゃんにもお祝い発表にきてくれることになっていたのですが、Yテューターの車も携帯も流されてしまうほどの津波にあわれたそうです。
 そして、これまでにえもりパーティに2回もパーティ支援に来てくれた東松島市のTくんにも「是非来てね」と震災の数日前に電話で話したばかりのTくん、まだ行方不明のまま消息がわかりません。
「何でもやりますよ」といつもの明るい声がまだ耳に残っていて、どうかどこかで避難して生きていてほしいと願わない日はありません。
どうかどうか彼の無事の知らせが届きますように。

 参加して下さる予定だった方がみんなが笑顔で集まれる日に5周年発表会を開きたいと思っています。
時期が随分先になってしまうかもしれませんが、その時はどうかよろしくお願いいたします。

 久しぶりに開いたひろばでリジータさんのHPを見ました。飯澤テューターの報告を読んで本当に頭の下がる思いです。
 また、学校の校長先生がお便りで、『水道がとまって溢れかえったトイレまでプールの水を汲み出すのに寒い中多くの人が協力してくれたこと、地域の方々や保護者の方々が炊き出しをしたり差し入れをしてくれたことなどを「タイガーマスク現象」というようなもののレベルを超えた、人間としての根源的な優しさやたくましさをそこに見ることができました。』と書いてあったのを読みました。
 そういうものを読んで、自分の家族のことだけで精一杯だった自分を振り返り「私ももっと人のために何かできたんじゃないか」「私にも何かできることをしなくちゃ」という気持ちになりました。

 そんな思いもあり、HPへも書き込みをしました。
 でもまだ子どもたちを置いてどこかへボランティアへ・・・ということはできないので、せめて学校で募ったボランティア活動に子どもと参加したりPTAとしての支援物資を提供したり義捐金を出したりといったレベルですが、自分にできることをしていこうと思います。

 東北が復興し、またみんなと元気に笑顔で会える日が早くきますように。

 当たり前の日常が当たり前ではなく、いかに幸せなことかと感じます。心配し応援してくれている家族や親戚、友人、ラボで出会った仲間、全ての方に感謝しています。
Re:東北関東大震災(03月28日)
サンサンさん (2011年03月28日 17時59分)

ご無事で何よりでした。
大変な思いをなさったのですね。
でも、もう、ひろばに日記を書くほどに回復なさってほんとに良かっ
た。

お互いにできることをしながら、少しずつ復興を目指していきましょ
う。

ラボも少しずつ頑張ってくださいね。

日記を書いてくださってほんとに良かった。
無事でよかった!
マミーさん (2011年03月28日 21時46分)

ご無事でよかったです。こうして繋がりあえていること、大事にしたい
と思います。これからお疲れが出始める頃です。おからだご自愛くださ
いね。
Re:東北関東大震災(03月28日) ・
Samiさん (2011年03月28日 22時05分)

大変でしたね。本当にまだまだでしょうけど、
すこしずつラボ再開にむけて進みはじめていること
お聞き出来てよかったです。
おからだに気をつけて、頑張ってくださいね。
また蔵王キャンプでお会いできる日を楽しみに。
Re:東北関東大震災(03月28日)
ミッキーさん (2011年03月28日 22時18分)

いわき市の志賀です。
マーシャ嬢さん、お子さん、ご主人、大変な思いをされましたね。
そして津波の脅威… これは本当に、本当に、辛い。むごい。悔しい。

震災はまだまだ尾を引いているけれど、東北は負けられない。

私も飯澤Tの活動に頭が下がります。でも、いま、私たちはまず自分のや
るべきことをがんばろう。
大丈夫、仙台は震災に強い町です。復興も早い。
あとはガスですね、ライフラインの復旧が1日でも早いことを祈ります。
Re:東北関東大震災(03月28日)
やぎっちさん (2011年03月29日 20時33分)

なにより、よかった。
やっちゃんの日記をみて、私が泣いている場合ではなにものの、
つい、ホッとして涙が出てきました。
本当に、生きていてよかった。

まだまだ大変だとおもうけど、
パーティができるようになること、心から祈っています。

体に気をつけてね。
メッセージありがとうございました!
マーシャ嬢さん (2011年03月29日 22時28分)

 サンサンさん、samiさん、マミーさん、ミッキーさん、やぎっちさ
ん、みなさん、エールをありがとうございます。
本当に嬉しいです。
 計画停電や物不足であちこち混乱していると聞いています。みなさん
も頑張ってくださいね。
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