幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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中高生ひろば 06月24日 (水)
今年は私が仙台地区の中高生ひろばの担当となり、5月より活動を始めています。
ひろばを担当するのは数年ぶりな上、メインの担当をするのは初めてです。
マイパーティのラボっ子のトップがやっと中学生というのに、この担当を任されるのは私にとってはかなりのプレッシャーです・・・。

しかし、何事も引き受けたからには全力投球、今の私にできることを精一杯やろうと決めています。

子どもたちが地区を盛り上げようと、いい発表にしようと、この活動に参加してよかったと思えるような活動にしていくつもりで取り組んでおります。

テューターからの要望で今年は「ロミオとジュリエット」に取り組むことを前提でのスタートでした。

しかし・・・シェイクスピアについてあまり知らなかったのは私自身・・。
まだまだ勉強不足ではあるものの、知れば知るほど、シェイクスピアの奥深さに感動しています。
娘にある時
「ママ、今度はシェイクスピアのファンになったの??」
と聞かれました。
昨年はフェローシップで宮沢賢治作品を取り上げ、すっかり魅了されて家でも
熱く語っていたせいでしょうか。

第1回目の集まりでみんなの目標を
「Labo  Laboratory 愛の研究所」
と決めたのですが、これまた”愛”ってなんだろう???としばし私を悩ませ、
図書館で
「愛ってなんだろう」「愛について」
なんて本をどっさり借りてきました(笑)

しかし一番借りたかったのは
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」
この本は私が短大時代に確か人間学という授業の中で出会ったのだと思います。

現代における愛の危機とは
「愛」について真剣に考えてみたい人におくる
フロムの代表作。
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会の中で、より幸福に生きるための最高の技術である、とフロムはいう。
ところで私たち現代人は、愛に渇えつつも現実には、そのエネルギーの大半を、成功、威信、金、権力というような目標をいかにして手に入れるかかに費やし、愛する技術を学ぼうとはしない。
人間砂漠といわれる現代にあり、「愛」こそが、われわれに最も貴重なオアシスだとして、その理論と実践の習得をすすめた本書は、世界的なベストセラーとして読み継がれている。

まだ10代だった私がこの本からもっとも強く受け取ったメッセージは、自分を信じること、自分を愛すること。それが人を愛することにつながるのだということ。
それは、自分に自信が持てず、自分を好きになれず、孤独を感じていた自分が人に対して心を開くきっかけとなったように思います。

色々な愛の形があります。男女だけでなく親子友人家族・・・。
学校でこんな勉強はきっとしないけれど、子どもたちと愛について学べるなんて素敵なことだなと思います。
ひとつの答えがあるわけではないけれど、仲間と共に悩み、考える、このこと自体に意味があるのではないかと。

で、来月は愛のパスタ作りとロミオとジュリエット映画鑑賞会をします。
ワクワクです。
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