幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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音への気づき~その1 04月22日 (木)
先週の地区発表で、『まよなかのだいどころ』の主人公ミッキー役を果たしたばかりのゆらちゃんが、
昨日のパーティ中にこんなことを話してくれた。

「まえに『まよなか』のすがたりのとき、録音してくれたCDあるでしょ。
 ママと聞いてみたんだけど、
 ゆら、むにゃむにゃ~言ってたんだなあって思ったんだ。」

ゆらちゃんは2年生。
2年前の年長さんの夏、『まよなかのだいどころ』を素語り(すがたり:1話まるごと暗唱)したときの音声記録を聞いて、
そこからの大きな成長を自分自身で確かめることができたのだ。

私もあらためて聞いてみた…うん、今、どれだけことばがはっきりしたかがわかる。
特に英語が顕著。

耳は、もちろんよくなっている。
それ以上に、耳から入って→心を通り→脳を経由して→そして口から出てくる
(そう、ラボマークのライン、経路)
音をとらえる力も、
それをまねて発語(発音)する力も、
気持ちを込めて表現する力も
総合的に高まって、ことばに磨きがかかっている。



そんなゆらちゃんだが、今回の発表までのとりくみの中で、
発音があきらかに違うところが何カ所かあった。
パーティではもうみんな自主的に聴き込みを重ねることができるし、
音をとる作業も本人に任せている。
本人のやる気を大事にするため、これまでは発音のまちがいを修正してこなかった。
だが、いまのゆらちゃんなら…という確信があった。


Quiet down there!うるさいぞ、静かにしろ!のthereが 「ケア」になっていた。
(『ピエールとライオン』の影響かも??)
大声で叫ぶところだし、堂々とまちがわせるより、かっこよく言わせてあげたい。

▷ゆらちゃん、ここの音ちょっと気になるんだ。CDをよく聞いてみてね。
(とその部分のみ、CDを何度も何度もかける)

私「Quiet down…のあと、なんていってる?」
ゆ「…?」
私「エア~って、こんなふうに口を横にしてから広げる音はあってるよ。
  でもその前の音、なにで始まってるか、聴こえる?」
ゆ「!」
私「k(クッ)、k(クッ)? ke(ケ)って音かな?」
ゆ「ちがう。」
私「ちがうよね。」
ゆ「ゼ…?」
私「そうそう!ð(ズッ)、ð(ズッ)だよね。
  日本語にはない音だから、難しいよね。
  その音でエアって続けてみて。」
ゆ「ゼア~」
私「そうそう、その音! thereだね。」

こんなふうに、、
ラボマークラインの聴き取り作業をラボっこといっしょにやると
こちらまでうれしくなるような音への気づきに立ち会うことができる。
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