幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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C.Wニコルさん登場。その2 09月15日 (水)
モンタナから帰国した次の日、C.W.ニコルさんの話を聞きに
娘の学校に出かけた。

暑い暑い体育館で。

「私は、あとどれくらい生きられるかわかりません。
 でもまだ、やれることはやる。
 あとにつなげてくれる人がもっとでてくるといいと思う。」
とおっしゃっていた。

武術留学で来日、北極探検、和歌山での捕鯨研究、エチオピアの野生動物保護活動のお話から、
アファンの森の再生のことだけでなく、
アファンの森、心の再生プロジェクトのとりくみにも触れられた。

心の傷をもった子どもたちを森に招待し、
森の力を借りて傷を癒していくとりくみをされている…ということは
冬のラボランドでスタッフの方から聞いて知っていた。

そのドキュメンターリーの一部を見せていただいた。

「彼らに対して、大人(親)がつけた傷はあまりにも深い。」
ニコルさんは、泣いていた。

このとりくみを始めるとき、
「こんなことアファンの森でとりくんで、なにかあったら誰が責任をとるんですか。」
というスタッフの声に、

「ぼくがとる。」
とおっしゃったそうだ。



最近、よくメディアに登場しているのは
資金を森に持って帰るためなんじゃないかな、と想像している。

ラボ・ライブラリー『しょうぼうじどうしゃじぷた』で、声優デビューした、江守 徹さんも、
「もともとは劇団員として食って行くためにラボの仕事を引き受け、
 今は若い人を育てる劇団の運営のためにテレビに出ているんだよ。」
と前のラボの会長さんから聞いたことがある。



私は体育館に並べられたパイプいすの、2列目に座った。
そんな自分の変化にも驚いたけれど、
それはアメリカに行ったからだと思う。
人と話をすること、
自分の興味を表現すること、
声に出して、だれかに気持ちを届けることのすばらしさを、
アメリカで再発見し、
アメリカの人たちに勇気をもらった。

だから、勇気を出してニコルさんに質問してみた。
>この学校を卒業し、いまは保護者で、
 仕事はラボ・テューターをしています。
と自己紹介したら、
ラボ・テューターというところで、ニコルさんは「Oh!」と言って、
にっこり笑ってくれた。

>森に人が入るのは、森に大きな負担がかかるので
 なかなか一般の子どもたちを受け入れるところまでは
 いかないと、(ラボランドで)アファンの森のスタッフの方に
 うかがったことがありますが、
 私も、我が子や、私のまわりにいる子どもたちを連れて
 アファンの森にいつかうかがいたいという夢を思っているのですが、
 いつごろそれは叶いそうですか?

と聞いてみた。
図々しいんだけど、
直接ニコルさんの考えを聞けるなんて機会、
もうないと思ったから。。


「そうだね。やっぱり森には負担がかかります。
 だけど、この部分なら、っていうところはあるから。
 なるべく多くの人に開放していけたらいいと思ってる。
 今度、もう一度スタッフに相談してみてね。」

そして、
<ぼくは、喜んであなたたちを受け入れるよ>
と、英語で話しかけてくれた。

マイクが震えるくらい緊張してたし、
図々しかったとやっぱり思うけど、
聞いてよかった。
後悔しなくてすんだ。


アファンの森について今週末、放送があるようだ。
みなさんも、観て下さい。


▽▽アファンの森HPより抜粋
http://www.afan.or.jp/

RICOH presents 「 アファンの森の物語 」
昨年に引き続き、今年もRICOH presents 「 アファンの森の物語 」が放送されます!
今年の春夏編は鶴田真由さんをゲストにお迎えして、生物の多様性をテーマにお送りします。随時、情報をアップしてまいります。どうぞお楽しみに。
番組ページ    紹介記事

放送日 : 9月18日(土)  BS朝日 20:00~
再放送 : 9月23日(木祝) BS朝日 14:00~

 
 
Re:C.Wニコルさん登場。その2(09月15日)
すずももさん (2010年09月28日 10時19分)

直接ニコルさんにお目にかかれるなんて羨ましい限りです。

でもニコルさんの声はいつも聴いていますよ。

12月の発表会で高学年のグループは『はだかのダルシン』を
する事になりました。候補は『幸福な王子』『タヌキ』『は
だかの王様』などでニコルさんの心・息吹を感じられる物語
ばかりでした。

私には黒姫のアファンの森を訪れるチャンスは来ないかも
しれないけれど、日々ライブラリーでニコルさんに間接的に
繋がっていたいと思ってます。

ひろばでモンタナのお話を伺いたかったけれど電車の遅延で
叶わずでがっかりでした。研修で聞けるかと楽しみにして
います。
Re:C.Wニコルさん登場。その2(09月15日) ・ ・
いぐいぐさん (2010年09月29日 08時30分)

ニコルさんはあんなに日本語が流暢ですが、
頭の中は英語で考えておられるようで、
興味深かったです。

何十年経って、どんな完璧なバイリンガルでも
母語が大事ということですね。



すずももさんのパーティからの、この夏のステイ、
すてきな交流だったようで、
遠くから視線とエールを送っていた者としては、
ひとごとではなく、とてもうれしいです。
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