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やりとりする気持ちを育む |
10月18日 (水) |
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英語という言葉を学びたくなるって何だろうと思います。
人ともっと話したい!!
単純に言うとそれしかないですよね。
良い点数をとるだけのために言葉はあるのではありません。
日本語で会話をする際にも相手のことを思いやり、その人に興味を持って初めて聞いてみたいことが生まれる。
それを外国語で外国の方と話をするにはたくさんの異文化をものともせず、様々な人とやりとりしたいという気持ちを育むことがまず前提にないと成立しません。
ラボの日常の活動はある意味、自分のことに忙しい学生にとっては面倒だと感じるかもしれません。
ラボは異年齢集団で活動をするので異文化の連続なわけです。
これを知っているだろうと思って話しても下の年代には通じないときは簡単な言葉で言い換えないといけません。
説明したのに聞いていない子がいたら怒るのではなく、聞いてもらえるようにやり方を替えてみて再度チャレンジして伝えることもしなければいけません。
自分と日常の忙しさも違う、気が合う仲間ばかりではないところで協力をしてできるところは自分が責任をもって推し進めないと誰も動きません。
その代わり、必ず誰かが本気を出すと周りにも本気が伝わり動き出す人が増えていきます。
そんな連鎖反応も体感しながら言葉と身体を使ってのテーマ活動という劇活動や合宿などの行事を行う中で、人とやり取りする気持ちを長いスパンで育み続けます。
こういう体験はラボ以外ではなかなか得難いことだと思います。
そういう力こそ、社会に出て働くときに最も必要な力だと私自身も色々な仕事を経験してきて思っています。
ラボの仕事をはじめて22年目に入りましたが、パーテイ卒業生の社会での活躍の話を聞くと 間違いなく、ラボで培ったディベート力、プレゼンテーション能力、表現力が
既存の社会でも驚かれる力を発揮しているのを感じています。
元ラボっ子が創業以来初めて他社の総会で営業としてプレゼンテーションの見本を行ったとか聞くことや今年も入社説明会で大学生相手に自分の仕事について語る役割などが
与えられたとか聞くと にんまりしてしまうわけです。
特に今は海外で仕事をしているわけではありませんが、ラボを一生懸命やってきた子は日本でも海外でもしっかり友人に囲まれ、仕事をしながらたくさんの笑顔のなかにいるという生き方をしています。
ひとりでもそういう言葉に対する気持ちの土壌を持った人を社会に送り出したいと思っています。
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