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ある幼児さんの成長物語その2 |
12月06日 (木) |
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おこさんのひと時の姿が一生続くと思わないでください。
子どもは環境と経験で大きく変化します。
来年の1月で入会してまる3年になる幼児さんがいます。
来年は春から小学生。
入会してこられた時は親御さんと一緒のプレイルームからのはじまりでした。
お歌はなんとか楽しむけれど物語になると体を動かしてのごっこ遊びが嫌でした。
『てぶくろ』のお話でママだけ動物さんになっててぶくろに入っていくのもいやだ!と言ってママも動かしてくれません。
おうちでいつも一緒にいるママはたぶんそのころの自分と一体でいてほしかったのでしょう。
ラボでは無理強いはさせません。
声掛けはするけれどその子の動く時を待ちます。
親御さんにもやりなさい!!なんて注意はしないでくださいと頼みました。
そのうち、ラボで読む絵本を楽しめるようになってきたときに自然に体も動くようにかわってきたのはママをはなれて幼児さんだけのグループになったときでした。
みんなと『きょうはみんなでくまがりだ』では何役もやって楽しめる子になってきました。
それからの変化がすごい!
毎週書いてくるノートの絵がどんどん力強く変わりました。
みんなとするテーマ活動でもどの役もぜんぶする!!といってくるようになりました。
そしてこの秋、『きょうはみんなでくまがりだ』を英語と日本語で素語りして1話語りきりました。
一人っ子さんだけど、グループの中に自分より年下も入ってきて、先週は小さい同志なのにおんぶしてたりしてすっかりお兄ちゃん。
だからこどものひと時をみて、『この子はひとみしりで』とか『この子は集団が苦手で』なんて決めつけないでください。
変化する子どもたちをたくさん見てきています。
色々と余裕のない時代で自分の子どもしか見る余裕も普通の環境だと親にもありません。
先日もラボでは集まった役員さん達数人でこどもたちの話になり、いつのまにか、あるお子さんの育ちの事例が他のママのおうちのこどもに当てはまり、役に立ち、涙を流された方もいらっしゃいました。
親も子もみんなで育ちあえるラボの輪は 稲田パーテイでは開設当時からかわりません。
いまだにかかわりのあるOBOGやOBOGのママ達。
ありがたいコミュニティです。
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