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ある中学生の成長物語 |
12月07日 (金) |
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小さいときの一時の傾向が一生続くことはありません。
環境と経験で親御さんとは全く違う人生を歩むようになります。
ひと時の姿を見てその子を決めつけるのではなく、長い目でラボテューターは子供の成長を見つめて声掛けしていきます。
幼児さんの時に入会してきた子がいます。
きょうだいの中で一番上なのもあり、幼稚園のクラスでもしっかりものといった印象で言われることが多いと親御さんも言っていらっしゃいました。
でもしっかりしすぎて笑顔の少ない、本当は不安げな表情が気になるお子さんでした。
小2からいけるラボの全国キャンプに初めて出した時に、グループの中でも同年代の子達の輪に入りこめなくて、涙がでて、二度といきたくない。。。そんな経験もあり、
親御さんも『この子は私に似てるところがあるから』と翌年のキャンプに出すことも半ばあきらめていらっしゃるようでした。
でも策をねり、翌年は他県でラボをしているいとこさんと一緒にキャンプに出す経験をしました。従妹を拠点にともだちもできたそのキャンプは達成感をもってかえってきました。
でも翌年の地区の小4からいけるリーダー合宿にいれてみたところ、全く笑顔がでません。結構、表情がかたいのは続きましたがあきらめずにキャンプにだして、どんどん
人の中にいれるように仕向けました。
そのうち、小学校高学年ではじめた陸上もその子の得意分野となりました。
おうちで親御さんの努力のおかげでCDを聞ける環境が整っていたご家庭なので
ラボライブラリーの英語をCDどうりにきれいに語れるのもその子がパーテイで突出して素晴らしいことだと私は褒めてほめてほめまくりました。
その子だけにほめほめの手紙を書いたりもしました。もちろん、中学での英語も得意なようです。
得意が自分の中で確立したころ、その子は柔らかいとっても優しいかわいらしい笑顔笑顔のこどもに変化していました。
笑顔がでるようになったので、それからは魔法のように直接いつも笑顔がかわいい!あなたの笑顔が大好き!と声をかけるようにしています。
来年、その子は期待感いっぱいに国際交流にでかけることになっています。
小学校はクラス数が2つくらいの小さな学校に通って同じ仲間ばかりと顔を合わせていましたが、中学に上がって、マンモス校に入学したので親御さんも大勢の中でやっていけるかなと心配して聞いてみたところ、本人は
『ラボパワーがあるからだいじょうぶよーーー!』といったのだそうです。
こどもは環境でこれほどまでに変わるんだ。。。そういう事例がラボテユーターになるとたくさん見れるのです。ありがたい、面白い仕事です。
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