幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2005 サマーキャンプ ラボランドくろひめ 実録

小1のHと年長のYが、はじめて3泊4日のサマーキャンプに参加しました。

8月7日 日曜日 晴れ

さいたま新都心駅に10時集合。バスに乗り込み出発。まもなく、Yが「おしっこ~」高坂SAで早々にトイレ休憩。新宿からのバスも休憩していました。高崎駅では一人、集合時間をすぎても来ない。自宅に電話してバスには乗らず自家用車で現地へいくことになる。高崎駅をでるとまもなく、またもやYの「おしっこ~」。2度目の臨時休憩は甘楽でした。佐久と湯ノ丸で次々に乗って、バスは補助席まで満杯、そのままラボランドくろひめへ。
バスを降りると、さっそくコーチたちがおでむかえ。荷物を背負うと、シニアに連れられて各ロッジに分かれました。
ロッジに着くと、先着のキャンパーたちが何人も待っていて、いきなり名刺交換がはじまりました。バスのなかで、大半の名刺を使ってしまったYは、あっというまに私の名刺までぜんぶ配ってしまい、足りない分はあとから手書きでつくることになりました。Hも、名刺をひっぱりだして配りはじめました。
バスが全部到着すると、全員「ぐるんぱ城前広場」にあつまり開営式がはじまります。 c7 キャンプを運営する大学生コーチたちのパフォーマンスや、各ロッジのお世話役高校生のシニアメイトたちによる「じゅげむ」の発表。ラボランドの村長もでてきてあいさつしました。緑のラボハットをかぶったキャンパーたちは総勢で700人ほどでしょうか。そのまわりにテューターの赤いハットがずらり並んでいます。
ロッジにもどって、しばらくすると夕食の時間です。食事は毎回、ラボランドの中央にある「ぐるんぱ城」から食缶をはこんできてロッジで食べます。食缶をはこび、テーブルを用意し、盛りつけて並べるのも、ロッジの全員で協力してやります。全員の分がそろったら「いただきます!」食後の片づけも、全員で。
ロッジ活動は、まずお互いのなまえを覚えることからはじまりました。自己紹介ゲームで名前をおぼえます。名前といっても呼び名で、あひる、ヤカン、エダマメ、ダイコン、なんていう子もいました。キャンプ中は全員大人も子どもも、この呼び名でよびあうのが普通です。ロッジ内でのルールをつくったり、係りをきめたり、2日目の野外活動で何をしたいかをきめたり、そんなこんなで1日目は終わりました。
順番にお風呂に入ったり、お布団を敷きつめて寝る準備。一階は女の子、二階は男の子に分かれて「おやすみなさーい。」

8月8日 月曜日 晴れ

5時半、起床の合図は「はるかぜとぷう」の曲です。すぐ起きる子、最後まで寝てる子。Hはちゃんと一人で起きてきて「おはよう。」布団をかたづけると、今日は野外活動があるので、早めの朝食でした。
野外活動は、黒姫登山や滝へのハイク、カヌーやマウンテンバイク、昆虫採集や植物観察など、挑戦してみたいコースがいろいろあります。Hは野尻湖まで行って遊覧船に乗るコースに、Yと私はおいも掘りのコースを選びました。
c4 おいもの畑は、ラボランドから2キロほど歩いて行ったところ。真っ黒な土の中から、大きなジャガイモがゴロゴロ。すぐにバケツがいっぱいになります。収穫したおいもは、その場でゆでて「いただきます!」ホクホクおいしくて、すぐにおかわりの列ができました。残ったおいもはリュックに入れてお土産に。帰り道はおいものパワーで元気いっぱいでした。Hも希望の野尻湖に行けて満足の様子。体を使った野外活動のあとなのでみんな少々お疲れぎみ。昼ご飯のあとは、お昼寝タイムでゆっくり休みます。ロッジ活動時間になっても、Yは活動部屋の片隅でお昼寝続行中。
ロッジ活動では、キャンプ共通テーマの「じゅげむ」が中心です。30人以上が全員でいっぺんに動くので、みんな自然に体も口も動き出します。大きな声で「じゅげむじゅげむノ..」とやるうちに、英語も日本語もすっかり覚えていました。グループごとにわかれて登場人物のキャラクター分析もしました。おはなしには書かれていない顔や性格などを、いろいろ想像して楽しみました。
ロッジ活動の最中にとつぜん放送が入り、黒姫登頂隊が帰ってきたことを知らせました。みんなで外に飛び出しお出迎えです。早朝から11時間の登山に挑戦した子どもたちの勇姿に、みんな拍手喝采!
ロッジでは、その他に共通ソングバードの I love the mountains や This is the house that Jack built を唱えたり、ワンポイント韓国語講座などもあり、飽きることがありません。お風呂で一日の汗と泥を流したら、盛りだくさんの2日目がおわりました。

8月9日 火曜日 晴れ

「はるかぜとぷう」の曲でめざめたら今日は朝飯前に朝のつどいがあります。隣のロッジ(姉妹ロッジ)とキャンプソングやI love the mountainsなどを歌い 韓国ユースにおしえてもらった、韓国版「だるまさんがころんだ」をみんなで遊びました。
朝食のあとは、スペシャルプログラム。ラボランドのあちこちにじゅげむのライブラリーにちなんだゲームや工作などのコーナーが置かれ、グループごとに好きなコーナーを選んで回ります。私たちのグループは、じゅげむの手話を覚えたり、かけあいの小話をつくったり、ヘルガの持参金に登場するトロールの「若返りのクリーム」ならぬ絵の具を顔に塗りつけたり......
c1 その後各コーナーでもらったキーワードを使って、グループごとに、じゅげむの名前にちなんだ小話の紙芝居を作りあげました。
昼ご飯のあとは、お楽しみのバザー。ぐるんぱ城まえにテーブルをならべて、ロッジごとに集めた品がずらり。10円20円で買える掘り出しものも多くて、子どもたちも夢中。袋いっぱいのお宝をゲットしてニッコニコでした。
テューターのミーティングからもどると、ロッジはシーンとお昼寝の真っ最中。Yはシニアと並んで夢の中ノノ.ロッジ活動がはじまっても、もちろん起きません。ふと気づくとHの姿も見えずノ..2階でお昼寝中その他数名の中に発見。
ロッジ活動もいよいよ大詰めじゅげむも発表にむけて、みんなの動きがかたまってきました。カレーの夕ご飯が終わると、隣のロッジと合流しての、姉妹ロッジ交流会。おたがいにじゅげむを発表し合います。同じおはなしでも、表現が同じところ違うところがあるから見ていて面白い。お互い感想をいいあい、最後はsongbirdsでもりあがっておひらきに。
休むまもなくキャンプファイヤーがはじまります。火を囲んで、コーチによるパフォーマンスやキャンプソング、韓国ユースのノリノリダンス、全員が声をあわせてのかけあいじゅげむ等々。キャンプの最後をかざる火祭りでした。
c8 ロッジにもどると別れのつどいです。部屋を暗くして、ひとりづつ、このキャンプで楽しかったことなど語りました。初日の自己紹介では、はにかんで声がでなかったHも、別れのつどいでははっきりと「野尻湖にいったことが楽しかったです」と言えました。じぶんの順番で口ごもってしまったY。隣にいる大好きなタイシに助けてもらってようやく「おいもほりが楽しかったです」と言えました。

8月10日 水曜日 雨のち晴れ

帰る日になって朝から雨、ときどき雷まで鳴っています。
ロッジのあっちでもこっちでも、記念の集合写真をとる姿が見えます。 遠くへ帰るバスから出発して、だんだん人が減っていくさみしさノノ 指をくわえていたあの子も、落とし物の常習犯だったあの子も みんなよくがんばっていました。
またいつかラボランドで会えるといいね。See you !

最後に Hは、ホームシックに泣くことも無く、一人でもみんなについていけてとてもえらかったです。ご飯もよく食べて、元気に過ごせてなによりです。
Yは、お友だちをたくさんつくって、楽しく過ごせてよかったですね。 ロッジ活動にも積極的に参加して、とてもがんばりました。
低年齢でのキャンプ参加は、本人たちにも試練の連続だったでしょう。 でも小さいなりにがんばり、成長が見えたことは収穫でした。楽しかった思い出を、いつまでも大切にしてほしいと思います。

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