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サケ、はるかな旅の詩
今回『サケ、はるかな旅の詩』を研修する事になり、新潟に馴染みの深いサケを調べていたら
ここ新潟県柏崎市では『柏崎さけのふるさと公園』がある事を知りました。
サケと言えば新潟では村上市と思い込んでいたので、我が町でも盛んだった事に驚きました。
柏崎南西部の谷根川(たんねがわ)は新潟県内でもサケの遡上が観察しやすい河川の一つで
毎年10月上旬~12月下旬にかけて海から川へのぼって来るサケが観察出来ます。
谷根川は青海川海岸の河口からダムにいたる河川ですが
この青海川海岸というのも美しい夕日が見れるという素敵な場所
日本で一番海から近い青海川(おうみがわ)駅もあります。
今年は10月18日、19日と『さけ豊漁まつり』が行われると知り、早速行ってきました!
●さけ汁の無料サービス
●さけの加工品や親魚の販売
●イクラ丼やアユ塩焼きの販売
●人工受精の無料体験 (限定5名)
●さけのつかみ捕り
とにかくさけづくしのイベントでした!
この『さけふるさと公園』は、水環境の自然や生命の大切さを体験、学習できる施設で
谷根川に注ぐ人工河川にはガラス張りの観察窓があり、サケが、真横から観察できます。
展示館には谷根川に生息する淡水魚類の飼育展示やサケについて詳しく学べる施設でした。
さけの増殖事業として人工受精、放流も行っていました。
このイベントで抽選の無料体験もあり、残念な事にハズレてしまい見学のみでしたが
詳しい説明も聞きながら、とても良い体験が出来ました。
人工受精
①子持ちのメスの腹を切り、卵を出します
下にある桶へ(網を滑りながら、余分な体液や血を網の下へ落とします)
腹を割いてみて受精に適した卵か見分けるそうです
②オスの精子を搾り出して卵へかけます
③ゆっくり均等に混ぜます
ここですぐには受精はしなく、別の部屋で保存。
卵に精子が入る穴が開いていて、そこへ精子が入り見事受精したらその穴が閉じるのだそうです。
今回受精し、誕生したさけと会えるのは春くらいでしょうか・・・
↑展示館ではふ化仔魚もたくさんいましたよ♪
さけの遡上
↑こちらは自然の谷根川です!!!
一生懸命上っている様子は動画でも撮ったのですがここでは載せられませんね
ジャンプしては失敗し、急な流れに向かいながら休む・・・そしてまた勢いつけてジャンプ
私の頭の中では『はるかな旅の詩』が流れ、とても感動していました。
ワシなどはいませんが、本当にカモメやカラスが頭の上に飛んでいましたよ!
柏崎に戻ってくるサケは皆4年子とのこと。
ウロコには年輪があり、それを専門家に調べてもらい分かるんです
↑カメラではなかなか分かりませんね・・・
サケの一生懸命な姿、ボロボロになっても挫けないでチャレンジする姿に勇気と感動をもらいました。
そしてサケをもっともっと知りたくなり、これから12月末まで通い続けようと思いました。
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