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お話の中に入り込む(パート2) 01月29日 ()
 やっぱり書き留めておきたいなって思ったので、…。

 昨日の幼児Gの後の小学生Gでの出来事。

 この日は、『ジョン万次郎~1~』を動く日。 このグループは、20名の大所帯であり、全員が初めて動くことになるので、ちょっと提案した。「初めは5人しか出てこないから、5人ずつのグループを作り、4組に分かれて動いてはどう?」と…。

 さっそく、ジョン万、伝蔵親方、重助、寅右衛門、五右衛門の5人の役決めをした。いつもはごちゃまぜで何も言わないで始めるけれど、この日はグループ毎に分かれて、特にジョン万と伝蔵親方はCDを聞いているだけで分かると思ったので、この2人はしっかりと役決めをしてもらおうとしたら、いつの間にか全員決まっていた。
 
 初めて動くのに、何だろうこのみなぎるやる気は…。

裕隼(リーダー) Are you ready?

みんな Yes!

~~~~CD~~~~~

 最初の頃、万次郎が初めて外海の漁に出てアジの群れを見つけ、大漁をよろこんでいると嵐がやってきて、瞬く間に5人はながされてしまった。
 島にたどり着く。
 そこでの5カ月の生活。
 船を見つけて助けられる。ここからは、ホイットフィールド船長にS介になってもらう。船員、そして、クジラになりたい子はそっちに代わってもらい、そのまま続ける。
 クジラを取る場面では、みんな楽しそうに大暴れ!

テューター 「もう、クジラは捕まえられたよ!」

 そう言うと、みんなはクジラの解体に移動。だれかが、

 「肉を海に捨ててしまうなんてもったいな~い!」

 そう叫んだ。

 言葉はわからないけれど、この船がクジラを捕ろうとする現場を目の当たりにし、万次郎はいつの間にか手伝っていた。

テューター 「そこ!ボケッとしてないで、動きなさい!」

 立ち止まって動かないY隼に叫ぶ。

 こんなふうにして、初めての『ジョン万次郎~1~』をCDで通した。

 Y隼 動いてみた感想を言って!
 
 T尋 E実やK子やNっち!入り込みすぎ!!(3人を見て、笑いながら…)

 E実&K子&N月 だってそんな気持ちになっちゃうんだもん!

 H孝 伝蔵のせりふ、しっかり言いたい。

 A音 家で聞くより、動いた方がしっかり感じられた。

 M紀 動いたらよくわかった。

 E実 家で聞いて想像してたのと違う所があった。

 テューター それは、どんなとこ?

 E実 魚を捕る所とか…。

 Y希 動くとよくわかった。

 N人 よくわかんない。

 H俊 クジラ捕り、おもしろかった。

 S郎 楽しかった。

 A紀 ・・・・・

 そんなふうに感想をいいあっていると、突然、A音が、

「さっき、Y隼、話しに入ってたでしょ?」

「そうそう!Y隼、固まって、動かなくなるから。」(S介)

そう言って、笑ってる。

「ジョン万って、初めて聞いたんだけど、以外におもしろいから、つい、入ってしまった。」(Y隼)

 CDで動いている時、動かないY隼に気づいた私は、動くよう促してしまった。だが、いつもの私なら、「動きたくない子はCD聞くだけでもいいよ。」と言っているのに、…。
 私が気づいてやれなかった、Y隼がお話に入り込んでいることを、A音とS介が気づいてくれていたからこそ、Y隼は、さっきの言葉を口にした。

 A音とS介、ありがとう!

 私が気づけなかった所で、T尋やA音やS介が見つけてくれた、〝お話に入り込む”姿を見つけることができてよかった…。

  


 
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