☆Oh, that's a sad and touching story. |
05月01日 (土) |
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なんだか茶化しているみたいですが本当に涙なしでは聞けない話でした。
といってもsadではなく、impressiveかな。
4月から入会の小1YのママNさんの話です。
開設以来小さい時に入会してそのまま小中学生になるというのがうちのカラーだったのですが、
ここ数年(我が子が小学生になって)小学生入会がちらほら出てき始め、
特にこの1年は高学年の入会が何人かありました。
当然ママはパーティーにも来ませんし、仕事をしている方ばかりなので
行事にも来られないことが多く、
その結果前からいらして協力的なママたちとの距離が埋まらないことが気になっていました。
それで初めて夜の父母会を開いてみました(はっきり言うと飲み会ですな)
いつもの強力・協力メンバーがすぐに幹事をかってでてくれてとんとん拍子に実行となりました。
幼児の家庭はこの時期いない(パーティーも休みが目立ちます)けど、
小学生は金曜日も学校があり、ラボにも来ましたから、関係ないようで
土曜日の夜はだんなさんに家を任せて空けられるので、G.W.ど真ん中での集まりになりました。
先日見に行った新しい合宿の施設のパンフをみてもらうのと、質問に答える以外は
私からは話題は用意せず、とにかくママ同士の親睦をメインにしました。
自己紹介では、前からのママは我が子の今までの成長のことや、
3年目くらいで周りが辞めていって自分自身がラボスランプになったが、
周りのママたちや私と話して吹っ切れたこと、
何より子どもが動じてなくていつもラボがすきだったこと、
その結果今ではやめた人はそこで終わりだけど自分の子は
ゆっくりしっかりラボに向き合って成長してきたと実感できることなど話してくれました。
また去年のキャンプで泣き虫あっちゃんを返上できた小2のAのことなども
みんなで我が子のことのように目を細めて喜んだりしました。
一方新しいママたちからはなぜラボを選んだのかという話や
テューターのあの言葉に共感できたという話に一同
「へーテューターそんなことまで考えてくれてたんですね~」とすっとぼけた反応もあり、
またこんな時はどうしたら?という問いに前からのママが答えてくれたりしました。
そしてラストが冒頭のNさんの話。
Nさんは上海出身のとても美人で、ちょっとクールな印象。
正直最初は話しかけにくいかも、という感じです。
(高嶺のなんとやらでしょうか)
親同士がもともと知り合いだった今のだんなさんに会う為に18歳の時に3ヶ月の観光ビザで来日。
その後お付き合いがあって結婚されたそうです。
そのまま定住するのですが、来る前は日本に対してステレオタイプのイメージ、
すなわち自分の上海でのそれより生活レヴェルが高く、毎日夢のようなTOKYOライフ♪を描いてきたのに
実際には中国語も一切通じない埼玉の片田舎のアパートでの生活だったわけです。
知り合いもいない、日本語もわからないから買い物にも行けない、もちろんお手伝いさんもいない。
ご飯も炊けなかったので毎日カップ麺でしのいでいたのが何より辛かったそうです。
何度も帰りたくなったけどそれもできず(当時は日本に来ること自体もとても困難だった)涙にくれる毎日。
そんなNさんの唯一の楽しみが当時流行っていたレーザーディスクカラオケ。
することもないので毎日部屋で中国語・日本語の歌を歌っていたそうです。
字幕がでるのでそのうち日本語もカラオケでマスターしたそうです。
「全くの独学ね」と笑うNさんは下手な日本人よりきれいな言葉使いです。
それから日本でやっていく為に免許も取り、仕事も探し、保険外交の仕事を得ました。
日本語もままならないのに勉強して資格試験もほぼ満点で合格したそうです。
「仕事をはじめてから日本人にはあまり人気ない仕事と知りましたけど、
やっていって考えなきゃ、前向きに生きなきゃねと思いました」と語ってくれました。
そういえば入会時に口座振替用紙を渡した時の質問がプロっぽかったな~(笑)。
自分の経験から歌で外国語に触れその言葉を好きになることが、習得に一番いいと思ってラボに入ったそうです。
「歌えるようになる前は日本語きらいでした」ですって。
前回の日記にも通じる話、歌っていいな~っ♪
そんな話にみんな感動して、この出会いに嬉しくって、コーフン。
あっというまの父母会でした。
これからも具体的に協力していただけるママたちは限られているでしょうし、
なかなか集まれないでしょうけど
お互いが仲良くなったので安心して預かったり(実際に引率していただくことも多いですから)
頼む時もお任せしっぱなしはなくなるでしょうね。
帰りに気がつくと私が1人で歩いていて、ママたちは意外な組み合わせで
おしゃべりしながら歩いていました。
これだけでもやって甲斐があったかな。
私もみなさんが、子育てと自分自身の人生に一生懸命なんだといまさらながらわかって、
もっともっと本気で子どもたちを預からせてもらうぞ~!と決意したのでした。
☆前回の日記のタイトルはうみのがくたいより。くじらのキャラいいね~、実にいい。
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Re:☆Oh, that's a sad and touching story.(05月01日)
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とんかつ姫さん (2004年05月02日 22時59分)
素晴らしい出会い、企画だったですね、新旧取り混ぜた夜の父母会。
これから父母会を組むシーズン、お母さんたちの生活が変わってきた
分、時間帯、曜日帯の工夫が要りますね?
めげずに愛情をもって工夫していらっしゃる(単なる酒好き?)ちびま
まさん、ご立派!
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Re:☆Oh, that's a sad and touching story.(05月01日)
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ぼっくりさん (2004年05月02日 23時23分)
Nさんのお話、”touching story”・・・があてはまるとしみじみ思い
ました。
お母さま同士が知り合う機会を模索中の新人にとって、ヒントのひとつ
になりました。
ちびままさん、すごいですね。
いえ、お酒の事ではないです。
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Re:☆Oh, that's a sad and touching story.(05月01日)
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ちびままさん (2004年05月03日 10時50分)
>姫さま
あ、あのぉ、昼間の父母会もちゃんとやりますよ~。人を飲んべ~みた
いに言わないで下さいな。いつだったか西部のYさんが夜の父母会やっ
てます、と報告されていて、その時は「まあまあ大変」と思ってました
が、タイミング的に難しく考えないでちょっとやってみよう!という気
になったんですよね。飲み会好きなママが何人かいることもわかった
し。もちろん全然関係ない話題も出てましたが、共通項は『ラボ』とい
う顔ぶれなのでどうしても話の最後はそこへ戻る、ということもわかり
ました。実は昨日も別のつきあいで飲み会でした。やっぱり飲んべ
~?!
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Re:Re:☆Oh, that's a sad and touching story.(05月01日)
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ちびままさん (2004年05月03日 10時54分)
>ぼっくりさん
>Nさんのお話、”touching story”・・・があてはまるとしみじみ思
いました。
⇒sad storyにしないところがNさんのすごいところでして。ほんとい
い話でした。
>お母さま同士が知り合う機会を模索中の新人にとって、ヒントのひと
つになりました。
⇒え、ほんとですか?ぼっくりさんのカラーを壊さないようにね。
>ちびままさん、すごいですね。
いえ、お酒の事ではないです。
⇒え、二日レンチャンがですか?でも実は心のどこかで緊張してて
あまり酔えませんでした。ふふっ。
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