幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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カレンダーがきた その2 12月07日 (火)
 ラボ・カレンダーがきた! とは前回もかいた。
ふりかえれば、ラボのカレンダーを子どもたちの絵で
つくりばしめてからもう20年になる。
 それ以前に、「ことばの宇宙」は創刊以来、子ともの絵で
表紙をつくり、かつ子どものさまざまな作品を中心に編んできた。
 それからいく星霜、「ことばの宇宙」の刊行スケジュールや判型などは変化したが、「子どもの表現を応援する」という「ことばの宇宙」の基本スタンスは変わっていない。
 ラボ・カレンダーの絵も、コンセプトはいっしょだ。さまざまにある
子どもの表現のなかで、最も空間的な表現である描画にこだわって応援してみようということだったのだ。
 でもさいしょの年はカレンダーにできるほどの絵があつまらなかった。
大きいサイズにとまどったのか、現在のような物語につっこんだパワフル作品があまりにすくなかったのだ。
 カレンダーの応募サイズのB3という紙の大きさは4、5歳以下の子どもの肩はばより大きい。これは子どもにとってはけっこうな脅威(胸囲?)だ。はっきりいえば無茶かもしれない(当時はそうおもったりもした)。でも、一年に一度くらい、ぶったおれるくらいのガッツとパワーで絵に全力投球することがあってもいいのではないか。描きおわったら、もうたちあがれないくらい魂も身体も絵につかいきってみることもいいのではないか。ということで、やっぱりでかい絵でいこうとかん゛ばってよびかけた。
 ともあれ、さいしょのラボ・カレンダーは2年かかった。
 それから障害はほかにもあった。ラボ・カレンダーはカラーでつくりたい。そうなるとお金がかかる。ラボのなかまに買ってもらわないとなりたたたない。そこで、支部ごとに目標を設定した。そうなると「買わせるのか」
という声もでる。ラボ・ライブラリーのように「絶対必要なもの」とはいえないから、そういう反発というかご不満がでるのは当然である。
 しかし、頑強につづけてよかった。これもラボのほこりだ。こんなパワーにあふれた絵が毎年3000まいも集まる児童画のコンテストはそうそうないし、プロがまちわびる子どもたちの絵もそうそうない。ラボっ子からみれば、絵本作家の先生たちの絵は「うまいなあ」という対象だろう。でも先生たちからいえばラボっ子たちの絵は「ああ、こんなふうに自由にかきたいなあ」という対象なのだ。『かにむかし』『おむすびころころ』などの宮本忠夫先生は、アトリエの仮眠用ベッドの天井にラボ・カレンダーをべたべたとはっている。創作ににつまると、そのベットにねころがりラボっ子の絵をながめるそうだ、そうすると「ちくしょー。こいつらはかるがるとかいてるじゃないか。そこへいくとおれはなんだー」とむらむらとファイトがわくそうだ。
 たしかにとらわれずに描くことができる年齢は5歳くらいまでかもしれない。ピカソは晩年、まさに3歳児のような作品をたくさんかいたが、それについてピカソは「やっとこう描けるようになった。70年かかった」といっている。ピカソのような天才でもほんとうに自由にかくというのはたいへんなことだ。かと思えばジョアン・ミロのように、5歳の目をもっていたといわれる画家もいる。
 そうしてみると毎年、子どもたちの絵をみているとビカソがいるブラックがいるミロがいるルソーがいる。それはとてもわくわくする。
 かたちのうまいへたはとうでもいい。前にもかいたが、夢やあこがれといった心のかたちは丸や三角、四角のようにはっきりとしたかたちではない。
 ラボの絵本に抽象画がけっこう多いのもそういうことだ。
 絵は自由。その自由の意味を次回は考えるのだ。いじょー。
Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
ぼっくりさん (2004年12月08日 08時58分)

SENCHOさん、今日の日記、今後もずっと読みたいので自分のHPに入れさ
せてください。
よろしくお願いいたします。
Re:Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
SENCHOさん (2004年12月08日 09時13分)

ぼっくりさん
>SENCHOさん、今日の日記、今後もずっと読みたいので自分のHPに入れさ
せてください。
よろしくお願いいたします。
----------------------------
了解
Re:Re:Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
ぼっくりさん (2004年12月08日 09時26分)

SENCHOさんへ

びっくり、ご即答、深謝いたします。
早速ページに入れさせていただきます。
Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
ハッターさん (2004年12月08日 10時19分)

あの~私もクリスマス会の時ご父母に、カレンダーを見せてせんちょうさんの
この日記も、読んで頂きたいと思うのですが、プリントさせて頂いても良いで
しょうか?よろしくお願いします。
Re:Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
SENCHOさん (2004年12月08日 13時06分)

ハッターさん
>あの~私もクリスマス会の時ご父母に、カレンダーを見せてせんちょうさ
んの
この日記も、読んで頂きたいと思うのですが、プリントさせて頂いても良い

しょうか?よろしくお願いします。
----------------------------
うーん,ブリントされるのはどうでしょう。あのーそれはひとつのいわゆる
ネット展開ということで書いたセンテンスですから(長嶋調で)……
とはいえ、おきもちもわかるのでプリントする際はひろば@LABOより許可を得
て転載というクレジットをいれて、さらに「買わせるのか」といつた不満の
部分はカツトしてください。お手数ですが。
Re:Re:Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
ハッターさん (2004年12月09日 08時08分)

SENCHOさんへ
了解しました。早速のお返事ありがとうございます。
新人Tの新しいパーティなので、ラボカレンダーを初めて見る方が
何人もいるし、今年初めてカレンダーの絵を応募したので、
来年また取り組む時の参考にもなればいいなと思っています。
Re:カレンダーがきた その2(12月07日)
カトリーヌさん (2004年12月09日 12時31分)

私も、カレンダーを買い支えている一人です。ネームをいれて30部。会員世帯と幼稚園
学校、国際交流先、あらゆるところに配りまくっても、毎年「お絵かき用紙」「プログラ
ム用紙」には困らない。会員募集!!を念じて、「余っているようではだめだ」と自分を
叱咤激励する道具にしています。
紙の表裏に印刷して、真ん中で止めるノート型になったら、送るのにも適しているのに
なー。会員世帯でなく、ラボっ子一人一人に持たせて「マイスケジュール帳」としても使
えるのになー。第一終わった月の絵を捨てなくてすむ。いかがでしょうか。でもそれだと
天井にはってみられないか?(2部使えばいいよ!)
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