新宿ラボセンターで、この6月に出るライブラリー『寿限無』の日本語音声吹き込みを担当する子どもたちの選考会がありました。北海道から四国まで全国から約100名近くの小学4,5年生の子どもたちが集まりました。
「じゅーげむ、じゅげむ...」とってもリズミカルで、練習風景もとても楽しそうでした。制作局から、今日ここに集まったメンバーが既に全員、このライブラリーの制作にかかわっているというお話がありました。最終的には、6名の代表が選ばれました。狭き門です。ただこうした場に参加し、いっしょに楽しく『寿限無』を唱えることができたことは、良い経験になったと思います。
ほとんどの子たちが、パーティから一人で参加しているので、初めて合う仲間同士だったと思いますが、待っている間に、すぐにうちとけ、友達になって、いっしょに練習をする子達。返事も元気で、さすがは国際交流をひかえたラボっ子!と思ってしまいました。
最後に、ラボの方から良いお話がありました。おおよその内容をお伝え致します。
「既に台本を覚えてしまったこどもたちもいます。大人の私たちにできるでしょうか?なかなかできないことだと思います。子どもたちは、すばらしい能力を持っています。その能力は、教えられたことではありません。言われたからできる力でもありません。子どもたち自身が自ら持っている力です。~略~その力を発揮する場を提供するのは、私たち大人の役目だと思います。ラボは、そうした場を子どもたちにたくさん提供しています。」
発表会の季節です。子どもたちの持てる力を発揮できる場が、そこにはあります。大人は、もっと謙虚に子どもたちの能力の高さを受け止めるべきだと感じました。
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