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三輪さんの舞台 |
12月05日 (月) |
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2日の金曜日、トルコ文化センターで
三輪えり花さんの『つづきゆくものがたり』を観た。
もうすでに
何人かの方がアップしているので内容についてはふれない。
いつものながら舞台設定にも三輪さんの想像力があふれていた。
昨年はワイルドの『幸福な王子』を青山の教会で発表したが
これも普段は正面の説教壇をむいている椅子を通路にむける
というドキドキするしかけだった。
今年は……。
『幸福な王子』では自己犠牲 sacrificeという
テーマが背景にあった。
今回の『つづきゆくものかだり』
にはtoleranceとintoleranceすなわち
寛容と非寛容がテーマに流れている。
それはいずれも時代性があり
いまこの演劇をすることの意味が
伝わってくるものだ。
21世紀になってもいまもなお、
血と汗のめぐる地球の岸辺に
いま必要なのは自己犠牲の精神であり
非寛容の暴走をとめられるのは寛容しかないのだと
あらためて思った。
牟岐先生におくったメールを転送しておきます。
8日の一席よろしくおがいします。
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