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"A Midsummer Night's Dream" 1回目 |
07月07日 (木) |
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待ちに待った新刊のラボ・ライブラリー “Hamlet” は、予想通り、いやそれ以上に素晴らしいものでした。
サマーキャンプのテーマであり、パーティ夏の合同合宿のテーマでもある、「夏の夜の夢」を早速聞きました。
まず音楽にうっとり、小気味良いほどテンポの良いセリフにききほれ・・・。
でも劇だからセリフだけで構成されているため、どれが誰のセリフかわかりにくくて、ストーリーを理解するのが難しいと感じました。
そこで映画 “A Midsummer Night’s Dream”(1936年制作)のDVDを見ました。
以下は私の個人的な感想です。
☆まず初めの、妖精がたくさん現れて森の木を登っていくようなシーンが素敵です。この映画の雰囲気を存分にあらわしていてこれから何が起こるのだろうとワクワクさせてくれます。
1936年、CGもない時代にどうやってこの場面を作ったのだろう?と疑問がわきます。
☆ハ―ミアがとっても美しくて、何という女優さんか調べてみると、オリビア・デ・ハビランド。「嵐が丘」メラニー役の有名な女優さん。納得!
☆男性の中では、何といってもボトムの演技が光っていました。ライサンダ―より、ディミートリアスより、存在感があり、魅力的。
ジェームズ・ギャグニー。こちらも有名な男優さんでした。
☆違和感を感じたのは、パックが少年だったこと。
いたずらっぽいのはいいけれど、甲高い声で笑うので、ちょっと個性が強すぎる気がしました。
パックの雰囲気はラボ・ライブラリーの方がずっと好きです。
やはり耳から聞くだけの方が自由に想像できていいと思いました。
映画を見たおかげでストーリーは十分理解できました。
でもラボっ子達は耳で聞くだけなので理解するのが難しいと想像されます。
どうやって小学低学年の子たちにストーリーを理解させるか?
そこで山口地区教務でKテューターが作成してくれた登場人物のカードを利用することにしました。
★まず登場人物を人間(アテネ人)と妖精に分けて、お話の通りにうごかしてみて、私自身がストーリーをよく理解しました。
★よりファンタジーにするために、カードの登場人物に色をぬりました。「恋の三色スミレ」は特に丁寧に。
(CDを聞きながら、久しぶりにぬり絵を楽しみました。)
そして臨んだ、火曜グループ(小学中学年)と水曜グループ(小2~中3)のラボ。
案の定、子ども達の感想は「誰のセリフか分からないから、お話がよく分からない。」が多かったです。
そこでカードを取り出し、
「これを使って誰かあらすじを説明してくれない?」
と聞いたけど誰もいないので、テューターが説明することになりました。
森を表わすために緑の色画用紙を敷いて、その上で物語を展開。
恋人達の三角関係、四角関係の話には、みんな興味津々。よく聞いてくれました。
「わかった。」「おもしろい」と反応は上々。
そのあと、妖精の歌のところまで、テーマ活動をうごきました。
しかしセリフが速いので、まだまだうごくのはむずかしいようです。
でも音楽の雰囲気を楽しむことはできたようです。
来週までの宿題は
〇好きな場面の絵を描いてくる
〇好きなキャラクター(登場人物)を決めて想像して絵、または文(見た目、特徴、性格)を書いてくる
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