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オーストラリアからのおきゃくさま |
09月28日 (水) |
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オーストラリアからK高校に研修に来ているお姉さん(愛称サム)が、9月21日の片山パーティ・ラボに遊びに来てくれました。
サムはK高校生のYさん宅にステイしています。昨年に続き、2度目の訪問。
今回も、すっかり皆とうちとけて楽しんでくれました。

≪ プログラム ≫
1.ナーサリーライム "Oranges and Lemons"
2.ソングバーズ "If I Had a Hammer"
3.テーマ活動(英語・日本語の劇) "The Bremen Town-Musicians"
4.サムからみんなへアメのプレゼント グッバイ!
1の「オレンジとレモン」では、まず絵本を一緒に見ました。
復刻:マザーグースの世界(オピーコレクションより) ほるぷ出版
それから絵本にあるのと同じ遊び方を紹介して、みんなでやりました。
ロンドンブリッジの遊びは人気なので、すごく盛り上がりました。最後の綱引きは、皆本気の引っ張りっこになりました。
2のソングは中2の子達が主になって踊り方を教えてあげました。小学低学年の男子もなんとかできました。
3の「ブレーメンの音楽隊」は、2グループに分かれてお話ボックスで場面を楽しみました。
この頃から低学年の子達の集中力が切れてきたので私はみんなに
「サムにこのお話を一緒にうごいて、楽しいって感じてもらおうよ。もう少しがんばろう!」と声をかけました。
ロバ、イヌ、ネコ、オンドリが歌をうたいながら歩いていく場面と、4匹が協力してどろぼうを追い出す場面をうごきました。
サムはどうぶつの鳴き声などひょうきんな表情でやってくれて、とってもうまいです。
サムにラボのプログラムを楽しんでもらって終わることができて良かったです。
ラボ・ライブラリーは日本人とオーストラリア人の区別なく、共に楽しめる素晴らしい教材だなとあらためて思いました。
それにしても私が驚いたのは、サムが 「ブレーメンの音楽隊」もグリムも知らなかったことです。(もちろん英語版の絵本も見せたのですが。)
英語圏の人ならみんな知っているはずと先入観を持ってはいけないのですね。
そう話すと元ラボっ子が言いました。
「日本の中学生だって『グリム童話』をどれだけ知ってるかわからないよ。
僕たちはラボ・ライブラリーで知ってるけど、昔ばなしを知ってる子は今は減ってるんじゃないかな。
D映画になってる『白雪姫』などは有名でも、映画になってないお話はみんなが知ってるとは限らないよ。」
なるほど、そういえばそうかもしれません。
ならば、ラボ・ライブラリーのおかげで世界のいろんなお話に出会うことができるラボっ子は、幸せですね。
とにかくサムのおかげで楽しい時間が持てたこと、異文化交流することでいろんな気づきがあったこと。
サムに感謝です。
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