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"The Bremen Town-Musicians" 「ブレーメンの音楽隊」 |
11月24日 (木) |
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12月4日、広林パーティとのクリスマス会で発表します。
昨日は火曜グループと水曜グループとの合同ラボでした。
祝日であるにもかかわらず送り出してくださったご父兄には感謝です。
できるだけ多くの子が出席できるように、2回時間をとりました。
午後2時~4時のラボ (小学1年~5年生 6名) の様子を報告します。
☆プログラム☆
1.ナーサリーライムとクリスマス曲の練習
"Four and Twenty Tailors" "Little Polly Flinders" "We wish You a Merry Christmas"
1ヶ月前から練習しています。絵本で歌の内容も紹介しました。
ラボではCDで耳から聞いた通りに歌うのですが、どうしても文の終わりの方が曖昧になります。
そこで 文尾の単語"tailors" "snail" "tail" "horn" "cow" などが何を意味してるか、クイズ形式で聞きました。前に歌の内容を話したことがあるので、誰かが答えてらくらくクリア。
意味がわかると、一層上手に歌えるようになりました。
2.「ブレーメンの音楽隊」を音楽CDでうごく。
初めてセリフのある役に挑戦するWちゃん(小2)は、1つ年上のMちゃん(小3)と一緒にネコの役です。二人でセリフを合わせられてよかった。息があってきました。
今回はナレーションをしたいと言ったAちゃん(小2)は自分の出番を把握して、はっきりと上手に言えました。
主役ロバの後半をやるK君(小2)、セリフが多くて大変。もう少しだよ。
9月に入会したてのHちゃん(小1)は背景のうごきをちゃんと覚えています。ドロボーのセリフ1つ、英・日で言えました。テーマ活動は初めてなのにスゴイです。
用事で少し遅れてきたKちゃん(小5)は、この日のリーダーさん。「みんな並ぶよ」とか、自然に声をかけてくれるのが頼もしい。ナレーションも慣れたもの。
でも、もう前に覚えていたのに、日本語はちょっと忘れた? 「えーっと」が出ないように、もう一息CDをきこうね。
たった6人しか集まれなかったけれど、参加してくれた人には大きな収穫でした。
みんな、仲間とテーマ活動(英語・日本語での物語劇)をする満足感のある顔をしていました。
実際、劇をするには、集まってみんなでストーリーをうごくしかありません。
また、うごいてみたことで気づきもありました。
私:はじめのロバの場面での風車、音楽がとまっても風車の動きをやる?
だれか: ううん。やりにくい。
私:じゃ、何を表現したい?
M:「あのやろう」って飼い主が怒るから、おこった感じを表現する。(腕を組んで怒った様子をする)
H:(同じく、ほおも膨らませて怒った様子をしている)
私:いいねぇ。じゃ、みんなで怒った表現をしようか。やってみよう。ただ立ってるんじゃなくて、怒って立ってるのよね。
≪音楽CDを流してうごいてみる≫
私:みんな、ここの場面、ずいぶん良くなったよ。中高生のグループにもちゃんと伝えておくね!
休憩時間、おやつを囲んでのおしゃべりも楽しいです。
4つの小学校の子が集まってるけど、ちょくちょく会うのですっかり仲良しです。
2時間は長いかと思っていたけど、あっと言う間に過ぎました。
小学校高学年で英語が教科になるらしいですが、その内容は?プログラムは?と気になります。
どうせやるなら、子ども達に英語を勉強と意識させず、楽しい物として出会ってほしい。
ラボでは物語のCD(英語・日本語対応形式、一流の声優さん、素晴らしい音楽)を家庭で聞いて物語を想像し、週に1度のパーティで子ども達が集まって劇を創造する活動をしています。
登場人物になって、その役の気持ちになってことば(英語・日本語)を言うから、気持ちのこもった「生きた英語」が身につきます。
そして、これは聞いた話ですが、外国では教育の一環として、よく演劇活動が用いられるそうです。
たしかに、劇をつくるためには自分の考えを言うだけでなく、人の考えを聞く、一緒に表現をするなど、協力しなければなりません。
セリフやナレーションを覚えるのは責任を果たすことでもあります。一人のことばがつまると、劇全体が止まってしまうからです。
発表する時には、表現力や度胸がつきます。自分達だけが満足するのではなく、見ている人たちに物語が伝わってこそ達成感が得られます。
ラボっ子は幼児では「ごっこ遊び」、小学生からは「テーマ活動」をして、この力を養います。
小さいうちはお姉さん、お兄さんに面倒を見てもらってかわいがられながら、大きくなったら自分がリーダーとして皆を引っ張っていったり、フォロワーとしてリーダーを支えたりします。
つまりラボっ子は社会に出た時に、人と協働する力がついているのです。
そこに英語力がついていれば、どこにいっても通用すると言えます。
ラボ・パーティは今年50周年をむかえました。
「人が好き」「人と協働することが好き」な人間を育てていきたい、それがラボ・パーティの教育理念です。
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