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ラボ・ライブラリーのキヤラクター その1 おやじのはなし 06月11日 (金)
 いよいよ新シリーズ! といってもいつまでつづくかなあ。
ともあれ、歌のCDのつくりかたはおしまい。
 これから、しばらくはラボ・ライブラリーに登場するキャラクター
すなわち、人物、動物、神様、おばけ、妖精、などなとについて
考えてみたい。文句あるやつは、前に出ろー!
 その記念すべき一回目は「おやじ、すなわち父親」にするのだ。
 ラボ・ライブラリーにでてくる父親をすこしひろってみよう。
そうすると、どうもなさけない父親がけっこう多い。
 まずは、だるまちゃんのダディ。雲の自動車でさっそうとあらわれるがねどうも存在感がうすい。ラストでWhisky for Daddyで、にこにこと酒をくらってしまりがない。
 ワフ家のおやじ、の犬の一家はなかなかプライドが高くろも、いたってのんびり顔ではあるが、なかなかどうして骨がある。料理はおろか建築にいたるまで生活全般がお手のもの。人間に飼育されたり、管理されたりすることなんか頭から返上している。それどころか、人間のめんどうをみてやっているという心意気だ。
 やむをえず人間相手に人間語わしゃべるときはあるが、おそらくふだんは犬語で話しているはずだ。ラボ・ライブラリーでその部分も人間語になつているのはわれわれのために本約してくれているのだ。
 これはワフ家のお情けで、人間社会へのあこがれでは断じてない。その証拠には、テレビのMCや警察署長には、ワフ、ワフと犬語でこたえているではないか。人間のマスコミや権力などへのかっぱと、このほこり高い犬語のさけびに目を白黒させたラボっ子は多いはず。さらにワフたちは猫とも会話できるから、かれらの言語能力は相当なものだ。
 ところで、この犬たちの物語を子どもがテーマ活動するとき、四つんばいになるか、ならないかという問題がある。みなさんのパーテイではどうですか。傾向としては、幼児、しかも男子は四つんばいになることが多いようだ。でもねかれらも10歳わすぎると2本ア死のワフになる。そこのところを
おとなはねさらりと通り過ぎることが多いようだ。犬だから、四つんばい。それが幼児の卒直さだと行程しつつ、卒直を単純におきかえてしまいがちだ。ぶるぶる。
 たしかに幼児は「犬は四つ足」という事実に高い位置わあたえている。そこで、その定理わ忠実に守っているにすぎないと思いがちだ。でも、運動機能の面からみれば、四つんばいはすでに歩きはじめた幼児にとっては大きな負担だ。腕の筋力は弱いし、頭も重い。だから自然に四つんばいになるのは、かなり大きなよろこびにささえられていなければならない。
 そのよろこびはなんだろう。これについてかきだすととても長くなるけれど、動物と一体化するよろこび、それは母親からはなれたあとの守護霊的なものに祝福されての一体化のよろこびと関係がある気がする。
 女の子はは、母親として祝福する側の訓練をはやくからするから(おままごととかね)、けっこうはやく四つんばいわやめちゃうのかなあ。
 おっと、例によってはなしがそれた、かようにするどいワフのみなさんだが、ワフのおやじとなるとどうもなさけない、一家の長のとしてえらそうにするときもあるが、かんじんなところでドロボウにはいられたりして、これまたしまりがない。
 ほかに、、父親といえばそうそう『かいだんこぞう』のタケちやんの父親。の人にいたつては、かんじんなところで病気になってしまうし、顔や性格すらもみえてこない。ただふるさとの駅から大きなスイカのような夕陽にむかっておじいちゃんとあるく姿はやたらと詩的だ。かげぼうしに背中をたべられている中年の悲哀そのもの。
 こうしてみると、父親はなさけない存在なのか、ジュリエットの父親もじつになさけない。
 それじゃあ、かっこいいおやじはいないのか、というわけでつくられたのが『ドゥリトル先生海をゆく』なのだるDo Little なんにもしないというのは、じつは反語。次回はこの博士のはなしをかく予定。
 
うーむ、わたしなどは、はずかしながらふたりも子どもがいて
(22歳と20歳)、父親の自覚をもてぬまま子育てをおわってしまった
まさにDo Little 先生 後悔記なのだ。

 
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