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 黒岩PのあれこれVol2
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のりのりキディとがらがらどん 10月14日 ()
小学生ボーイズがアップグレード?して、本当の意味での”キディ”

グループとなった、CHUCHU。みんな勢ぞろいです。(冬にはT君も戻っ

て来るし)。ハロウィンのPeter, Peter, pumpkin eaterを唱えると

大人はちょっとクスクスおかしいのです。でも、子供達は、唄の出だし

のところが面白いらしくて、どの子も直ぐに言える様になります。

おやつをまわす、Come, Butter come もそうです。唱えるおもしろさは

しばしば歌の意味より、先に行くことがあるようです。日本の手遊び歌

と同じですね。Dry bones と Rock my soul は、「Mkちゃんが

得意なんだよね!!」と子供達が言うように、年長のMkちゃんのダンス

がすごくリズム感があっていいのです。子供達、みんな良く知っていて

「じゃぁ、テューターと一緒に前に来てみんなに見せてあげて!」と

言うと、ちょっと恥ずかしそうにしながら、「うん!」と出てきてくれ

ました。すると・・・年中のCkちゃんが「あたしも とくいなの!」と

いって、一緒に前に出てきて踊ってくれました。シャイなところがあっ

たCkちゃんが!と思わず目を見張りつつも、嬉しい驚きでした。ホント

はDry Bones だけでいいかも、と思っていたのですが、子供達が

Rock my soul もやりたい~!というので(キディさんなんですよ!)

それもやることにしました。とにかくきっちりやりたい事を伝えてくる

態度には毎度、感心させられています。これもラボのせいかな。

そのほかハロウィンの絵本を読んだり、There's something in the

Gardenを 何時ものようにやったり。みんなホントにのりのりです。

ガラガラどんは、やっぱりリクエストですが、子供達のなかに言葉が定

着し始めていることに気がつきました。何度も何度も繰返しているうち

に、自然と定着していった、典型的な例だと思います。キディのテーマ

活動は、ずっとおなじものだけやっていくと飽きてしまうし、でも安心

できる定番が欠かせませんし、その辺の兼ね合いが難しいものです。

一度やったらハイ次、というわけに行かないのです。子供達が大好きな

もの、そしてパントマイムにならずに、ちゃんと言葉が定着していくも

のをクリスマスでやってみたいと思います。そういう意味ではがらがら

どん、いいかもしれません。何しろ子供達が、やるたびにトロルの表現

を工夫しています。この日はShチャンが、トロルの手(絵本にも印象的

なシーンがありますね)を表現していて、ビックリ。R君は、最後にト

ロルの残骸(新聞紙)が散らかった川の中に、1人横たわっていて、

「だって、僕は最後までトロルでしょ」と言うのです。ん~、こういう

せりふが出てくると、一段深くなってきたなぁと思います。

読み聞かせは、「三匹のこぶた」。裏表紙の絵、子供達に言われて気が

つきました。面白い絵だったのですね。今更ながら子供の目線ってスル

ドイです。

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中学生は、試験でお休みが多く、今ひとつのりが悪かったのですが、

なんとか「エメリヤン」を動きました。疲れた~疲れた~が口癖の子、

確かに部活の後に来るのは大変です。でもそれに流されていたら、おそ

らく前に進めない。そこで、今日は少し動いて、とちゅうにティータイ

ムを設けました。とはいっても、おしゃべりタイムではありません。

テーマ活動の友をよんで、実は難しいことがたくさん書いてあるのだけ

れど、まずは「トルストイ」の名前くらいは覚えていこうね、と。みん

な知らない、って言うので、1人ぐらい知ってる人はいないのか!?

とビックリ。とにかくCDも聴かないで来るし、自分達が選んだ意識が

薄いのにもビックリですが、中学生のスタートの悪さは今に始まった事

ではないのですが、お尻をたたかないとできないのもいい加減にしない

と・・・ただしそんな中でもディスカッションしているうち、エメリヤ

ンや、アンナの人物像がほのかに立ち上ってきたことは、収穫でした。

また、中3のAyが興味を示していたので、内心しめしめと思ったのです

が「老婆ってさ、何者?」・・・・・答えはありません。でもテーマ活

動の友を読むとヒントが隠れているようなきがしませんか?もちろん、

作者の意図までははっきりとはわからないけれど・・・そこで、急に

「日本でさ、女性に選挙権がもらえたのっていつ?」と振ると、Ayが

「習ったとこだよ!」と教えてくれて。戦争の前、それとも後?ときく

と「後!」女の人って、それまでは男の人より、社会的に地位が低かっ

た、ということかなぁと促し、それでも??という顔の子達に、

「おばあさんってさぁ、もちろん女性だよね?それも、年寄りなんだか

ら若い人に較べて、力とかあるの?」、と。この辺まで来るとようやく

ナゼ「おばあさん」なのか、「おじいさん」ではなくて。とか、年寄り

の意味するところなどの意図が通じてきたようでした。エメリヤンに出

てくる「老婆」に、どれ程の意味合いが込められているかは、読む人に

よっても違うでしょう。なにも「おとぎばなし」に意味合いをつけるの

は、こじつけだと思う向きもあるでしょう。しかし何にも考えず、ただ

うわべだけをなぞっていったとしたら、物語を理解する、という意味合

いはうすれてしまい、作者の意図を読み取る、という物語に対しての

根本的な理解ができないままになってしまうと思って、敢えてそんな話

をしてみました。基本の力は「読解力」なのですから。これは、英語も

日本語も変わらないはずだと思います。中学生のみんな、きちんと取り

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