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 黒岩PのあれこれVol2
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「15少年」航海日誌・9・・・海酔い・・・ 04月10日 (火)
日曜日は、1人欠席でしたが、他のメンバーはみな揃っての練習ができま

した!新学期早々の疲れた中で、送り出してくださってありがとうござ

いました。この日は、イースター。選挙の投票を済ませてから、大急ぎ

で、ゆで卵をぐつぐつ・・・箱に詰めて会場へ持って行きました。ゆっ

くり時間は取れませんでしたが、全員でイースターエッグを作り、割れ

ないようにカップに入れてラップしてお土産です。シュールなエッグや

かわいい作品がいっぱいあったのですが、カメラを忘れたので、紹介で

きず、残念。それから早速「15少年漂流記」に取組みました。

CDを聞けば聞くほど、また、自分で声に出して言えば言うほど、この

話は英語が気持ちいい。この感覚、子供達にもつかんで欲しいもので

す。英語を担当した、鈴木小百合さんが(スマップスマップにも通訳で

時々でてますよ!)3月29日に、国内の優れた翻訳者に贈られる「湯浅

芳子賞」を受賞なさったそうです!おめでとうございます。こういう

素敵な言葉に触れていく事が、後々英語に対する審美眼のようなものを

育てていくのだと、私は確信してます。

それにしても・・・・・・子供達は確かに長時間頑張った、それはホン

トに頑張りました。でも。表現がナゼ、型ではめたようなものしかでな

いのか?!今日は波打ち際というのをやってみました。確かに頭でわか

っているようには出来ないです。海にも行ったけれど、波って、沖合い

や、岸辺近く、波打ち際でごろっと表情が変わるものですよね。みんな

波をやるうちに、酔った様になってきました。それは気分が悪くなった

という意味ではありません。頭の中にひとつの情景が浮かんでソコから

離れられなくなってしまったのです。グルグル同じ状況が頭をまわり、

堂々巡りになってしまいました。テューターも反省です。なかなか、

そこから、エイ!っとはなれられない・・・いうなれば頭の中の「海」

に取り付かれてしまったのです。テーマ活動をつきつめていこうとする

過程には、必ずと言っていいほどこういう場面に遭遇します。それは

言い方を変えれば「こだわり」であったり、「ひっかかるツボ」であっ

たりします。以前、「西遊記」をやったときも、『魔法のひょうたん』

のところで、同じような「底なし沼」に入り込んだときがありました。

英語にこだわるのではなく「何で?そんなことに・・」と思う方もいら

っしゃるでしょう。これは本当に説明するのが難しい。しかしひとつ

いえることは、こういう経験を通すと、子供達の心がなぜかひとつに

まとまっていくのです。一言で単純に「共同作業」と片付けるには、

あまりにも「酔い」に似た感覚です。みんなで行き先の分からない小船

に乗って、翻弄され、グルグルした上に結局「正解」などないと思い知

る経験です。この日はそのせいで、チェアマン島の一部がこんなに大変

なら、島の他の部分をあらわすのは容易ではない、という事が分かった

だけでした。小さな島だけど、「大きい」。自分達は何も知らない、少

年達である、それが実感できたら、もうそれでいいかなという気持ちで

した。ようやく航海も島の存在が感じられて、夜明けがうっすらみえて

きたところでしょうか。いや、まだまだ五里霧中かもしれません。

「いったい、いつまで続くんだ!もう、クタクタだ!」ドニファンの

セリフが身にしみる日ではありました。
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