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 黒岩PのあれこれVol2
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「15少年」航海日誌・10・・・ブリアンの苦悩 04月14日 ()
水曜・金曜と、今週も「15少年」と嵐を乗り越えてきました。ナレーシ

ョンは基本的に、「バクスターをやりたい」と言ってきた2人なのですが

やはり次回へのステップとして、少しでもナレーターの経験をさせるこ

とになったのが先週。遅いよ、というのももっともですが、情けないこ

とに?ナレーションを決めると、ソコだけを集中して聞くことになり、

全体をおろそかにしてしまう傾向があることに気がついてしまいました

ので、あえてそうして見ました。1人ずつの量は、すごく少ないので。

そりゃどう考えても、1人で語ってくれたほうが聞いている方も、やっ

ているほうも気持ちがいいとは思うのです。でも。発表会はナレーター

の出来がどうの、という事ではないだろう、と思ったからです。

小学生、ナレーターは論外、もっと少年達になりきってくれなくちゃ

情けないです。一生懸命頑張っている子もいるし、あぁ、いいな~と

いう瞬間が無いわけではありません。でもでも、甘すぎですね。砂糖の

入りすぎたアイスティーみたいな態度です。

キディさんクラスも彼等だけで「15少年」をやってみました。もちろ

ん、ばらつきはあり、それが年齢によるものではないこともよく分かっ

ています。この日、ふと彼らが船室代わりにしていたカーペットカバー

を「大波だ~」とひっくり返してみました。みんな見事にくるっとひっ

くり返って、大喜び?!「もっと!」というので、お話をやりながら、

波が来る度に子供達をカーペットの波に巻き込んでやりました。ここ

喜んで笑ってる場合ではないんだけど、まぁいいか。彼等の必死なセリ

フが、キュウッとくるほど可愛くて、思わず許してしまいます。

中学生、久し振りのテューター宅。なぜか入ってくる表情が和やかなの

は、自宅のせい?それとも頑張ってきた自信のせい?でも、ブリアンの

Kkは暗い表情。理由は、同じ年齢のドニファン・ゴードン役の2人と

この頃うまくいっていない気がする、というもの。別に15少年を取り

上げたせいではなく、中学に入るまでは仲よくつるんでいたのに、学校

が変わり、男子の中では自分だけがホームスティにいき、中活に参加し

・・・と環境の変化もさることながら、ラボに対するスタンスが少しず

つ変化してきたせいかも、と本人は言う。マァ、ラボやの子だから、仕

方無いけど・・・でもここにきてドニファンとやりあうところが、なん

だか素のままに敵意をむき出されているような気がするらしい。ゴード

ンも味方には思えない様子。自分は「ブリアンなんか好きじゃない」と

言いながらもでも「俺が(ブリアンに)一番むいているかも」という

ジレンマに悩んでいます。この日、早く集ってきた女の子達数人と、

『このままじゃ、セリフやナレーターの問題ではなく、ひどくテンショ

ンの低いものになってしまう・・・どうしたらテンションの低い一部の

子を前向きに持っていかれるかなぁ』という相談をしました。テュータ

ーが、「今日も前回みたいだったら、キレそう」というと、「キレたら

最悪の事態になるだけだよ」と諭されて?しまいました。反省。「じゃ

どうしよっか」・・・「小さい子達のやる気を、大切にしてあげようよ

」とか、「音楽CDで動いたあと、セリフとかみんなの前で言ってもらっ

て、お互いに悪いところと良いところを言い合うのは?」などと建設的

な意見が出ました。結局それを採用。しかしなんと音楽CDで動いたら、

確かにセリフもナレーションもボロボロなのに、何時もと違う。やる気

が違う。目の色が違いました。色々な動きも積極的に意見が出て、おぉ

という感じ。やっと、やっと、本気になった?!終ったあとのお互いに

対する意見も、「あぁ、みんなよく見てるじゃないの~。いつもこうな

らいいのに~」と思うほど。注意もおざなりではなく、男の子達さえ真

剣に耳を傾けていて、いいところには顔を赤らめて照れている、その様

子が中学生らしくてかわいい。モコをやるKmに対して、何時もはあまり

コメントしない子達まで、「Kmちゃん、かわったよね~!!ホームステ

ィに行ってからすごくかわったよ~!!ビックリ!」と声を揃えて

ニコニコしながら言っている様子を見て、テューターは、ひそかにうる

うるしそうになりました。おまけにブリアンのKKは、ドニファンの

Ybとぎこちなさが残りつつもこの役をやったせい?の連帯感が出来て来

た様子。今までは受けているだけだった場面も、「ブリアン」と「ドニ

ファン」のセリフを思い切り口に出して、ぶつかることによって

むしろお互いに言いたい事を役の少年達に代弁してもらったかのように

すっきりした顔をしているではありませんか。Pの始めに、女の子からも

「悩みがあるなら相談にのるよ」と声をかけてもらった、と嬉しそうに

話していました。この一週間、「俺だけ仲間はずれかも」と悩みつつ

セリフだけは一生懸命努力したことが、全員に認めてもらえて「良かっ

た」を連発していました。思わず、テーマ活動のセリフには、こんな

効用もあるんだなぁ~と感動しました。いまどきの子らしく、お互いに

傷つけあうのがイヤで、なんとなくそっぽをむいたり、相手の動向が

気になりつつも、感心の無いふりをしたり。でも、小学生の頃から知っ

ている、いわば幼馴染。ケンカをするほど仲が悪いわけでもなく、お互

い認めて欲しいと心のどこかで思っている・・・・あれ、こうかいてみ

ると15少年に出てくる男の子達によく似ているではないですか!

テーマ活動の中で、あえてケンカっぽく、きつい言い合いをすることで

彼等の心の中の何かが、とけたことは間違いないようでした。

さぁ、日曜は合同練習だ。楽しみにしたいと思います。
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Re:「15少年」航海日誌・10・・・ブリアンの苦悩(04月14日) ・ >>返事を書く
むーままさん (2007年04月15日 00時14分)

 いろいろ書きたいことはあるのですが、書き出したもののまとまりそ
うもありません。苦悩と反省の日々を送っています。小学生年代以下の
聞き込みが悪いのも、役になりきれないのもテューターの責任が重いか
なーと。本気にさせる、というのはなかなか難しいですね。
 1週間前にして始めて音楽CDで2回通しました。まだまだ納得の出来な
い表現もあるけれど時間切れ、になりそうです。こんなことじゃいけな
いのですけどね。初めて同じ役の子たちが一緒になって練習できたの
で、これからその気になってくれるかな?
 ラストスパートお互い頑張りましょう。明日は国井パーティの周年行
事にお邪魔してきます。
Re:Re:「15少年」航海日誌・10・・・ブリアンの苦悩(04月14日) ・ >>返事を書く
クロッキーさん (2007年04月15日 23時07分)

むーままさん
>私も今日、打ちのめされるほどの合同練習でした・・・・
テューターの責任、ほんとに実感しています。うちの場合は、むしろ
中学生年代かも・・・
国井Pの周年行事、さぞにぎやかだったことでしょうね!
今の時期は煮詰まってしまうので、いろいろ他を見にいらっしゃるのも
いいなぁ・・・・テューターがスポンジのようになるのって難しいです
よね~。発表会前は、阿修羅のように?なっているようで自分が怖い
です(;;)私も何とか前向きに行きたいと思います。
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