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 黒岩PのあれこれVol2
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「15少年」航海日誌・11・・・座礁 04月15日 ()
発表1週間前の合同練習の今日。心穏やかではいられないのは当然なの

ですが、私の心が千々に乱れているのは他にも理由がありました。

朝の電話で、語りを全面的に頼っていたバクスターが、発表会に出られ

ないかもというのです。理由は田舎のご親戚のことなので、本当にどう

しようもありません。彼に頼っていたナレーションを、練習のつもりで

分担した小学生達に1人でやってもらうはめになってしまいました。

朝、余りに動転していたので、合同練習を始めようとしてようやく音楽

CDを忘れた事に気がつく有様。いくらなんでも、今日音楽CDなしでは

出来ない、というので、英日CDをかけてみんなで動いていてもらう事に

し、今日つきそいでいらした、小さい方のHTちゃんのお父様に後を託し

て家へ。本当に大失態です。幸い往復20分以内で戻れる距離だったの

で、練習室をあけたときは、まだ中盤をやっている状態でした。なんだ

かおそろしくテンションが低い。おまけにこの期に及んで、なんとセリ

フがまともにはいっていない・・・・ナレーションは、もう悲惨です。

Ytにいかに頼っていたのかを思い知らされました。このままでは発表は

おぼつかない。こんなにひどいのは初めてかも知れない。1回通した後

一体何があったのか聞いても分からない。部屋に入ってきたときから

半目でテューターをにらんでいるAyに聞けば、ワケも言わずに涙ぐむ

有様。ソコへKdが事情を説明しようとして、また涙ぽろぽろ。えぇ~、

何?!どうやら客席をどちら側にするかで、言い合いになったようでし

た。あれれ・・・そんな事で。でもそんな些細な事で感情が高ぶるのは

確かにナレーションの要の不在が大きく影響しているのは間違いありま

せん。何度も彼等には「Ytのせいではないよ。これは誰にだっておこる

かもしれない事態だし、一番悔しく悲しい思いをしているのはYtだよ」

と言い聞かせましたので、彼等も心の動揺のもって行き場所が無かった

のでしょう。分かるよ、テューターも同じです。みんなには、それでも

一週間あるのだよと、活を入れて、改めて音楽CDでやってみました。

見事に言えない子が多すぎてしかる気力も無いほどです。私は楽観的な

ので、コップに水が・・・という表現をするときは、いつも「後半分も

ある」という方です。でもそれをもってしても、どうしちゃったんだろ

う?!というほどでした。中学生の出来が、確かに金曜よりはましかも

しれない、でも、これが一週間前の合同練習?確かに一生懸命引っ張ろ

うとしてくれる子も何人かいますし、「みんな頑張ろうよ!」と何時も

と同じように明るく声をかけてくれる子もいるのです。小さい子は

それでも一生懸命ついてこようとしています。いじらしいです。

2回音楽CDを通した後、中学生だけ部屋に残し、少し腹をわって話しま

した。テューターにむかついているわけでもなく、自分達の出来も把握

しているので、じゃあ後は活入れだけだとおもい、小学生・幼児には

見せない顔できつく言いました。それでもナレーションを分担するとき

は、「そこ、やる」といっていたので、少しほっとしました。どうやら

阿修羅のようなのはテューターと同じだったようです。ようやく硬い顔

の崩れた彼等と別れ、背中に重い甲羅をしょったような気分でうちに

帰りました。(海ガメか?!)家に帰って、『あ、そうだ小1になった

ばかりのMkちゃんがお手紙くれたんだわ』と、封筒をあけてみると、

そこには、アイロンビーズでキレイに作ったハートの顔?と、お手紙が

・・・・・「15しょうねん、がんばります。テューターならなんでも

できます。テューターがだいすきです!」という文面に、今日の事態を

知っていたわけでもないのに、と思ったら涙が止まらなくなってしまい

ました。胸の中に小さいキャンドルをともしてもらったようでした。

私は、子供達を叱ったり、怒ったりしているのに、こんな風に

子供達に救ってもらっているのだ・・・・と思うと恥ずかしいような、

でも本当に嬉しい気持ちになりました。ありがとう、みんなとても好き

です。
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Re:「15少年」航海日誌・11・・・座礁(04月15日) ・ >>返事を書く
ばーばーじゅこんさん (2007年04月17日 11時19分)

 クロッキーさん
 はじめまして、千葉の古狸です。「15少年航海日誌」のタイトルにひ
かれて、ずーっと拝見させていただいておりました。
 実は「15少年」が発刊されたとき、このお話に夢中になった小3の女
の子がどうしてもパーティの35周年発表会でやりたいと主張。私が人数
も少ないし、5歳くらい年齢の高い子ども達の表現は無理とテーマを変え
たかったのですが、子ども達の希望に根負けし、幼児から小学4年生ま
での12人で1話を発表しました。当日の舞台では、助っ人のラボ・ママ
1人とナレーターとして、大学生2人が参加。私はこの発表までの過程
が大切と自分自身に納得させていたのですが、反面不安の発表でした。
結果は、大成功。子どもたちのやる気と一生懸命さが皆の心に残るテー
マ活動になりました。
 今年5年たって40周年をしましたが、その時の子ども達が司会・運
営にもたずさわりました。
 クロッキーさんの15少年達にとっても、心に残る「航海」であった
と確信しています。
 当日は、子ども達が、きっとお話への積み重ねの成果をみせてくださ
ることでしょう。テューター 期待して良いと思いますよ。
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