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外交官の方の講演会を聴きました 08月15日 (金)
8月15日(金)18:30~20:00、グローバル・トレーニング・スクール主催、在マリ日本国大使館の増田是人参事官の講演会を聴きました。

「国際理解に必須の異文化理解」
~世界の今を見る・知る・考える~

増田参事官はフランス語がご専門で、これまでの勤務地もフランス・ベルギー・カメルーンなど、フランス語圏が中心です。

お話すべてが興味深かったです!頭が青森から世界に飛びました。
全部を記録できないので、特に印象に残った部分をまとめます。


○アフリカの現状
「エボラ出血熱」
空気感染はしないのに、なぜここまで広がってしまっているか。
アフリカの慣習で、亡くなった遺体にさわるのが原因。
しかし、それをやめさせようとした医師団が、逆におそわれたりする。
慣習的・宗教的にやめさせることが難しいためだそうです。

その他にも「ボコ・ハラム」というテロ組織は、西洋教育の排除、ワクチン反対などを主張し、少女300名を誘拐したりしている。

アフリカの急激な人口増加の問題。食料難が危惧されている。


○増田参事官がフランス留学中に感じた日本人の弱点
(1)自己主張ができない
 例えば、フランス人の方は、映画を見たら、一晩中、いや次の日の朝まで、ずーっとその話をされているそうです。そして、必ず「あなたはどう思う?」と聞かれます。その時に、しっかり意見を言えなければなりません。

 ここでふと、先日のざおうキャンプを思い出しました。
1班 B グループ、とっても賑やかでシニアは静かにさせるのに苦労していましたが…、ずーっとしゃべっていたラボっ子たち、実は将来、海外でも活躍できる貴重な存在かも…と思ってしまいました!

(2)対外発信能力が足りない
 日本製品だけが流れ込んで、日本人の顔が見えない。製品が良ければそれで良いわけではなくて、説明をしなければならない。
「説明」がなければ、相手には「理解」してもらえない。

(3)危機管理能力が不足
 急に、水が出なくなったら?電気がこなくなったら?
 常に考えておく必要があります。
 私も、先日、NTTのルーターが調子悪くなり、電話もネットも使えない状況に陥り、たかがそれくらいで大混乱しました…

○日本の生き残る道
 日本が「オープンになれるか、なれないか」
 「グローバル」という言葉が頻繁に言われるが、海外に出ていくだけではなく、日本国内そのものがオープンになれるかどうかが重要、とのことでした。


これらは、ご講演のほんの一部です。
たくさん共感する部分、なるほど~と思う部分がありました。

貴重なご講演、本当にありがとうございました!
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