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雪渡り 子供達の???いろいろ から学ぶ 03月02日 (火)
合宿の頃、
「このお話は何月ごろのおはなしかなぁ。紺三郎が胸にさしていた水仙の花って何月ごろ咲くのかな?」
のテューターの問いに
「6がつー!!」
という声が返ってきたことを思い出します。

今ではそう思っている人はいないよね。

テーマ活動はお話に入って動いている中で、みんなの疑問を引き出し、
みんなのアイディアを引き出し、みんなの思いを引き出し重ねていきます。そしてそれらがみんなの共有価値観というか、共有財産となってゆきます。

また、その表現活動を発表するとなると今まで内側で燃えていたエネルギーを外側にもむけて、第3者に伝えるには?ということも重要になってきます。
「つどい」という場所で発表できることに、心から感謝です。
この経験が、これからの子供達の活動をもっともっと豊かにしていくのです。

子供達の???からいくつか拾ってみました。

みんなで黍団子を作った日、
「もしかして、お土産にもらった鏡餅で黍団子をつくったんじゃない?」(うんうん昔話にありがち)
「えー、そうかもよ。」とテューター。
「えー、でも特別席まで用意しているお客様を迎えるんだから、きっと
最初から作っているよー。」
「なるほどー。」
「あっ、そうだねぇ。えへへ。」

四郎とかん子が森に出かけた場面で
「この2人、なんでここが小学校の場所だってわかったのかなぁ?」
「いつも遊びにくる森なんじゃない?」
「入場券にこの辺て書いてあったかも。」
「地図がかいてあったんじゃない?(みんなを見て)まさかね。」
と、おもしろいやりとりに思わずクスッとなります。
「みんな実におもしろい!!おもしろいからもっと言って!!」
「小学校の建物はないけど狐小学校はあるんだよ!!」
「前に紺三郎に会った場所だから覚えているんじゃない?」
「じゃ、迷って行ったわけじゃなさそうね。じゃ、四郎とかん子は
わくわくどきどきで森の中に入っていったのかー。」

どんぐりの徽章をつけた狐の子が2人を案内する場面では、
「今晩は。お早うございます。
 Good evening. Good morning.」はなんか変!
という最初のころの指摘。
気付いている子も何人かいました。(お早うというのは、時間より早めにこられましたね。ということだと思う。)
私も思っていました。
でも、やっていくうちこれもおもしろくてかわいらしい気がしてきたのです。
今では自然にやっています。

また、狐の子が尤もらしくからだを曲げて目をパチパチしながら林の奥を手で教えました。
というところで、なぜこういうしぐさをしたのかなぁ。と何度かなげかけていました。(いつもそのしぐさをせずに、案内していたので)
すると、ある時、ひらめいた1年生!!
「わかったー!!狐の生徒は人間の子供をこんなに近くでよーく見るのがはじめてだったから、珍しいし、なんてかわいいんだろうと思って、目をパチパチして体まげてよーく見たんじゃない?」
テューターもびっくり!!なるほど、そうかも。
「みんなにも言ってみようよ。」
「なるほど。そうかも。」
それから、この狐役の子はそこのしぐさを丁寧にやっています。

幻燈会がはじまり、紺三郎が
「決してそっちの方へ栗の皮を投げたりしてはなりません。」
という時、
「いけないって言われるとやりたくなるよね。」
と言って投げる子あり、
止める子あり、
その様子に、紺三郎役のRくんが本気で慌てたり。
おもしろい子供達です。
テューターもそんなところに大いにまぜてもらいます。

みんなが重要と思っているわりに魂がなかなか入らない部分
「食うだろうか。ね。食うだろうか。」
なかなか恥ずかしさから抜け出せない子供達にテューターから
アプローチ。
「どうして、狐たちは、こんなに必死に心配するんだろう。」
「黍団子食べてほしいから。」
「どうして食べてほしいの?」
「自分達のことを信用してほしいから。」
「そうか。それで、2人は黍団子食べたの?食べなかったの?」
「たべたーっ!!」
「食べたんだよねぇ。決心して食べたんだけど、どうして食べたの?」
「紺三郎さんがぼくらをだますわけない、と思ったから。」
「どうして、だますわけわけないと思えたの?」
「だって・・・友達だから・・・」
「そうか、いつ友達になったの?」
「最初のころ、雪わたりしながら、森で会ったじゃない。」
「テューター、その1聞いてないの?四郎とかん子が♪きつねの子ぁ
嫁ほしいほしい♪と歌ったら、♪おらはお嫁はいらないよ♪て歌で会話したじゃん。」
「そうだよ、あの時友達になって、幻燈会の入場券をもらったじゃん。」
「えー、そーか、あの時友達になってたのかー。」
子供達のあたり前のように出てくる会話に、とてつもない感動を覚えました。

そんな時
「いちいち考えるのめんどーだよ。」という子出現。
「えー、めんどうなの?今テューターめちゃくちゃ感動してるんだけど。」
そんな時
「えー、私こういう風にいろいろ考えるの楽しいよ。」
「私も、結構楽しくなってきた!!」
「答えや決まりがないのがすごくたのしい!!」
「みんなの話聞いてるのも楽しい。」
これら、年長児~3年生の会話です。

ごちゃごちゃとテーマ活動をしているようですが、心と脳をしっかりと
使っているのです。
私は、ラボの子供達からたくさんのことを学び、感動をもらいます。

この日、小5のSくん(ここのところ、四郎役になっていたものの、野球が忙しく、なかなかみんなとやれない日々、いつのまにか自分以外に四郎役が2人もいて、しかも楽しくやっている。複雑な気持ち。)
が、自分の役をどうするか悩みはじめました。
テューターはSくんの気持ち次第と思っていましたが、
「おれ、四郎でいいや。」ちょっと投げやり。
「でいいや。じゃなくて、~がやりたい。ってなってから、言ってください。一応今日中にね。」
すると、最後に、
「おれ、四郎やります!!」
と元気な声で握手しました。
みんな、成長しています。

すると、小4Aちゃん、
「じゃぁ私かん子やりたい!」(いままで、四郎をバッチリやっていたんですけど)
なんか、いろんなことがおこります。
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