幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ラボ教務局の日記
ラボ教務局の日記 [全29件] 11件~20件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
東京言語研究所公開講座で脳科学者、小泉英明博士の講演を聴きました 2 06月25日 (月)
23日(土)、ラボ国際交流センター付設東京言語研究所の第1回公開講座に行ってきました。今回は、日立製作所役員待遇フェローの理学博士、小泉英明氏の講演でした。
小泉先生は、脳科学を専門とし、実証データをもとに自然科学と人文学、社会科学の連携、社会での実践活動を推進されています。
印象に残るお話はたくさんあったのですが、特にラボに関連すると思ったのは以下の脳構造の進化に関するお話です。私なりの理解を記しますので、ご専門の方、もし違う点があればご指摘下さい。

人間の脳の内側の方に、脳幹という生命維持をつかさどる脳がある。これは爬虫類の脳と同じ形をしている。
その外側が「古い皮質」。ここは「生きる力を駆動させる脳」といってもいい。情動をつかさどり、意欲を生むのもここの部分の働き。
さらに外側が、「新しい皮質」。ここは、「よりよく生きるための脳」といえ、知識の獲得や活用をする部分。

従来、教育というと、この「新しい皮質」のレベルで考えがちであったが、これからの教育は、情動をつかさどる「古い皮質」のこともだいじに考えた方がいい。「やる気」「意欲」といったものは、この「古い皮質」がつかさどっていて、「学ぶ」という活動にはこの要素がとても重要。いわゆる臨界期(敏感期)を超えても外国人力士が日本語の発音をきれいに獲得できるのは、こういった「古い皮質」の働きを無視できない、というものでした。

講座のあと小泉先生に、「ラボは子どもの英語などの第二言語習得に、物語を素材としてたいせつにしている」ことをお話し、「それが”生きる力を駆動する脳”に働きかけているのでは?」と質問したところ、「その通りだと思う」と答えてくださいました。

また、講演では「科学は文化が欠落したら意味がない」とおっしゃられ、分子生物学の専門家が、音楽や芸術に造詣が深いことを紹介しながら、日本でも芸術家と科学者が触発しあえるようにしていきたい、と話されました。

ドン・キハーラ
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日本キャンプ協会主催ワークショップ”Jorgi, the Camp”に行ってきました 4 06月15日 (金)
 ちょっと前になりますが、5月17日に日本キャンプ協会主催のワークショップ”Jorgi, the Camp”に参加してきました。
 今回は、カナダ・オンタリオ州のCAMP TAWINGOの運営に携わるキャンプ・野外教育の専門家で、国際キャンプ連盟の事務局長であるJohn Jorgenson(通称Jorgi・ジョギー)さんのワークショップでした。
 参加者は、学校の先生や野外活動指導者、大学生ら約40名。イギリスからの留学生も2名参加していました。
 まずはアイスブレークも兼ねて、初対面の仲間が身体を使って自己紹介するゲーム。そしてじゃんけんを応用したゲームなど室内で楽しめるゲームをいくつか楽しみました。キャンプや事前活動でも使えそうな、簡単な英語を使ったゲームをたくさん教えていただけました。
 そして、パワーポイントを使って「キャンプの教育力」のお話。
「キャンプは日常から離れた特別なコミュニティだから、子どもたちは新しいことに挑戦できる」
「キャンプでは判断したり、決断したり、責任を持ったりすることを学べる。自分で判断したときに何が起こるかを体験できるし、失敗しても自分に選んだ責任があるということも学べる」
「日常生活ではおとなの管理のもとでいちいち指示をされることが多いが、キャンプではキャンパー自身が考えて決断するという状況が作られます。」というお話が印象的でした。
 ラボでたいせつにしている、「子ども自身に考えさせること」「待つこと」などの考え方が、世界のキャンプ教育に携わる人びとの間でも大事にされていることがわかり、うれしく思いました。
 そしてサマーキャンプをまえに、ラボキャンプの教育力にあらためて思いをはせるとともに、ラボランドの横断幕にある「みんなでつくろうラボ・サマーキャンプ」という理念を大切にしたいと思いました。
 キャンプはリスクも伴いますが、安全に配慮しながら、子どもが壁にぶつかって悩んだり、失敗する体験から学ぶことができる、自由さやおおらかさをだいじにしたいと思います。

ドン・キハーラ
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月刊「英語教育」7月号に『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』が載りました 2 06月13日 (水)
 月刊「英語教育」7月号(大修館書店)の書評欄に、『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』(ラボ教育センター編)が載りました。埼玉県の高校の英語の先生が、すばらしい文章を書いてくださっています。「この本を読んで、自分が普段感じていながら、ことばとして結晶できなかったものに出会うことができた。」ということばには、こちらが勇気づけられ、とてもうれしく思いました。
 この本は、昨年4月10日に東京で開催された「子どもの未来を考えるフォーラム~学びあいが育むことばの力」の講演、実践報告、パネルディスカッションをまとめたものです。テューターの方はお持ちだと思いますが、お友達にもぜひご紹介下さい。一般の書店やオンラインショップでも購入できます。
 お近くの図書館にもあるかも。まだなかったらぜひリクエストしてください。

ドン・キハーラ
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内田伸子先生講演会(取手市)に行ってきました 06月12日 (火)
6月10日(日)、茨城県取手市のテューター主催の内田伸子氏講演会「かならず伸びる!子どもの力」に行っていました。
内田伸子先生には、昨年から今年にかけて全国各地のラボで教育講演会をしていただいていますが、私自身はなかなか直接うかがう機会がなく、昨年4月10日の「ラボ45周年子どもの未来を考えるフォーラム」以来、久しぶりにライブで講演を聴くことができました。
印象に残ったのは、「子育てで大事にしていただきたいのは3つのHです。『ほめる』『はげます』『ひろげる』です。この『ひろげる』というのは、視野をひろげる、考え方をひろげる投げかけです。強制や命令ではなく提案としてことばをかけてください。ゆっくり子どもの話を聴いてあげてください。子どもが自分でじっくり考えるなげかけをして、待ってあげてください。子どもは周りの人とのやり取りの中で、語彙を増やしていきます。」
というお話です。
昨年から今年にかけて、全国のラボ十数か所で講演を重ね、そのたびにテューターのみなさんとじっくりお話くださり、ますますラボのことを好きになってくださっています。講演のはしばしで、「ラボは母語をたいせつにしているからいいんです」「ラボは異年齢グループでの共同の学びがあるから子どもがいきいきするんです」と評価してくださり、とてもうれしく思いました。

ドン・キハーラ
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ことばと心の受け渡し…そのとき生まれる表現 2 06月07日 (木)
お久しぶりです。。。

4月21日に行われた言語総研の福田三津夫先生の
表現教育ワークショップ「ことばと心の受け渡し」に参加して
「ことばにはそれをいうだけの思いがある。
 伝える相手がいて、伝える思いがある。
それを時として、しっかり考える必要がある」
という先生のことばが、数々のワークショップを通じて、
心にじーんと響きました。

そして、思い出した事例があります。
昨年末にあるテューターからお聞きした、テーマ活動のエピソード。
“The Pwoaan-Hwaan Cloud Family”を仏/英語で取りくんでいたときの事例です。
小1の男の子の、気持ちのこもったひとことで、それまで表情も乏しく、
ただ手を動かすだけにしか見えなかった中学生たちの表現が、自然と、
物語の「気持ち」の表現に変わった…というエピソードです。

■パーティの記録/合同パーティ (名前は仮称です)
※「最後の場面を、うれしい気持ちの伝わる表現にしよう」
という目標を立てての合同パーティ
テューター   みんなは、パパやママにずっと会えなくて、やっと会えたらどうするかなあ?
かな(小2)  だきつく~! (低学年の子たちは口々にそういっている)
テューター   じゃあね、パパやママたちはずっと会えなかった子どもに会ったらどうするかなあ?
みんな     泣く! 喜ぶ! かけよる! 抱きしめる!
テューター   そうだねえ。そんな気持ちが伝わるように、やってみようよ。

そこで、最後の”April was almost over.” からスタート。
ゆうき(小6)のフランス語はわかりにくいけれど、こたろう(小6)の英語にみんな耳を澄ましている。こたろうが ”They cast their shadows on the lake below.” と語ると、すぐにちび役のみおが ”He! C’est grande soeur et bebe!”といい、
いっしょにちびをやっている3人(セリフはいえるのに、なかなか声が出ない)、
あゆみ(年長)、さら(年長)、りか(年長)に目で合図したかと思うと、
4人で ”Hey! That’s big sister and baby!” と大きな声が出た。
やっとこたろうの ”shouted out together” という語りが重なってきた。
そしてゆうきの ”La grande soeur a souri” を聴いて、ねえさんたちがニッコリでき、
こたろうの英語がクリアだったからだと思うが、”in the light of the setting sun”
と聞き終えるとすぐ、けんた(小1)がうれしそうな大きな声で、”Big brother!” と。

そのとき、今までやったことのない、「一生懸命手をふる」表現をねえさんたちがした。
同時に音楽が入るので、すべてが自然にそうなったことだと思うが、
風の表現をしているまわりの子も思わず手をふったようだった。
それにつられて、兄さんのちびたちの ”Ohe! Yoo-hoo!” も元気にいい、
兄さんたちも手をふりかえすという表現が生まれた。
そのあとは、みんなが「くもをやっています」という感覚から解き放たれたように、
うれしそうな音楽といっしょに、あっちのチビ役とこっちのチビ役が手を取りあって
ピョンピョンしたり、あっちのチビがねえさんに抱きついたり…。
最後に、おとうさんとおかあさんが子どもたちの声を聞きつけてやってきたときも、
お互いに、ハグしたり手をつないだりして、自然にひとつの笑顔のかたまりになった。
こたろうがしっかり声を出してくれて、おとうさん役たちの
”We can all travel together again!” ということばも、初めて聞こえてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
発表を終えたけんた(小1)の感想です。

「さいごに、にいさんとねえさんとあえたとき、おとうさんとおかあさんが
たかい山からおりてくるとき、はるのあわゆきとそっくりの山ざくらがきれいだな
とおもった。みんなでおはなしができてよかった」

自分でも「今まででいちばん聴いた」というほど、ライブラリーを聴いていたけんた。
ねえさんといっしょにいるチビ役のかれの、探していたにいさんの姿を見つけたときの、
うれしい気持ちが “Big brother” ということばに重なったときに、その気持ちが、
いっしょにいたねえさんや、ことばを受けとったにいさんたちに届いたのでしょう。

まさに「ことばと心の受け渡し」がなされた瞬間だったのだと思います。
こんな瞬間、あちらこちらのラボ・パーティで生まれているのではないでしょうか。

これからこの日記では、全国のラボ・パーティの、いろいろな事例を
紹介していきたいと思っています♪

☆Yoshioka☆
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4月21日(土)福田三津夫先生の表現ワークショップ「ことばと心の受け渡し」に参加しました 2 04月23日 (月)
4月21日(土)、東京新宿のラボ教育センターで、福田三津夫先生(埼玉大学講師、ラボ言語教育総合研究所研究員)による、表現教育ワークショップ「ことばと心の受け渡し」が開催されました(対象:テューター、事務局スタッフ)。
午前は、まどみちおの『ぞうさん』『きりんさん』『はひふへほは』等の詩を”登場人物”の気持ちをイメージしながら二人組で声に出すなど、詩をつかった表現ワークショップ。
テューターや事務局参加者の反応のよさに、福田先生は、「ファシリテーターをやっていてこんなに楽しいワ...ークショップは初めて。みなさん反応がいいんだもん」とおっしゃてくださり、参加者はますます張り切りました。
昼食をはさんで、午後からは、群読『教室はまちがうところだ』に挑戦。『はのいたいワニ』を即興劇にして楽しむなど盛りだくさんのプログラムでした。
詩『はひふへほは』の群読では、福田氏が「自分の言いたい言い方で声にしていいんですよ」と言われたとたん、参加者の目が輝き、とたんに声も表情も生き生きとしてきました。
「自分らしい表現をしたい」という意欲を刺激し、そういう場を作ることの大切さをあらためて感じました。
午前、午後の予定していた4時間を越えても、参加者は話したいことがいっぱい。全員が自分の感想、思いを福田先生や、他の参加者に伝えていました。
ドン・キハーラ
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「演劇と教育」に『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』が紹介されました  1 02月09日 (木)
雑誌「演劇と教育」4月号の「本棚」というコラムに『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』の紹介が載ることになりました。「演劇と教育」はラボ言語教育総合研究所の研究員である福田三津夫先生が永年、編集代表を務めてこられた演劇教育の雑誌です。福田先生には、4月21日(土)に新宿のラボセンターで「ことばと心の受け渡し」と題し表現教育ワークショップをしていただくことになりました(詳しくはSNSにもアップします)。
以下は、福田先生が書いてくださった『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語ることばの学び、英語の学び』の紹介です。

▼『佐藤学 内田伸子 大津由紀雄が語る ことばの学び、英語の学び』ラボ教育センター編集 昨年行われた、財団法人ラボ国際交流センター主催の「子どもの未来を考えるフォーラム~学びあいが育むことばの力」の講演、実践報告、パネルディスカッションを一冊にまとめたもの。「『ことばへの気づき』を育てるー小学生にとっての英語を考える」(大津由紀雄)、「子どもの育ちとコミュニケイションーことばの力を育てる環境づくり」(内田伸子)、「『協同的な学び』で英語の学びの質を変える」(佐藤学)など演劇教育にとっても示唆に富む提起になっている。また、ラボ・テューターの実践報告「物語に出会い、心の琴線に触れる活動を」(熊井とも子)がいい。(四六版二二二ページ、一六〇〇円+税、ラボ教育センター)

ドン・キハーラ
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九州支部総会に行ってきました。楽しくなごやかな会でした。藻谷浩介さんの講演よかったですよ。 2 01月26日 (木)
九州支部総会に行ってきました。エネルギッシュで楽しく、温かな会でした。講師にラボOBのエコノミスト、『デフレの正体』の著者、藻谷浩介さんをお招きし、二時間たっぷりお話していただきました。
テレビではなかなか聴けない、藻谷さんご自身の子どもの頃、中学生、高校生の頃のラボの思い出や、そこで学んだことを「私がラボで学んだかけがえのない宝」と、たっぷりお話していただきました。30年以上前にシニアメイト(キャンプの高校生リーダー)をされたときのことを昨日のことのように「あー、今考えるとあのときのパートナーに悪かったあ・・・」とお話されるようすから、優しいお人柄もよく伝わってきました。
また、世界各地で英語で講演する際に、「あなたほど英語でしっかり話ができる日本人男性は初めてだ!」と言われるという話を披露。「ラボで小さい頃からSongbirds(英語の歌)を歌ったり、テーマ活動(英語劇)で物語のセリフをネイティブ・スピーカーの発音の通りにたくさん覚えて声に出したりということを重ねていたことで、きれいな発音やイントネーションが身についた。他者との関係のとり方や協同して働くことの喜びなど、みんなラボの活動、パーティやキャンプで学びました」と話されました。
すてきな、元気をいただける講演でした。
ドン・キハーラ
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本年もどうぞよろしくお願い申しあげます 01月04日 (水)
新しい年がはじまりました。

ポスト45周年の第一歩。
これまで積み重ねてきた経験と知恵を継承し、
さらなる飛躍のために努力する年にしたいと思います。

ラボ・パーティは、
物語と仲間との交流を通して
「心の表現としてのことば」を育てています。

ラボ言語教育総合研究所の調査・分析で
目にし、耳にするラボっ子の事例からは、
なんとか自分の気持ちを英語で伝えようとしている
あるいは、相手を思いやってことばを使うようすが
伝わってきます。

今年から、全国教務委員会の諮問機関として
「言語習得の道筋をみる研究会(仮称)」がスタートします。
ラボならではの「言語習得の道筋」を、
ラボっ子の事例を、つぶさにみることから、
テューターのみなさまと、研究していきます。

忙しい一年になりそうです♪
(日記の更新が頻繁にできない言い訳ではありません^^;;;)

どうぞよろしくお願いいたします。


2012年初春

ラボ教育センター教務局
木原竜平
吉岡美詠子
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ラボ45周年中部支部「子どもの未来を拓く教育フォーラム」にいってきました 11月21日 (月)
昨日(11月20日)、中部支部主催のラボ・パーティ45周年記念「子どもの未来を拓く教育フォーラム~学びあいが育む子どものこころとことば」に行ってきました。
会場は名古屋市公会堂。一般の方、ラボの方(テーマ活動発表もあるので、中学生・高校生の参加者も多くいいなと思いました)を含め、約450名が参加しました。

最初は、佐藤学先生の講演「協同的学びを促進する教師・テューターの役割」。佐藤先生の講演は何度も聴いているのですが、いつも新しい刺激をいただきます。
佐藤氏は「学びの共同体」の三つの哲学として、「公共性の哲学」「民主主義の哲学」「卓越性の追求」を挙げていますが、「民主主義の哲学」のなかで、民主主義は「他者と共に生きる生き方」=個人の尊厳と多様性の尊重と指摘されています。ラボ・パーティの子どもたちは、まさに日頃の活動を通じてこの「他者と共に生きる生き方」を身につけているといえるでしょう。

その後、映像でラボ・パーティを紹介し、佐藤明子パーティのテーマ活動『ジョン万次郎物語 航海記その1』の発表。
万次郎がホイットフィールド船長に誘われて、迷いながらも、やがて決心し”I'll be glad to go to America with you."「アメリカ、行きます!」というシーン、その決意のことばが、子どもたちの心象表現と音楽とみごとにかさなり、ジーンとなりました。

そして、佐藤明子テューターの実践報告を経て、佐藤学先生、佐藤明子テューター、牧野テューター・大儀次長(二人が司会)の座談会。
佐藤学先生の、「文学に主題は無い。だから(実践報告の)ラボの子の『動いてみよう』というアプローチはすばらしい。物語のおいしい味わい方を子どもたちは知っているね」というお話はとても嬉しく思いました。
また、「今は幼い頃からまったく物語に触れずに育ってしまう子が残念ながら増えている。そういう子は小学校に上がっても刺激と反応しかしない子になってしまう。だから、物語は浴びるほど触れたほうがいい。ぜひたくさんの物語を子どもと楽しんでください」ということばがとても印象に残りました。

だいじなことをたくさんいただけた会でした。
準備・運営に当たられたテューター、総局の皆さんお疲れさま&ありがとうございました。

ドン・キハーラ
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