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The missing piece 02月18日 ()
今朝のNHKの番組で翻訳家の鴻巣友季子さんによる、「英語の物語を翻訳してみよう」という課外授業が放送されていた。
対象は小学6年生のクラス。取っ掛かりは『I love you』を訳すことから始まった。
こどもたちは、聞きなれたこのことばをテレながら「愛してます」「好きです」と答えていた。
ところが、明治の文豪夏目漱石が「今夜は月がきれいですね」と訳したのだときいてびっくり。
『愛してる』なんて軽々しく口にできないこの時代、思いを寄せる女性と川原ですれ違う瞬間とっさに出たことばだ。
また、鴻巣さん自身もある小説の中で戦地に向かうお兄さんに向けて告げられた『I love you』を「兄き、死ぬんじゃないぞ」と訳した。

 この二つの例をきいただけで、ことばを他言語に訳すとはどういうことなのか、こどもたちにはぼんやりと伝わったようだった。

彼女はこのようにも話していた。“訳には、自分が周りの物事を日ごろどのように見ているのか、どんな生き方をしているのかが表れる”のだと。
グループで訳に取組んだ後、主役の「IT」 が、かけらを見つけた後のことばをそれぞれ日本語に訳して発表していた。
その訳には、英語では語られていない日本語が付け加えられたり、自分が 「IT」になった気持ちで、その時の感情を表していたり、新鮮で深みのある、しかも感動的な訳になっていて、涙が出るほどだった。

最後に『The missing piece』を日本語のタイトルに訳したときにも、それぞれがお話を自分らしく受け止めて、自分らしさが表れていた。

『自分の人生』『自分は自分のままでいい』『かけたものを見つける楽しさ』・・・・おおよそmissing piece の単語だけからは出てこない訳だ。

ラボっこたちはテーマ活動を通して、この課外授業と同じくらい自由で、奥の深い取り組みをしているのだと感じた。
英語を自分で訳したりはしないけれど、ことばをしっかり受け止め、心で感じたことを、体まで使って表現しているのだから。すごい!

テュータースクールを受講中のお母さんが、課題のポエムの訳に悩んでいらっしゃった。
きっと、ポエムを読んで意味がわかったけれど、それを自分らしいことばでどう表現するか?ここで苦労されているのだと思う。
辞書を引いて、そこに並んだことばを機械的につなげるだけなら苦労はしないけれど、「自分のことば」になおすことで自分を表現する作業は大変だと思うし、醍醐味でもあるのかな。

 Mママ、受講中の皆さん、頑張ってください。
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Re:The missing piece(02月18日) >>返事を書く
サンサンさん (2012年02月19日 08時10分)

まっちゃんさん、おはようございます。
私も見ました。
いい番組でしたね。
鴻巣さんが子どもたちに向き合う姿はラボテューターにつながるものが
ありましたね。

ラボっ子も翻訳は得意ですよね。

ラボでももう少しそのあたりに焦点を当てた活動が展開できたらなぁと
思ったりしました。
Re:The missing piece(02月18日) >>返事を書く
世界科見学 陽二郎さん (2012年02月23日 12時57分)

英語を日本語に「変換」することは比較的慣れている日本人。でも世界
で活躍する人や、頭が柔らかい人は「変換」ではなく「翻訳」している
んでしょうね。僕のような頭の固い人間は、子どもを見習わなければな
らないなぁ。
僕なら「I love you」をなんて翻訳するかな…?
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