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ピーターパンの笛 |
02月17日 (水) |
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西保パーティでは久ぶりに、この1月から全グループ合同で一つのお話に取り組んでいます。
取り上げたのは、私の思い出の「ピーターパン」です。私がまだ、本当にウェンディだった頃、夢中になって聞いたお話。
当時は気がつかなかったけれど、今あらためて聞いてみると、結構いろんなことが「???」です。
もちろん、だからこそ面白いんだけどね。
今、気になっているのは、ピーターパンの吹いていた笛。
ラボのCDでは"pipes"とあり、日本語では「アシ笛」となっています。子どもたちは「足笛」だと思って、「どうやって足で笛をふくのかなあ?」などと言いますよね。
私は思わず、「葦の葉っぱを巻いた笛なんじゃないの?」と言ってしまいましたが、どうやら「葦の茎で作った笛」のようです。
で、今更ながらいろいろ調べてみたら、「葦笛」というのは世界各国にあり、
何本かを一まとめにしたモノと、1本モノとがあるようです。(画像参照)
その中でも、Peter Panと関わりがありそうなところでは、
ギリシャ神話に出てくる牧神"Pan"が持っていたのが、束になったほうの葦笛でした。いわれは・・・
・・・牧神Panが、妖精ニンフに熱烈に恋をして、かなりしつこく追いかけまわしたので、ニンフは怖がって池に飛び込んで、葦の茂みに中に隠れた。
しかしPanは池の中まで追いかけてきて、ニンフを両手で抱きかかえて水から上がった。だがそれはニンフではなく、葦の束であった。
がっかりしたPanが岸辺で葦の束を抱えて呆然としていると、そこにフワ~っと風が吹き、葦の束がきれいな音色を奏でたという。・・・
・・・そうだったのか!でも、そうだとすると、ピーターの吹いていた笛とはちょっと違いそう。
ロンドンの公園にある銅像も、原作にある挿絵も、ピーターの吹いている笛は1本モノのように見えます。
銅像の方は、先の方が2本にも見えるけど(実物を見たことがないので・・・・)。
ラボのCDでも"pipes"と複数になっているので、少なくとも2本仕立てなのかな。
どなたか、真相をご存知の方、教えてください!
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