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マオリの神話つづき |
05月31日 (土) |
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マオリの神話のつづきです。
ニュージーランドは北島と南島がありますが、皆さんはそれぞれがどんな形に似ていると思いますか?
・・・むかし、マウイという半分神様で半分人間のような男がいました。
(その生い立ちについても面白い話がありますが、ここでは省略します)。
マウイには4人のお兄さんがいました。お兄さんたちは釣りが大好きで、いつも4人でカヌーに乗って釣りに出かけるのでした。
マウイはお兄さんたちと一緒に釣りに行きたかったのですが、
お兄さんたちはマウイがご先祖からもらった魔法の釣り針を持っているのをやっかんで、一緒に連れて行くことはありませんでした。
ある日、マウイはお兄さんたちのカヌーの底に隠れていて、やっとお兄さんたちと一緒に沖に出ることができました。
沖に着くと、マウイはご先祖の顎の骨から作った魔法の釣り針に、自らの血を付けて糸を垂れました。
すると、とてつもなく大きな魚がかかりました。マウイは全身の力を込めて釣り糸を引きました。
やっとのことで釣り上げてみると、それは巨大なエイのような形の魚でした。
そして、それがニュージーランドの北島になりました。
マウイは海の神様にご挨拶に行くから、自分が帰ってくるまでその魚には手を触れないようにと兄たちに言ったのですが、、
欲張りな兄たちは、マウイが海の底に消えるやいなや、すぐさまその魚を切り刻んで食べてしまいました。
そのとき、切り刻んだ跡が谷や川になったのでした。
また、マウイたちが乗っていたカヌーは南島となりました。
・・・島ひとつを釣り上げてしまう・・・これもすごく面白いでしょ!
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