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ありそうでなかった、ジョン万次郎関連の本 02月03日 (木)
山本一力氏の作品「ジョン・マン 波濤編」を書店に行ったけど…売り切れ!刷り上がりの予定g2月中旬だから、つぎの入荷が4週間後くらいかもしれないという。ガーン。書店の店員さんが
「2刷まで入荷したんですけど、すぐに売り切れてしまって…」と、申し訳なさそうに言ってくださった。

今読めない悲しさ反面、わたしたちの旬なライブラリーがこんなに求められているなんて!とちょっと嬉しい気持ちになり、「人気なんですねえ」と私が言うと

「ジョン万次郎のことが書かれた本って、あまりないからほしいとおっしゃる方もいるんですよ」

とのこと。中高年の男性の方々なのか、それとも老若男女さまざまなのか、どんな人が読みたがっているのか興味がある(店員さんに聴けばよかったなぁ、と今となっては思う)。

昨年夏、こんどの新刊ライブラリーが「ジョン万次郎物語」だと聞いて、図書館の子供向けの本を借りて万次郎のことは読んでいた。他にも事務局員だった矢部さんから万次郎に関する資料をいただいたこともあった。歴史の授業で名前をしっただけで自分は万次郎のことを何も知らなかった、ということを知った。

昨冬、万次郎のライブラリーがきた。遠い昔、近代とはまったく違う状況で漂流し、数奇な運命に導かれてアメリカで教育を受け、自力で日本に帰るためになんとゴールドラッシュで49ersになって金を稼ぎ運命を自ら切り開き、そして開国後の日本でまた世界へと船出していった、波乱に満ちた万次郎の人生。
 ぐいぐい引き寄せられるようにCDを聴き、斡旋図書『「民際人」中浜万次郎の国際交流』(鶴見俊輔著・ラボ教育センター新書)も一気に読んだ。

今の時代、なぜ万次郎に興味が湧くのか。
閉塞感のなか、激動の幕末が始まろうとしている日本、



ラボのみんなはもちろん、書店で ジョン・マンを求めたあるいは求めている方々とも、是非とも話をしてみたいです。

でもやっぱり、テーマ活動で動いて万次郎を追体験してみること、掘り下げてみること、これがやっぱり、一番おもしろいんじゃないかな。そしていろんなパーティで、どんな意見が出ているのかも知りたい。ウインターキャンプに行けなかったけど、みんながどう感じたかも聴いてみたい。


売り切れ中の「ジョン・マン」を待つ人々にくらべたら、私たちはずいぶんと恵まれているかもしれない。
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