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橋をかける 07月25日 (金)
先日「読み聞かせが脳に与える影響とは」という講演会を聴きにいき、その中で美智子皇后のインドで行われた基調講演をまとめた本
「橋をかけるー子供時代の読書の思い出」を紹介してもらいました。

一部の文章を紹介してくださったのですが、素敵だったので図書館で早速かりてみました。

「生まれて以来、人は自分と周囲との間に、1つ1つ橋をかけ、人とも、物ともつながりを深め、それを自分の世界として生きています。時として橋をかける意思を失った時、人は孤立し、平和を失います。この橋は外に向かうだけでなく、内にも向かい、自分と自分自身との間にも絶えずかけ続けられ、本当の自分を発見し自己の確立をうながしていくように思います。」
と、このタイトルともなった言葉について触れています。
美智子様の子ども時代はまさに戦争の最中。不安定な世の中にいながらも
何冊との本の出会いがご自身を歩き続けさせてくれたと。

そして、
「今振り返って、私にとり、子ども時代の読書とは何だったのでしょう。
何よりも、それは私に楽しみを与えてくれました。そして、その後に来る、青年期の読書のための基礎を作ってくれました。
 それはある時には私に根っこを与え、ある時には翼をくれました。
この根っこと翼は、私が外に、内に、橋をかけ、自分の世界を少しずつ広げて育っていくときに、大きな助けとなってくれました。
 読書は私に、悲しみや喜びにつき、思い巡らす機会を与えてくれました。本の中には、さまざまな悲しみが描かれており、私が自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷づいているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした。」

と講演の最後の方に平和への願いを込めてお話されています。

この言葉にいたく感激しました。
美智子様の育った環境や考え方が素晴らしいと思うと同時に、子どもたちが希望や喜びに向かって生き続けられるよう、大人が環境を整えてあげることは大切なのだと感じました。

パーティのお便りにも載せ、ラボの目指すところもここにあるのです!と書きました。
根っこをしっかり作り、外に、内に、橋をかけ、自分の世界を少しずつ広げ、羽ばたける翼を与えてくれるのがラボだと信じて続けているのですから。
Re:橋をかける(07月25日)
lovelove-senseiさん (2014年07月29日 07時27分)

以前、橋を架けるは読んだことがありましたが、図書館に行き読みなお
しました。人としての在り方を考えさせられる本です。
心にスーッと染み入りました。
Re:Re:橋をかける(07月25日)
マーシャ嬢さん (2014年07月30日 00時12分)

lovelove-senseiさんも
ご存じだったのですね。本当に染み入りますね。
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