2025年11月の紹介
Goosey, goosey, gander

2025年11月の紹介
Goosey, goosey, gander
| Goosey, goosey gander, Whither shall I wander? Upstairs and downstairs And in my lady's chamber. There I met an old man Who would not say his prayers. I took him by the left leg And threw him down the stairs. |
| があこがあこ ガチョウのだんな ちょっくらそこいらまわってこよう 上へいって 下へおりて 奥方のおいまへはいりこむ そこでじいさまにいきあたる お祈りしないばちあたり ひだりの足をつかまえて もろに階段おとしてやった |
今回紹介する歌は「Goosey, goosey, gander」。
この歌も、ほかのマザーグースの歌と同じように、イギリスで昔から親しまれてきた歌です。
この歌が最初に出版された一番古い記録は、1784年。
『Gammer Gurton's Garland』という本に掲載されていましたが、人々の間ではそれよりも前から歌われていたようです。
実は、出版された当時の歌詞には、今のように「じいさまを階段からおとす」ような場面はなく最初の4行だけしかないようです。
マザーグースの研究者で知られるイギリスの民族学者Opie夫妻によると、前半の4行と後半の4行はもともと別々に伝わっていたのではないかとのこと。
時を経て、別々の歌がひとつにまとまったと考えると、なんだか不思議な感じがしますね。
また、「I love sixpence, jolly little sixpence」(2025年10月に紹介)でもご紹介した「韻(いん)」もこの歌の魅力のひとつです。
韻とは、言葉の終わりの音をそろえて心地よいリズムを生み出すこと。
たとえば最初の4行では、
Goosey, goosey gander,
Whither shall I wander?
Upstairs and downstairs
And in my lady's chamber.
というように、きれいに韻を踏んでいます。
声に出してみると、想像以上にリズミカルで歌いやすいですよ。
ぜひお子さんと一緒に、楽しみながら口ずさんでみてください。

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