幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧そのほかランダム新規登録戻る 0361507
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
Welcome!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
夏の思い出! 10月06日 (木)
空は高く夜は深くやさしくなってきました。
過去の日記にもたぶん書いたと思いますが、この夏、ぼくはシアトルからとんぼがえりして、8月9日にラボランドにあらわれ、キャンプ5班のラボっ子たちの『寿限無』をひそかに見て、翌日の10日にニコルさんと会いました。
 もちろん、中身は来年の新刊のうちあわせです。約束の11時ぴったりにラボランドから車で10分ほどの仁の倉(にのくら)という所にあるご自宅についたのですが、ニコルさんはなぜか時間をかんちがいしておられ、ラボとのミーティングは夜だと信じ込まれていたようで、なんとまだおやすみになっているとのこと。
 スケジュールを管理している方となんども確認していますので、「いや、お約束はたしかに今日の11時のはずで……」と応対にでた方に申しあげると、「じゃあとりあえず、あがっておまちください」ということになりました。なんでも、昨日まで3日間、アファンの森で迫害をうけている子どもたちと過ごし、夜は奥様の妹さんたちがお泊まりになられたので,はりきって料理なとをされてすっかりお疲れとのこと。
 待つこと15分。やがて水風呂(ご自宅の裏手に屋根つきの露天風呂がある!)につかってさっぱりしたニコルさんが登場。「えーっ,今夜の約束じゃなかった」「いえ、おそれいりますが○○さんと何度も確認しましたけれど、今日の11時ということですが……」「そうかなあ、ぼくは今日の夕方、鹿の肉をもってラボランドにいこう思ってたんだよ」(あとでわかったが、夜は夜でちゃんと別のアポがあった!)
 それでも、紅茶をのんだニコル氏は元気をとりもどし、「さあ、だいじょうぶ仕事の話をしよう!」。
 仕事の話はかけないけれど。充実した時間となりました。やわらかな黒姫の夏の光がさしこむリビングのテーブルをかこんで来年にでる新しいラボ・ライブラリーの話がすすみました。
 ところで、ニコルさんには、以前から一度アファンの森を見せてくださいとお願いしていましたが、なかなかそのチャンスがありませんでした。今回のアポをとるときにその旨を話したらOKとのこと。でもねおぼえていてくださっているかな。
 「あのー,おききになっていると思いますけれど、ニコルさんの森を歩いてみたいんですけれど……」「いいですよ。お昼ごはんを食べてからみんなでいきましょう」「ありがとうございます!」
 というわけで、奥様とニコルさんがつくられた魚の塩焼き(サンマが信じがたいほどうまい)やシチュー、そして夜にラボランドにくるはずだった鹿肉入りのパスタなどをいただき、いざ森へということになりました。
 ニコル夫人のマリコさんが運転する車で10分ほどで森に到着。夫人とその妹さん、そしてなぜかバレリーナの男女ふたり。 全員で6名ほど。
 ニコルさんによれば、森にインパクトをあたえすぎないためには一度にはいる人数はある程度制限すべきとのこと。でも、ラボランドのようにたくさんの人が集う森もたいせつで、そういう意味ではラボランドの森はとてもよい状態だそうです(ちょっとうれしい)。
 およそ2時間のショートコースでしたが、とにかく森のもつ霊気というか迫力に圧倒されました。心のなかに「なあに森じゃん」という安易なものがあつたのでしょう。すっかりうちのめされました。ぼく自身も野外活動は大好きでキャンプ歴はそれなりにあると自負していましたが、そんなものは一瞬にふっとびました。息づいている森、ちゃんと手がはいっている森はまさに「生きている森」です。精霊の300ひきくらいはいそう。
 ニコルさんによれば、森の手入れを手伝いたいというボランティアの希望の方は多いそうです。でも、ボランティアだと無理はいえないし、森の知識もとぼしいから逆にたいへんだそうです。まわりの国有林も手をいれてほしいといわれているそうですが、間伐材の使用などでまだ折り合いがついていなかったり、国や自治体との考え方の相違をうめていくにもまだまだ時間がかかるということでした。
 森の出口で、ニコルさんは「ちょつとまって、とってもまずいものがあるから」といって、ぼくたちを野性のラズベリーのところにつれていきました。ぼくはすぐラズベリーとわかりましたが、何人かの女性陣はきょとんとしています。ニコルさんは、ひととくち食べて「うーん、とってもまずい! まずずきる!」ぼくもひとくちいただいて「これは危険。とってもまずい」
そしてニコルさんと大笑いしました。
 奥様と妹さんたちは、えっなになになにとふしぎそう。
そのあと、ニコルさんはわさわざ黒姫駅までおくってくださいました。
 森は語る 風もはなす 川もうたう
今度のライブラリーはいい作品になりますよ。


 
Re:夏の思い出!(10月06日)
ちこらんたんさん (2005年10月07日 22時49分)

素敵ですね・・・。
憧れのアファンの森へ行き、憧れのニコルさんと歓談。
とてもうらやましくて、ほ~っとなってしまいました。
一度でいいから、そんな時をすごしてみたいです。
ライブラリーも、とても楽しみです。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.