幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ブラウザ復帰 鹿鳴館 02月14日 (火)
いやはや,先週なかばブラウザ(ウェブサイト閲覧ソフト)につかっていたエクスプローラー(多くの人がつかっているマイクロソフト社の製品)がいかれてしまい日記に書き込むどころか「ひろば」を見ることすらできなくなった。とうぜん検索もできない、とくにぼくは辞書のたぐいは英英辞典ではウエブ上でごまんとのっているなかから約5種類を選んで(語彙数 例文 発音 語源などすぐれているもの)つかっているのでたいへんこまった。ぼくはMACのG4をつかっていて、このいかれてしまったエクスプローラーはマック用である。マックとウインドウズとどっちがいいかなんていう古くさい議論はいまさらする気はないけれど、わが制作のスタッフはみなマックである。理由は単純で、印刷、デザイン、音楽などのいわゆるクリエイテイヴ系のプロは多くがマックだからである。ビジネスにはウインドウズがたしかによいのだが、ソフトウェア的には編集・デザイン用にはクウォークやイラストレイター、フォトショップ、また音楽スタジオでは、プロトゥールス(ほとんど世界標準のソフト)なとが圧倒的多数でつかわれ、音楽の制作でもフィナーレ、やシベリウスといつたソフトウェアがある。もっともこれらのソフトはかつてはすべてマック専用であったが、現在ではウインドウズ版もでている。ただいま大人気のアイポッドもウインドウズ版ができてからシェアがさらにのびた。
 マックはそういうわけでアートおよび音楽関係者の必需品であるが、ときどきわけのわからない動きをしたりしてこまらせる。「マックは悪女だ。つきあうのがたいへん」という人もいれば「だからかわいいんだ」というマニアックなやも多い。
 すねたり、ぶちきれたりするマックをなだめるにはいつくかの手があって、ほっておく、はげます、劇薬で治療するなどでごきげんをとりもつのだ。
 今回もありとあらゆることをやったのだが、とうとうだめで、エクスプローラーそのものをいれかえるしかないなというこになった。しかし、肝心のエクスプローラーはマック用については昨年で提供が終了している。そこで、マック本来のブラウザであるSafari(サファリ)にいれかえた。アップル社は、開発しているソフトなどにアフリカの動物の名前をコードネームにしている。つまり、製品発売までは暗号でよぶという秘密保持半分、かっこつけ半分のならわしだ。いまおもにつかわれているOS(基本ソフト)のOSX10.3はパンサーとよばれていた。このSafariはコードネームがそのまま製品名になったものだ。
 ちなみにここ数年は、ラボ・ライブラリーも開発コードでよんでいて、ギリシア神話関連の名前をつけている。GTS-1「ひとつしかない地球」はApolon(音楽の神だからね)、SK30『寿限無』はBacchus(お酒の神、熱狂の象徴)、そしてこの夏のニコル氏の新刊はCronosよばれている。クロノスはゼウスたちにほろぼされたタイタン族のボスで時を支配する(クロノグラフとかいうでしょ)。25年ぶりのニコル作品で時をこえるという意味と、『日時計』のなかのセリフ「だれもクロノス、すなわち時の流れからはのがれられない」にちなんだのだ。なお、クロノスはゼウスにほろぼされ、ばらばらにされてしまうが、その身体の一部が海をただよううち(身体のどの部分かはちょっと書けない)、それが泡(ギリシア語でアフロス)となり、そこから美しい女神が生まれる。それがアフロディテ(ビーナス)である。その美しさには神がみもあらがえないという。
 ところで、いま竹芝の劇団四季の自由劇場で三島由紀夫の『鹿鳴館』を上演している。今回のライブラリーにでていただく日下武史さんが出演している。今夜みにいくのだ。
 三島再評価、そして濃厚なストレートドラマの時代がきているきがする。三島が自決したのは1970年11月25日。ぼくは高3だった。
Re:ブラウザ復帰 鹿鳴館(02月14日)
ハニーさん (2006年02月14日 12時38分)

ライブラリーに日下さんが出演ですって?
なんとなんと。日下さんならきっと素晴らしい作品になるでしょうね。
せりふの語りのうまさ、間の取り方、舞台上の存在のしかた、いろいろ
な面で評価している俳優です。
やったー。
「鹿鳴館」は忙しくてまだ観ていません。全部済んだら行きます。三島は
言葉がこの上なく美しいから好きです。別世界ですね。
Re:ブラウザ復帰 鹿鳴館(02月14日)
SENCHOさん (2006年02月14日 13時45分)

はい、日下武史さは鮭のが卵からかえり、幾多の危険をのりこえて
海にむかい、そしてまたふるさとの川にもどって一生をおえるという
壮大な叙事詩 THE SALMON SONGの語りをされます。英語の語りは
もちろんニコル氏本人。超豪華顔合わせです。先週、日下さんにごあいさつしに自
由劇場までってきました。浅利慶太氏よりひとつ年上ですが、たいんていねいで腰
のひくい方でびっくりしました。やはり一流はちがうなあ。
 この物語はほかのメンバーも豪華。日本語はラボ・ライブラリー初登場、OGの
森洋子さん。絵はカナダ先住民のアーティトでスミソニアンにも展示室があり、バ
ンクーバーの空港にも作品がかかけられているスーザン・ポイント。そして音楽は
バンクーバー在住のエイドリアン・ダンカンとカナダ先住民のパーカッショニスト
というものすごい組み合わせです。
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