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★★関西から<黒姫登頂>日記★★ (13) 08月08日 (火)

黒姫4班、天候に恵まれ、無事帰ってきました。
テユータが100人ほどおられたようで^^;
きっとたくさんの方が日記で紹介されることと思うので、
私はとりあえず、黒姫登頂の様子を載せることにしました。

*********

【夕方】
完全装備のセレクション風景。
荷物を全部出して、1つずつ厳しくチェック。

合否判定は、夜、それぞれのロッジにて有り。

【20時45分】
キャンプ1日目にして、黒姫登頂隊のみ、
ロッジの仲間と離れて、<集雲堂>に集合。
<いきなりロッジのみんなと離れるのは知らなくて、ちと寂しかった・・(;;)>

持ち物最終チェック。
自己紹介。
頂上でどんなことでもいいから、何かをしよう!
(たとえば、何かを叫ぶ、写真を撮る、何でもOK!)

事務局のささきさん(チャッキー)から、こんな言葉がありました。
「1~2班は雨で中止。3班は途中から車?。そういうすべてのみんなの気持ちを
 背負っての4班であることを肝に銘じること! セレクションに受かった限りは、
 頂上まで登れて当たり前! 最終目標は、ラボランドまで無事に帰ってきて、
 初めて登頂成功!なんだよ!!」
みんな真剣なまなざしで聴いていました。

極力荷物を少なくして、最低限を持って来たのに、
最後の最後に、チャッキーから
「すいません、テュータの方は、万が一の予備の水を1Lずつ
 お願いしますぅ」
<えーーーーーーーー!!自分の水1.5Lに更に1L増えるの?^^;
 これも聞いてないよ・・・(苦笑)
 歩く前からすでにリュックを背負ったら。。。お、お、重い・・・。
 これに食事2食分とアクエリ1本か。。。覚悟せな、ね・・。>

登頂する服装のまま、寝袋に入って、横になる。
<テュータの私がみんなの脚をひっぱったら、どないしょう?>
不安一杯抱えて眠りにつく・・・(21時45分消灯)

【4時45分】起床。(もう明るい。)
顔だけ洗って、寝袋を片付けて、出発!


【5時20分】ラボランド出発
2食分のお弁当を<たろう丸本部前>で受け取り、
バスで黒姫登山口まで移動。
(はぁ。。いよいよだぁ。。ほんまに大丈夫かな。。?)

【5時50分】登山口入り口

「本当は体調が悪いのに無理してここへ来た人、
 今ここで引き返してください。」とチャッキー。

【6時20分】古池にて朝食

「帰るならここです。本当に大丈夫ですか?登ってしまったら這ってでも自分の力で
 降りてこないと駄目ですよ!本当に今、言ってください!」とチャッキー。
こうして何度か聞かれる度に、生半可では駄目だ。。と一瞬たじろいでは、
絶対頑張ろう!と決心を固めていく私がいました。
こどもたちはどうだったんだろう??? みんなニコニコしてたけど(笑)
あ、中学生が「もう駄目だ・・」とちょっと弱音をはいてましたね^^;

当然ですが、トイレというものは下山するまで全くないので、
男子はあっち~、女子はこっち~、とお互い気を使いながら用を足した^^

【6時50分】古池出発

途中、短いんだけど、1本の丸太を渡る。
「ここは一人ずつ渡ってください! 落ちたら、沼地で、太ももくらいまでズボズボと
 はまるので、真剣に歩くことー!」先頭の女性インストラクターの指示が入る。
「ここを渡ったら、岐路地点で休憩ですから頑張りましょう~」
とも言われ、よっしゃー!もうすぐ休憩だ~!と張り切って歩く。

けど。。。岐路地点がなかなか出てこない。。。
最後尾にいた男性インストラクター長谷川さん(おっちゃん)に
「岐路地点って?まだ?」と聞くと、
にた~っと笑って、「もうすぐです!」と答える。
「え?」
「私たち、何回聞かれても、「もうすぐ!」って言いますよ」
「えーーーーーーーーー!だまされたぁ~~~~」
「はい、そうやってだまされてくださいね(笑)」
「・・・(苦笑)・・・」

【9時15分】
やっと着いた休憩場所で10分休憩


約40分ごとに休憩を取りながら、ひたすら登る。
挑戦2度目の姫ちゃん(九州のテューター)は、杖持参。
同じく2度目のまっつ(千葉のテューター)は、山で枝を拾って。
私もまっつに枝を見つけてもらってからは、登るのが随分楽になった^^;

高山植物のリストをもらったけど^^;見る余裕がなく。
おっちゃんにその都度教えてもらう^^
白樺の仲間で銀色に光った木がすごく綺麗だった。

 何回目かの休憩地点で、ハプニング発覚!
 一人の女の子のトレッキングシューズの底がはずれそうになる!
 すると、姫ちゃんのリュックから何とガムテープが!!!
 何年かするとゴムが劣化するらしく、最初はどうもなくても歩いてる
 うちに剥がれ落ちちゃうことがあるそうだ(姫ちゃんも昨年経験済)

 女性のインストラクターが、シューズの上から丸ごと!何十にも
 グルグルとガムテープで巻きだした。
 「今の時点でよく気がついたね~」と女の子を褒めていた^^

【10時30分】
「随分、上に登ってきましたよ~。疲れたら、たまには、
 後ろを振り返って景色をみてみてください」とおっちゃん。
その振り返った景色がこれ。

(右側写真の真ん中の池が、朝食を取った古池。随分小さく見えるでしょ?)

【11時00分】
しばらくして、頂上がすぐ目の前に見えてきた。


【11時20分】頂上に到着♪♪♪

お弁当を広げるが、塩漬けきゅうり1本とおにぎり1個しか食べられず(;;)
この時、少し体調の異変を感じたが、頂上に来れたうれしさで打ち消す。
食後、みんなで記念撮影^^


(一人で撮るのを忘れたので、降りる直前に自分で自分にカメラを向ける)

【12時00分】予定より10分遅れで頂上を出発。

下りは、岩が多く、木の根っこが絡まって下の土がなかったりして、
両手を使って、木の幹をつかみながら、あるいは、段差が大きいと、
後ろを向いて岩につかまりながら、慎重に降りていく。
下りには、杖は不要で、両手に軍手をはめて、突き出た枝をロープ
代わりにしながら、急な坂をズルズルとすべりながら下りたりもした。
(キャンプ手帳には軍手が( )付けになってたけど、
 登頂するなら、手を守るためにも、軍手は絶対に必要!!)

途中、まっつに「光ゴケ」を教えてもらう。
岩が重なって奥まった暗い中に光を発するコケを見つける。


【??時??分】6合目地点にて休憩
子供たちの水がなくなり始める。
(私自身の頭痛がひどくなり始める
 キャンディをもらっても食べられなくなる。)

【??時??分】4合目地点にて休憩
歌を歌えるくらい元気な女の子たち、グタ~となってる男の子たち、
体力の差が見られる。
(私は、立ってられなくなり、目も開けられない。
 呼吸が苦しくなり、涙目になってきて吐きそうになるが我慢する。
 かなり頭痛が辛くて、姫ちゃんに鎮痛剤をもらう。)

【??時??分】2合目地点にて休憩
給水車が来るのを確認し、こどもたちはお互いに水を分け合う。
(私も残った水を全部飲み干す。
 鎮痛剤が少し効いてきて、頭痛がマシになる。
 子供と話をする余裕が戻ってくる。)

【15時30分】山道到着。給水車で水を補充。
ラボランドまで急な坂はないと知り、水も飲んでみんなかなり元気になる。
(私も頭痛が消え、すっかり!元気になる)

【16時00分】山小屋近くの草原でトイレ休憩(公衆トイレ)
みんなで振り返って、黒姫山を望む。

登る時の辛さも、降りる時の足の痛さも、はや、ぜ~んぶ
忘れてしまって、満足感で一杯♪(^^)V
「これって、お産と一緒だね~。」と姫ちゃんと。

【17時】ラボランド到着。
みんなに花道で出迎えてもらう。感動~♪

この後、一人ずつ、大統領から賞状をもらう。

子供たちが一人ずつ賞状をもらってる姿を見てたら、
 あ~、この子は、あそこでこんなん言うてたなぁ・・。
 あ~、この子は、こうやって頑張って降りたよなぁ・・。
 あ~、この子、最後まで元気に歌って降りてたよなぁ・・。
などなど思い出してしまい、涙が出てきた。

この後、司会の人に感想を聞かれる。
(私はテュータ代表で感想を言うはめに。。。^^; 
 関西弁で支離滅裂になってませんでしたか? 
 あんまり記憶にないです(笑))

私がもらった賞状と、スタッフ一同です。

(顔がはっきり見えない程度に小さく載せました^^;)

今度いつ来れるかわからないと思って挑戦した黒姫登頂でしたが、
ほんとにほんとに登ってよかったです!
こどもたちもきっと何かにつまづいても、あのしんどさを乗り越えたと思えば、
きっと乗り切れることと思います^^

余談ですが。。。
 男性インストラクターの方は、草刈り機を肩からぶら下げて、
 人が安全に通れるだけの道を確保するために、毎夏前に、
 草を刈りながら頂上を登っていくボランティアをなさっていると
 お話してくれました。
 こういう人たちのお陰で、私たちもこどもたちも
 安全に山を登ることができるんですよね・・・。
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