幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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鳥にはなれない・・・★小学生グループ 10月03日 ()
急遽決まった来週の「秋の遠足」のことを話し合って
時間がだいぶ過ぎてからのスタートになりました。

「ソングする?」と聞いてみると
Aちゃんが「BLACKBIRDやる暇ないんちがう?やろうよ」
と言ってくれました。
まだみんなの温度が上がっていなかったのですが
せっかくそういってくれたのでテーマ活動から始めることに。

クロドリはAちゃんがやりたいと言ってくれました。
他のみんなは「何色のとりにしよう?」と迷っています。
ジュズカケバトがいなかったのでテューターが引き受けることに。

Aちゃんは最初からはりきっていて、
はっちゃんのんちゃんは鳥にはなりきっているけれど
飛び方の研究に没頭しすぎてお話の筋を全く無視、
Kちゃん、Hちゃん、うさちゃんは
ずっと三角座りで動く気配がなし。

クロドリに絵を描いてもらうところも
ジュズカケテューターは白い紙を身体につけて
実際に数珠模様を描いてもらいました。
ほかの子たちにも「紙張って描いてもらう?」と聞きましたが
「いいわ」とあっさりお断りされてしまいました。

Aちゃんもだんだんとやる気が萎んできてしまって
後半は、紙に模様のサンプルを描き始めました。
それに寄ってきた子たちが色ペンで色ぬりを始めました。

黙って、それを見届けるテューター。
だれか気づくかな。だれかきっかけをつくってお話に戻ってくるかな。
そう思っていましたが、とうとうCDが終わってしまいました。

「お絵かきなら、わざわざラボに来てしなくても
いつでもどこでもできるよね?」
シュンとなるみんな。

「このお話、やりにくい?次からお話変えたほうがいい?」
まだだれも何も答えません。

ひとりずつ何に困っているのか聞いてみると

「とりって飛ぶか、立っているところしか見たことない。
どうやったらいいのかわからない。」

という答えに行き着きました。

「せっかくラボに来ているのに何にもしないのはもったいない。
やりたいお話があるなら、次からそれに変えたっていいよ。」
と言うと

「でも、デイキャンプでもこれ、やるよね。
ハロウィンパーティも・・・」

「やっぱりもう1回やりたい」とみんなの気持ちが
やっと一つになりました。

ただ、このままでは同じことの繰り返しになりかねません。
次回までにやってこれることは?と聞くと

「鳥を観察する!」
「でもカラスくらいしかおらんよな~」
「カラスでもいいやん」

少しずつですが、みんなにも笑顔が戻ってきました。

幼稚園児がめちゃくちゃ楽しめたこのお話も
高学年くらいになると単に楽しむのには無理があったのでしょう。
ただ、それをそのまま放っておくのではなくて
高学年なりの楽しみ方を見つけてもらいたいと思います。
ちょっときびしめの話し合いをしましたが
それぞれがきちんと受け止めてくれたと思います。

次回は遠足、その次は運動会と、だいぶ日にちがあいてしまいますが
それぞれになにか発見をして持ち寄れることができたらいいなと
思っています。

★秋の遠足★
加古川市の大中遺跡公園に行きます。
ネイティブアメリカンに関する本をたくさん書かれている
北山耕平さんの講演と、ネイティブアメリカンフルートの演奏を
聞いてきます!
 
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