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番外☆子育て講座に行ってきました。 |
12月09日 (金) |
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相生市幼児教育センターの子育て講座に参加してきました。
あまりこの手の講座に参加したことがなかったのですが
(まじめなお勉強会って苦手なもので・・)
今回講師が
「兵庫県野外レクリエーション指導者協議会事務局長 栗木剛先生」
演題が
「子どもの育つみちすじ -年齢ごとの見通し-」
とあったので、これはラボに通じるものがあるかも!と直感、
申し込みをしていたのです。
直感は大当たりでした。
漫談?と思ってしまうような軽快なお話。
「メモ、とらんでよろしいよ。それから、あてませんから。
目を逸らさんでいいですよ~。」一気に緊張が解けます。
キャンプのプロとしてたくさんのこどもに接し
自らも失業期間中に主夫として子育てに関わってきた栗木さんのお話は
とても面白くためになりましたので、少しご紹介します。
「こどもは大人のミニチュア版ではありません」
大人が面白いと思うもの、こどもにいいとおもうものを
こどもが喜ぶとは限りませんということ。
こどもにはこどもの世界があり、モノの見方がある。
それを尊重してあげてくださいということ。
「今、やりたいことを、今させてあげてください」
幼稚園生くらいはお手伝いをしたい時期。
でも時間はかかるし、めちゃくちゃにしてくれるし、お金はかかる。
大人がやったほうが効率が言いに決まっている。
でも、こどもは今やりたい。
そのときにさせてあげることが、その後の自立に繋がってくる。
中学生になってから「やれ」といってもできませんよ、という話。
面倒の貯金が、こどもの自立という成果となり、
自分が歳を取ったときに楽ができるという利子まで付いてくる。
「脳の違いに配慮する」
9歳まで→具体的に順を追って。1回に1つのことしか言っちゃダメ。
(「いまから山に行きます」と言っても山がなんだかわからない。)
(「あれとこれとそれをやっておきなさい」と言っても無理。1つ覚えていたらいいほう。)
9歳から→抽象的なことをいっても理解できる。
(山と言われて山を想像できる。)
「舌を殺さない」
味覚を傷つけないように食べ物に配慮する。
濃い味を覚えてしまうと濃い味しか感じなくなってしまう。
「こどもが小さいうちは優しい顔で接しましょう」
小学校3年くらいまではお母さんは太陽で、こどもはお母さんを中心に回っている。
お母さんにくっついていたい、お母さんと話したい、そういう時期に
お母さんがいつも眉間に皺を寄せてちゃいけません。
どうしてもイライラするときはこどもの顔を見る前に
一呼吸起きましょう。すぐ振り向いちゃダメ。
母と子の関係はコミュニケーションの基盤となる関係。
母との関係が安定していれば、社会に出てもうまくやっていける。
実際に講演を聞いてもらえたらいちばんいいと思うのですが
「この講演を聞いた人はこの話を伝えることが仕事です」と栗木さんが
言われていたので、この場にポイントだけ残しておきます。
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