幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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番外☆神様がくれた時間・4通の手紙 11月02日 (木)
昨日、買い物の途中で、家にレターセットの買い置きが
もうないことに気づいていつか使うだろうと買っておきました。

今日、郵便局に行ったときに、日本映画の記念切手を見つけ
なんとなく面白いなぁと思って買いました。

今夜、疲れ果てたのか、こどもが2人とも珍しく7時台に
寝てしまいました。夫が帰ってくるのは10時半くらいなので
時間がたっぷりできてしまいました。

「手紙を書こう。きっと神様が手紙を書きなさいって言ってるんだ。」
そんな感じがしました。
レターセットの封を開けると、ピンク色の封筒が4枚。
いちばんありがとうを言いたい4人の人に手紙を書くことにしました。

まず1通目。
教会でいつもわたしや子供たちを気遣ってくれるミツさんへ。
ミツさんはかなり高齢のおばあさんですが、
とっても勉強熱心で、快活で、やさしい人です。
いい話を見つけたと言っては、新聞の切抜きを下さったり
詩を書き取ったものを下さったり、そしていつも一言メモをつけて
くださるのです。
その都度、口頭ではお礼を言っているのですが、
お手紙を書いたことはありませんでした。
切抜きはちゃんとファイルしていますということ、
もっとお話したいと思っていること、
そしてありがとうとしたためました。
ミツさんには「寅さん」切手を貼りました。

2通目は、はっちゃんの幼稚園の園長、ミツヨ先生へ。
いつもゆっくりお話したいと思いつつ、
3年保育もあと半年になってしまいました。
はっちゃんの卒園と共に、園長先生も定年を迎えられ卒園されます。
わたしが絵本を好きになったのは先生のおかげでした。
毎週、はっちゃんは2冊絵本を借りてきます。
最初の頃は妊娠・出産もあり、借りてきた本を読んであげずに
そのまま返却していたこともありました。
でも、はっちゃんと絵本を通して二人きりの時間を持てたり、
わたしとはっちゃんでは1つの絵本の見方が全く違うことを
発見できたり、
声に出して絵本を読むことの難しさ、楽しさ、奥深さを
知ることができました。
そして何より、園長先生のおかげでわたしはラボの魅力に
気づくことができたのです。
そのことのお礼を言いたかったのです。
先生には「ラブレターです」と言って直接お渡ししたいので
切手は貼りませんでした。

3通目は、あるキリスト教系の幼稚園の園長先生、アイコ先生へ。
教会で年に4回ほど「子育ての会」というのを
開いていただいています。
そこにアドバイザーとして来てくださっているのがアイコ先生です。
アイコ先生は、ただただわたしたちの話を聞いてくださり
「それは大変だったわねぇ。」「それは素晴らしいわねぇ。」
とすべてを受け止めてくださいます。
とくに「こうしなさい」というアドバイスはなさいません。
でも、わたしたちはいつも晴れやかな気持ちで
家路につくことが出来るのです。
先生はいつも会の終わりに、わたしたちがこどもたちにするように
絵本を1冊読んでくださいます。
わたしが絵本で号泣したのは、後にも先にもこのときだけでした。
こどものともの「ちょっとだけ」というお話でした。
アイコ先生が読んでくださったから、安心して泣けたのだと思います。
わたしは、アイコ先生がわたしたちに接してくださっているように
こどもたちに接していくのが、最良の子育てだということに
気づきました。
この心地よさをこどもたちに与えてやることができたら
どんなに素敵な母親になれるだろうかと思います。
現実はまだまだですが、アイコ先生というお手本がいてくださることに
ありがとうとしたためました。
アイコ先生には
「瀬戸内少年野球団のときの夏目雅子さん」を貼りました。

そして最後の4通目は、ワシントン州のヘレンさんに。
大学在学中に1年間、アラバマ州に留学をしていましたが
クリスマス休暇中は寮が閉まってしまうため、
バプテスト教会がボランティアで行っているホームステイ
プログラムに参加することにしました。
そのホストがヘレンでした。
その時にはすでにかなりのおばあさんでした。
教会に連れて行ってもらい、家でもとても親切にしてもらい、
あったかいクリスマスを送ることができました。
でも、そのころのわたしにはキリスト教を受け入れることができず
「帰国後にも教会に通ってほしい」というヘレンの願いを聞き入れる
ことができなかったのです。
年に一度、クリスマスの時期に手紙をやり取りするくらいの
付き合いしかしていませんでした。
はっちゃんが赤ちゃんだった頃に、そのヘレンから、
白内障の手術と膝の手術を行うという手紙をもらって
わたしは居ても立ってもいられなくなりました。
「このまま、ヘレンにもう会うことはないのかもしれない」
そう思いましたが、幼い子を連れてアメリカまで行く度胸も
お金もありませんでした。
「ヘレンのためにお祈りをしたい」
宗教嫌いのわたしが初めて神に祈りたいと思った瞬間でした。
相生の教会に足を運び、牧師に会い、事情を説明して
一緒にお祈りをしていただきました。
それがきっかけで、わたしは洗礼を受けることになったのです。
ヘレンには「手紙を書かなければ・・」という思いはあっても
なかなかそこにたどり着くことができませんでした。
英語で手紙を書くなら、ちゃんとした英語で、ちゃんとした報告を
しなければならない。そう思っていたのかもしれません。
辞書を片手に時間をかけて手紙を書くには余裕がなさ過ぎました。
でもそうじゃないと今更ながら気づいたのです。
短くても、英語が間違っていてもいい。
わたしのことばを、わたしの字で伝えたい。
辞書は使わないので、意味をなさなくてもごめんなさいと前置きをして
"I love you so much, and I thank you so much."
とただ伝えたかったのだとしたためました。
そして写真を何枚か同封しました。
切手は・・いくらかかるのかわからないのでまだ貼っていません。
明日、朝いちばんで郵便局に持っていこうと思います。

この間にのんちゃんが3回、はっちゃんが1回起きましたが
また寝てくれました。
主人は仕事が長引き、11時過ぎに帰ってきました。

神様が、たっぷり時間をかけて気持ちを込めて書きなさい、と
言ってくれたのだと思います。

ことばが溢れてきて、指が追いつかず、かなりの乱筆乱文。
お許しくださいませ。
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Re:番外☆神様がくれた時間・4通の手紙(11月02日) >>返事を書く
まよまよさん (2006年11月05日 22時52分)

お久しぶりです。

私も、「ちょっとだけ」の絵本大好きです。
大学の授業で先生に読んでもらった気がします。
子どもの健気な気持ちが痛いほど伝わってきますよね。

私は今、幼稚園で実習中なんです。
というのも大学が幼児教育なもので・・・
とても素敵な幼稚園の先生がいらっしゃるんですね。
私も、そんな暖かい先生になれたらいいな~としみじみと思いました。

また遊びにきます☆
Re:Re:番外☆神様がくれた時間・4通の手紙(11月02日) >>返事を書く
おみやさん (2006年11月05日 23時35分)

まよまよさん

幼稚園の先生を目指しているんですね~!
まよまよにならぜひぜひこどもを預けたいです^^

はっちゃんの幼稚園にも実習の先生が何人か来られていました。
3年間、実習の先生をちょくちょく観察していましたが
正直なところ「本当に幼稚園の先生になる気!?」って思う人も・・
こちらが挨拶しているのに知らん顔だったり、
誰も見ていないと思っているのかこどもにぞんざいな口のきき方を
していたり、足で物を動かしたり・・

幼稚園や保育所って、「生活の場」そのものなんですよね。
学校みたいに授業と休み時間が分かれていたりしない。
だから、気を抜いてしまうと、普段の生活の有様が
そのまま出てしまうのかなぁと思うのです。
(たぶん、こどもの様子からも普段の生活が
まるごとばれるんでしょうけど^^;)

はっちゃんは3年ともとってもいい先生に恵まれました。
親のわたしも先生から学んだことがたくさんありました。
あったかくって、一生懸命で、全力投球。

まよまよだったら、太鼓判押せます。
夢は叶った瞬間からが大変なんですが(経験者は語る・・)
夢に向かっているときの気持ちを忘れずに
これからもまよまよらしさを大切に頑張ってください^^
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