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番外☆気づき |
05月18日 (金) |
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ある方がメールの中で
「ネイチャーゲームのキーワードは『自然への気づき』ですよね」
と書かれていました。
この時期の雑草の勢いといったら・・・
抜いても抜いても、伸びる伸びる。
無駄に広い庭は、『くまがり』ができそうなほど^^;
毎日こどもたちが外に出て遊ぶたびに草抜きを。
どこから来たのか、笹が結構生えてきました。
これは手ではなかなか抜けません。
隣の公園からは芝が伸びてきています。
勝手に芝生化していますが、伸びて枯れているところもあり
見た目がよくありません。
小さな鎌を持ってそれらを刈っていたときにふと頭に浮かんだのは
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に・・・」
ももたろうの出だしでした。
これはずーっとなぞだったのです。
おばあさんの「川へ洗濯」はわかりますが、
おじいさんの「山へ芝刈り」がどうしてもわかりませんでした。
薪ひろいならわかりますが、山の芝を刈ってどうするのだろう?と。
そのとき、ふと「ことばと自然」の中でC.W.ニコルさんが
山を買って手入れをして、森を再生したと言われていたことを思い出しました。
下草を刈って、間伐をして・・・。
そうか!そうだったんだ。
おじいさんは山を手入れしていたんだ。
昔はそうやって、自分の土地だけでなく、
みんなで当たり前のように山を手入れしてたんじゃないか、と。
そのことを主人に話すと
「そういえばそうやな。でもそんなこと気にもしてなかったわ。」
とたった一言。
その反応にはちょっとショックだったのだけど、
でもそれ以上に長年の疑問が(正しいかはわからないけど)解消されたことと、
そのことに自分で気づけたことがとってもうれしくって、
なんだかワクワクしました。
そういえば、こどもの頃って、
そういう大人から見たらどうでもいいようなことに
いっぱい感動したり、びっくりしていた気がします。
出会うものがすべてキラキラ光って見えていました。
小さな発見も、自分にとっては大きな収穫に思えました。
大人になってからは、こどもにとってどうでもいいようなことに
とらわれてばかりで、こどものときのそんなワクワクをたくさん
見逃してしまっていたかな・・・
こどものそんな大切な時間を、大人の都合で潰してしまっていたかな・・・
「気づく」余裕をもちたいな。
気づくことでもっと世界は広がるだろうな、と思います。
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