幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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番外☆のんちゃん、車にぶつかる。 10月28日 ()
教会学校で毎年さつまいもを植えます。
教会員の方の畑の一部をお借りして植えています。
羅漢の里のすぐそばの、とってものどかなところです。
今日は、その芋ほりの日。
こどもたちはとっても元気に車を降りました。
そこのお宅では犬を2匹飼っておられて
門のところでポチが出迎えてくれているのが見えました。
車を降りたこどもたちの後に続いてわたしが車を降りかけたとき

バン!という音。

ふと見ると、のんちゃんがスローモーションで
道路にごろんと転がるところが見えました。

「車にぶつかったよ!」と言われるまで
なにが起こったのかさっぱりわかりませんでした。

泣くのんちゃんに駆け寄り抱き起こしました。
とくに怪我は見当たりません。
車を運転されていた女性も降りてこられました。

ぶつかったところを見た人の話では
のんちゃんが斜めに道に飛び出し、同じ方向に向かって走ってきた車の
うしろの方にのんちゃんからぶつかっていったような感じだった
そうです。

「うしろからぶつかったって、
車よりのんちゃんが速かったってこと???」

もう、頭は真っ白です。

とりあえず、その場は大丈夫そうだったので
運転していた方の連絡先を聞いて、芋ほりをすることにしました。

のんちゃんはもう泣いてもないし、元気に芋をほり
虫とたわむれ、ジュースとおかしをたくさん食べました。

あとから急変するかもしれないという不安もまだありましたが
妙に「ぜったいだいじょうぶ」という思いもありました。

そこにいた人はみんなクリスチャンです。牧師もいました。
みんな神様という存在を信じていて、
常に感謝と祈りを忘れない人たちです。
こどもたちのことも、いつも覚えて祈ってくださっています。

「祈られる子は、何があってもだいじょうぶよ。」

そこの畑を貸してくださっている、もう80を過ぎたHさんは
いつも温かい笑顔でそう言ってくださっていました。

宗教を持たない方にはわからない感覚でしょう。
30歳まで無宗教で生きてきたわたしにもわからない感覚でした。
でも、最近なんとなく感じることができます。

神様がいるかいないかは、
それぞれの人が心に持っていることでしょう。
でも、どんな人でも「誰かを思って祈る」ということは
見えないことだけど、すごいパワーを生み出すのだと思います。

祈ってくださった方を、またわたしも祈りたいと思いました。

「誰かのことを思って祈る」ということは、
思いやりとか優しさということばで
言い換えることができるかなと思います。
思いやりや優しさこそ、目には見えません。
でも祈りはことばとなって表れるし
「祈っていますよ」と言ってもらえるとすごく心強いし
自分のことを思ってくれている人がいると思うと
とてもうれしくなります。

やっぱりことばの力はすごいと思います。
心のこもったことばの力。
それは、ひとの命をも守ってくれる。

寿命が縮まるほどの思いをしましたが
こどもが生きてここにいるということのありがたさと共に
自分の周りにいてくれる人たちのありがたさを
改めて感じることができました。

心に暗闇を抱えたこどもたち、
そのまま大人になってしまった元こどもたち。
ひとりでも祈ってくれる人がいたら光が見えるかな。
わたしも祈れる一人になりたいと思います。
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