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先週、オーストラリアの高校生を受け入れたお話をしました。
その3日間で、わたしは自分の英語力、というより
コミュニケーション力の限界を感じました。
日本語をまったく話せないジェシカは
主人ともこどもたちとも会話ができなかったため
身の回りのことの説明から
家族とジェシカの通訳まで、
ことば上の会話はほとんどわたし一人で
やらなければなりませんでした。
主人は「やっぱり英語話せるとかっこええな」と言いました。
こどもたちも「エイゴはなされへんから、
エイゴしゃべるひととしゃべられへん」
と嘆いていました。
姫路城に行ったときには、他パーティのラボっ子の
お母さんに「英語、すごいですね」と感心されました。
でも、わたしは、自分の力のなさを痛感していたのです。
ホントに、ジェシカに申し訳なかったのです。
わたしはラボっ子ではありませんでした。
普通に、公立の中学高校で英語の授業を受け
受験をして私立の外国語大学に入り、
1年間の留学をして、独学でも英語を身につけようと
ある程度はがんばってきました。
でも、その限界を、今回痛感したのです。
巷の英語教育というものは・・・
単語を機械的にたくさん覚え、
文法を学んで、日本語との違いなどを知り、
発音の練習をして、ネイティブと呼ばれる人の発音に
なるべく近づけるように訓練をし、
日常英会話と呼ばれる、いくつかのパターンを丸暗記します。
聞く力をつけるためには、
とにかく「ネイティブの美しい発音のモノ」を
「シャワーのように」ひたすら聞きます。
多読、といって何でもいいから読みます。
よく、おすすめされるのは英字新聞とかタイムとか・・・。
そして作文。とにかく、書かされます。
そして間違いをことごとく訂正されます。
「読む・書く・聞く・話す」の4技能と言われるものを
身につけるために、面白いとは感じにくいことを
ただ耐えて、繰り返し繰り返し、ひたすら続けていくのです。
そして精神的には「自分の意見はハッキリ言えること」が
大事だと教え込まれます。
だいたいどこも似たようなものではないかと思います。
それで、ある程度の英語は聞きとれるようにはなりますし、
口からも出るようにはなります。
旅行くらいなら、ガイドなしでもなんとかなります。
でも、なにか決定的に足りていないものがある。
とわたしはずっと感じていました。
ラボ・パーティに出会ったときに、ビビビっと来たのは、
その「わたしに決定的に足りないもの」
がここにはあるのではないかと感じたからだと思います。
今回の受け入れで、その足りなかったものが浮き彫りになりました。
まず1つめに、わたしの英語は基本的に
「質問と答え」の形しか持ち合わせていないということ。
英語のテキストはたいてい「質問と答え」で構成されていますよね。
まさにそんな感じなのです。
たとえば、
「オーストラリアでも雨はよく降るの?」
「雨の降る時期があるわ。そう、この前雹(ひょう)が降ったわ。」
「へ~そうなんだ。」
で終ってしまう感じ。
なんで質問ばっかりするんだろう、と自分で思いながらも
質問しか出来ないわたし。
答えが返ってきても、そこからどう話を広げていけばよいのか、
ことばに詰まってしまうのです。
そして自分で聞いておきながら、
そんなにその答えがほしいわけではないことに気づいて、
「あ~、変なこと聞いてゴメンネ~」と心の中で謝るのです^^;
そして2つめは、
わたしが話すことには「感情」が伴わないことが多い、ということ。
事実を述べること。
状況を述べること。
予定を述べること。
そういうことは難なくこなせるのに、
相手の感情に触れることや、
自分の感情を伝えることが非常に苦手だということに
気づきました。
苦手、というより、怖いといったほうが近いかもしれません。
ああ、これが日本の英語教育の限界なんだな、
と痛切に感じました。
同じように英語を勉強された方でも、こういうことが得意な方が
いらっしゃるかもしれません。みんなとはいいませんが、
結構わたしのような人、多いんじゃないでしょうか。
ところが、わたしとは正反対の日本の子たちが
たくさんいるところがあるのです。
言うまでもなく、ラボ・パーティの子たち、
ラボっ子たちがそうなんです。
今年の夏、だいせんサマーキャンプ1班に参加しました。
1班には海外から来ている子どもたちも参加します。
英語がほとんどできなくても、
なんだか楽しそうにやっているんですよね、ラボっ子たちは。
そしてよく通じ合っている。
特別なお客様扱いはまったくせず。
ほかの初めて会う日本人の子たちとまったく同じように接するのです。
普通に人見知りをし、普通にちょっとずつ仲良くなり、
いつのまにか、普通に友達になっているのです。
なんだろうな、この子たちの持っている力は!?
と目をぱちくりさせている間にキャンプが終わり、
なんだかよく分からないうちに帰ってきてしまったのですが。
今よく考えてみると、それはやっぱり物語の中で
たくさんの英語に触れているからなんでしょうね。
ラボ・ライブラリーで扱われる英語は
ほとんどが感情を伴うことばであり、
ひとつひとつが細切れにされていなくて
お話ひとつが大きなことばのかたまりになっています。
それをぜんぶ飲み込んでしまっているのでしょうね。
そんな物語のことばのかたまりをいくつも、いくつも。
それは、敵わないはずだと思いました。
小手先の英語では、敵いっこないのです。
わたしも今からでも間にあうかな。
みんなに追いつけるかな。
真っ白なココロで、ライブラリーのお話に浸れるかな。
今までとは違った気持ちで、おはなしごっこに没頭できるかな。
あー、面白いな~、深いな~、ラボって。
自分の限界を知って、その限界の先に何があるのか、
すごく楽しみになって来ました。
ひとりでも多くの人に、この楽しみを共感してもらいたいな。
わかりきったことは、面白くない。
よくわからないからこそ、面白い。
そんなよくわからないんだけど
何だかすごいラボ・パーティを
ぜひ体験してもらいたいなぁと思います。
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先週はジェシカが来ていたり、
KちゃんAちゃんがお休みだったりしたので、
新メンバーHちゃんを迎えてのパーティは
今日が初日のようなものでした。
とはいえ、もうすっかり馴染んでいるHちゃん。
みんなも、ごく普通です。
KちゃんとAちゃんは北海道に行っていたそうで
お土産をくれたのですが、ちゃんとHちゃんにも
持ってきてくれていました。
うれしいことですね^^
今月のリーダーは小2のうさちゃん。
悩んで悩んで、ライブラリーは
"Alice in Wonderland(ふしぎの国のアリス)"の第1話、
ソングは"Oh, Susanna"を選んでくれました。
"Oh,Susanna"はフォークダンスに挑戦。
パートナー。コーナー。
ドーシードー。
グランド・チェーン。
かなり難しい!けどみんな楽しそう!
いつの間にか、こんなのができるようになっていたんだね~。
うちの子たちがかなり足をひっぱっていたので
次回までにちゃんと仕込んでおくね!とみんなと約束。
かなり時間を使ってしまったので
アリスはみんなでストーリーを確認し、
登場人物(動物)を書き出して
来週の役の予約をしました。
ちょうど、人数がぴったりでした。
自分のセリフはしっかり抑えてこようねと確認をして
"Good bye"。
ちょっとだけ遊んで帰ろう!と
みんな仲良く遊んでおりました。
一人増えただけだけど、すごく新鮮な感じです。
3月には地区発表会に出られることになりそう。
これからがみやぎパーティの正念場です。
みんな、楽しもうね♪
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この日の予定は、午前中のんちゃんの運動会を
ジェシカにも見てもらい、お昼には相生駅に送っていくことに
なっていました。
その後ジェシカは、他の人たちと姫路で合流、姫路城見学の予定。
わたしたちは、のんちゃんがたぶん疲れて無理だろうと
姫路城には行かない予定でした。
ところが、雨で運動会は順延。
部屋のドアの下から「運動会はないのでゆっくり休んで」という
メモを差し入れました。
11時くらいまで眠り続けたジェシカは
少しすっきりした顔で起きてきました。
運動会がなくなったため、
姫路まで車で送って行けるようになったことと、
いっしょに姫路城に行こうと思うと告げると、
ジェシカはニコリともせず「わかった」と言いました。
一緒に行かない方がいいかな、とも思いましたが
姫路まで送っていく車の中で、
ジェシカが一生懸命話題を探そうとしてくれているのを見て、
もう少し一緒にいたいなと思いました。
姫路城に着いて、いとこやみんなと再会して
ジェシカにも笑顔が戻りました。
城の見学の間も、一緒に写真をとったり
のんちゃんの手を取って歩いてくれたり
わたしたちが遅れれば待っていてくれたり
少しずつ、距離が縮んでいくのを感じました。
相変わらず、口数は少なく、笑顔もないのですが
それでも彼女は必死に話そうとし、
笑っているつもりだったんだということに
気づくことができました。
姫路駅でお別れの時には、自然と涙が溢れてきました。
初めてで最後のジェシカとのハグ。
ずっと、関わらずだったはっちゃんも
「なんか、さびしい」とポツリ。
「"I'll miss you"って言うんよ、そういうとき。」というと
はっちゃんはすたすたとジェシカに近づいていき
はっきりと大きな声で
"I miss you"
と言ったのでした。
ジェシカの顔がふと緩みました。
何度も振り返り手を振ってくれたジェシカ。
とってもいい笑顔でした。
一期一会。
この一瞬はもう戻らない。
また会うことがあるかもしれないけれど
この出会いは1回きり。
それは、ずっといっしょにいる家族にも言えることだなぁと
しみじみ感じました。
身も心もぐったり疲れた3日間でしたが
わたしにとっても、家族にとっても、すごく特別な体験ができました。
ジェシカにとってもそうであってくれると
とてもうれしいです。
あなたとの出会いに、感謝です。
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ホームステイ中は、何も予定がないということなので
ジェシカには今日のパーティに参加してもらうことになりました。
ところが、起きてからあまり元気のないジェシカ。
わたしが台所に立つと、こどもたちとはコミュニケーションが
まったくとれない様子。
まあ、17歳と、7歳・4歳ではねぇ・・・。
わが子たちも、いつものようにマイペースで遊んでるし^^;
地球儀を持ってきて、こどもたちも呼んで
オーストラリアの話を聞いてみたり。
でも、すぐ飽きるし^^;
なかなか会話が続きません・・・
パーティの時間になって、こどもたちがやってきても
(Kちゃん、Aちゃんが残念ながらお休み)
自分からは接しようとする感じもなく・・・
普通にパーティをやっても無理っぽかったので
みんなで岩屋谷公園に散歩に出かけました。
ラボっ子たちはジェシカに
『八べえさんと十べえさん』というキャンプソングを
教えてあげました。
ちょっと恥ずかしそうにもごもごいいながら、
ジェシカも一緒にやってくれました。
「ジェシカも何か教えられるような歌、しってる?」
と聞いたら、それが彼女を苦しめてしまいました。
みんなが知っている曲だったらダメだと言って
すごく悩んでしまったのです。
「しっている歌でもいいよ」って言っても納得しません。
思いついた歌も、途中から忘れてしまっていたり、
ずっと悩んでいます。
こどもらは、勝手に川に入って遊びだしてしまうし。
やっと思い出したのは、おじいさんから教えてもらったという
ディズニーの歌"Zip-A-Dee-Doo-Dah"でした。
小さな震える声で歌ってくれ、みんなに教えてくれました。
今日が初めてのパーティとなったHちゃんも
一生懸命歌詞を聞いて歌っていました。
緊張していて、ほっとしたのか、
帰り際ちょっと涙ぐんでいたジェシカ。
だいじょうぶ?と声をかけると「つかれた」と小さな声で言いました。
パーティのあとは部屋でゆっくり休んで、というと
そのまま夜まで眠り続けました。
夕食の後「無理をしないでいちばん楽なように過ごしてね」と
声をかけると、友達と話したいからパソコンを借りたいといい、
1時間ほど友達とチャットをしていました。
その後、こどもたちが作った白玉団子にアイスをのせて
一緒にデザートタイムをとりましたが、口数はさらに少なく・・・。
明日はのんちゃんの運動会の予定。
雨の心配もありますが、朝も早いので無理はしなくていいというと
「いっしょに行きたい」と言ってくれたのが
せめてもの救いでした。
何の力にもなれないことに、すごく情けなくなった2日目でした。
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ラボの国際交流でお付き合いのある
オーストラリアのモルヤ高校で
日本語を教えていらっしゃるマット先生が
生徒さんやご家族を連れて、個人的に日本に旅行に来られました。
以前マット先生を受け入れされた姫路の和田テューターから
声をかけていただき、うちにも一人ホームステイしていただく
ことになりました。
わが子たちはまだ小さいし・・・どうだろう?と
不安に思いましたが、2泊だけだし、日本語を勉強されて
いる高校生なら、ということで受け入れを決めました。
他にも、和田パーティ、太田パーティのラボっ子の家庭が
何人か受け入れをされるようです。
ホームステイを希望しない人たちは大阪でホテル泊なんだそうです。
わが家に来るのは「ジェシカ」という17歳の女の子に決定しました。
どういうわけか、彼女だけ日本語はできないとのこと。
前日に、ジェシカのおばさんからメールがあり、
モルヤ高校に通っているいとこ(おばさんの娘)と一緒に
日本に来ることになったことが判明。なるほどそういうことですか。
午後5時に和田テューターや他のホストファミリーの方々と
姫路駅で待ち合わせしましたが、オーストラリアのご一行様が
なかなか現れません・・・
結局何かトラブルがあり、まだ新大阪を出発できていなかったみたい。
新幹線とはいえ、1時間弱待つことに。
やっとのことで、到着して対面できましたが、
今度は荷物がまだ届いていないという話。
???
マット先生と、その弟さんがみんなの荷物を持って
後から来るという話だけど、その二人はまだ新大阪!?
結局2時間以上待ってお腹はぺこぺこだし、足は棒だし、
こどもらはクタクタだし。
やっとのことで、ジェシカを連れて相生まで帰ってきたときは
もう8時を回っていました。
大急ぎでご飯の用意をし、食事をすませてから
ジェシカには休んでもらいました。
東京から大阪、奈良、京都と移動、前日は高野山のお寺に
泊まって、あさ6時には起床だったそうで、ジェシカも
相当疲れている様子でした。
ゆっくり話すのはまた明日ということになりました。
ジェシカの印象は、
あどけなさの残る、ちょっと大人しい子、
という感じでしょうか。
日本語ができないので、話すのはわたしとだけ。
こどもたちには、アイコンタクトくらい。
初日からお互いにかなり疲れたホームステイ。
さて、どんな3日間になるのか・・・?
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網干教会で行われた文化講演会
『子どもがよい物語を持つこと』
に行って来ました。
講師は太子町図書館元館長・小寺啓章(こでらひろあき)さんです。
小寺さんのプロフィール(案内より抜粋)
子どもの顔と名前と読書歴を覚え、いい面を伸ばす本を薦める。
児童書の世界で日本一と言われている太子町の元図書館長です。
全国から図書館関係者や児童書の編集者、作家などが訪れ、
84年児童文学者の石井桃子さんが立ち寄られ
「いい図書館ですね」と言って頂きました。
そして福音館書店の編集者、関根里江さんは
上司から「日本一素晴らしい図書館」と聞き見学に来られました。
それは蔵書の質の高さと司書の頭には利用者の読書歴がしっかり
入っていることに驚いた、と語っておられます。
~~~
講演というより、耳にここちよいおしゃべりといった感じで
小寺先生が今まで出会ってきたこどもたちのことを中心に
語られました。
その中でも印象的だったことをいくつかご紹介します。
★本は自由だからこそ楽しめる
最近は、教育の中に「読書」が組み込まれています。
もし主婦にも「読書推進」などと言って、朝の何時から何時まで
本を読みなさいと決められたら、楽しんで本を読めますか?
「読書」というと堅苦しい感じがしますが、読みたいときに
読みたい本を読んでこそ、読書を楽しめるんです。
★「長かった~」「疲れた~」というこどもの感想
学校などに読み聞かせをしにいくとき
こどもたちとまず約束をすることがあります。
「読んだ後、お礼を言わないこと」
「拍手をしないこと」
「感想文をかかないこと」
こどもたちにはおはなしの世界にどっぷり浸からせてあげたい。
読んだ後にすくっと立ち上がられて
「今日はどうもありがとうございました」なんて言われたら
「あ~、しっぱいしたなぁ」と思う。
「長かった~」「疲れた~」という声が出たら
「やった!」と思う。
どうしてかと言うと、こどもたちはおはなしを聞きながら
頭の中で絵を描いているのです。
だから、疲れて当然なんです。
★読み手も楽しめる
読んでいるほうはそういう子どもの感性に触れて
子どもの感覚を取り戻せる。読み手も楽しんで!
★本に出会うタイミング
字が読めるようになった子に
読みやすい本(大きい文字、少ない文章)を与えると
こどもは馬鹿馬鹿しくなって読む気をなくしてしまう。
文字の大きさ、多さで対象年齢を決めてしまわない。
登場人物とおなじくらいの年齢が最適。
こどもは前に向かって進んでいるので、後戻りはできない。
読書感想文を書くために7歳の男の子が『ちいさいうさこちゃん』
を借りていっても、読めても感想文は書けないだろう。
例えば『大草原の小さな家』のローラは5歳。
5歳の女の子に最適なのだから、親が読んでやればよい。
「本が好き」ということと「国語が出来る」ということは
イコールではない。
日本のこどもたちの「本に出会うタイミング」は
早すぎか遅すぎか、かなりずれていると思う。
★本屋には行かない
良質の本が厳選されている図書館にぜひ行ってください。
そしてその中でお気に入りの本があったら買ったらいい。
本屋にはこどもを連れて行かない方が懸命。
ためになる、というのとは少し違う、
「あ~、聞いてよかった、楽しかった^^」
という講演でした。
最後に質問コーナーがあったので
「小寺先生はたくさんのおはなしが頭に入っていらっしゃいますが
どのようにして覚えられるのですか?」と質問してみました。
「何度も読むことと、やっぱりわたしも頭の中に絵を描きます。
想像できないおはなしは覚えられません。」
とおっしゃっていました。
あ、ラボっ子と同じ^^と思いました。
小寺先生が勤めてこられた太子町図書館と、龍野図書館にも
足を運んでみたいと思っています。
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今日は、事務局のニューフェース「うららちゃん」をお迎えし、
さらに体験2回目のHちゃん、そのお友だちのNちゃんも加わって
ひさびさに大賑わいのパーティとなりました。
はっちゃん、のんちゃんととても仲良くしてくださっていた
事務局のあんちゃんが急な異動で関東へ行かれました。
先日のテューター1日広場で聞いたときにはとてもショックで
さらに家に帰ってからこどもたちに話してまたさらにショック・・・
でも、ラボを続けている限りまた会える!という結論に^^
そして交代でやってこられたうららちゃん。
そう、ラボでは事務局の方もニックネームがあるんです。
ラボの大人はみんなピーターパンなんでしょうね^^
「うらら」と聞いて
「キュアレモネードとおなじやね」とのんちゃんもうれしそう。
あっという間に仲良しになりました。
ラボの事務局員やテューターの中には、元ラボっ子という人も
少なくなく、また、ラボママのテューターなんかもいらっしゃったりで
まったく外の畑からやってきた人は結構少数なんです。
うららちゃんもわたしもつい最近まで外の畑にいましたから
よき理解者を得た感じです。
さて、パーティですが、メンバーが増えて
みんなちょっとうれしはずかし。
自己紹介ゲームの後、先週やったソングとナーサリーライムを
お友だちに説明しながら楽しみました。
HちゃんもNちゃんも、ちょっとはずかしそうでしたが
終始笑顔でいっしょに踊ってくれました。
それからテーマ活動"Guess How Much I Love You".
先週いなかったNちゃんにみんなでお話の筋を説明。
それからBig Nut-Brown Hare(デカウサギ)と
Little Nut-Brown Hare(チビウサギ)のどちらかになって
CDをかけながらお話どおりに動いてみました。
2回目のHちゃんが、初めてのNちゃんに
「はい、チビウサギになって!」と言っているのが
とても頼もしかったです。すっかりラボっ子ですね。
さすがに「おやすみなさいのキス」は抵抗があるようで
「1箇所だけとばしたわ~^^」とAちゃん。
この日、Hちゃんがみやぎパーティに加わる決心を固めてくれました。
「入ってくれたらいいな」と言っていた同い年のKちゃん、よかったね!
やっと増えたメンバーで、また10月からお話を楽しみましょう!
来週は運動会前日で登校日のためお休みです。
10月は、おまちかねうさちゃんのリーダー月です。
何のおはなしにしようか?
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今月のリーダーはAちゃんです。
Aちゃんが選んでくれたライブラリーは
"GUESS HOW MUCH I LOVE YOU"
どんなにきみがすきだかあててごらん
ソングは
"I'm a little teapot"
"I love the mountains"
です。
なつラボ、キャラバン隊に参加してくれた
Hちゃんが体験できてくれています。
ひさびさのニューフェースにみんなちょっと緊張?
でも同じ小学校の子ですし、はっちゃんのんちゃんとは
きょうだい同然なので、すっと溶け込んでいたかな?
"I love the mountains"は、テューターが振りを忘れてしまい
(ごめんなさい^^;)
みんなでパーティ独自の振り付けを考えました。
なかなかいい表現だったと思いますよ!
それから支部テーマ活動発表会で、兵庫地区が歌う
ナーサリーライムを3曲やってみました。
「年齢制限はないけど、歌って踊れる子だけ舞台に上がれるって」
というと、「のんちゃんやったらいけるんちがう?」と・・・
あれれ、みんながんばろうよ^^;
それでもみんな声を出そうとがんばっていました。
それから"GUESS HOW MUCH I LOVE YOU"
を読み聞かせ。Hちゃんはこのお話を知りませんから。
みんなもよく聞いてくれました。
Aちゃんはところどころセリフがいっしょに出てきていました。
よく聞いていると、次のセリフがふっと出てくるのですよね。
最近おうちでもライブラリーを楽しんでくれているそうです。
お母さん、聞く環境をありがとうございます!
今回は初めてなので、みんなウサギはやりたがりません。
結局チビウサギをのんちゃん、デカウサギをテューター、
ほかのみんなは木や花、ちょうなどをしました。
みんな、背景になりながらもウサギたちを見守ります。
ところどころ、のんちゃんのチビウサギを見てくすくす笑っていたり。
終わってから「どうやった?」と聞くと
「たいくつやった!」「うでがしんどかった」
「じゃあ、来週はウサギをやってみる?」
と聞くとうれしそうに「やる~!」
無理矢理やらせるのは手っ取り早いかもしれません。
でも、自分でやってみたいと思ってくれるのを
待つことが大切だと思います。
みんなはきっと「やる」って言ってくれると思っていましたよ^^
「どっちにする?」と相談相談。
「セリフも覚えてきてね」というと「え、英語も!?」とKちゃん。
「もちろん」というと「わかった」と力強い返事!
うれしいですね~。
Hちゃんも今日は少し戸惑い気味でしたが、
来週デカウサギをやってみたいと言ってくれました。
「最初からみんな楽しめたわけじゃないもんね」というと
うさちゃんも「そうそう」と言ってくれました。
みんなで少しずつ、やれることからやっていけばいいと思います^^
さて、来週はたいくつじゃなくなるかな?
とても楽しみにしています。
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地域福祉活動センターにて
キャラバン隊の
"TANUKI"(たぬき第1話)を楽しみました。
ラボっ子、ラボっ子のご家族、
お友だちもたくさん参加してくれて
小さな部屋はとても暑かったけれど
みんな終始笑顔で、汗だくで楽しんでくれました!
まずはキャラバン隊の自己紹介から。
今回来てくれたのは
北京ドッグ くるみ割り肺活量 (25度) 出島 スイヘーリーベ
の5人です。4人は兵庫県から、1人は大阪から来てくれました。
このあと、ソングを楽しんでみんなの緊張もちょっとほぐれました。
日本語で一度『たぬき』のお話を演じながら聞かせてくれます。
みんなしずかに聞き入っています。
あれ、ひとり寝転んでいるのは・・・はっちゃん^^;
お話の内容がわかったところで
音楽CDをかけながら、英語のみの発表です。
堂々とした表現、通る声、「演じている」というより
「なりきっている」という感じです。
(25度)のたぬき、スイヘーリーベの和尚さんは
ライブラリーから抜け出てきたかのようでした。
お腹が膨れてしまったたぬきは、こんなふうに!
面白いですね~。
うさちゃんの妹、KHちゃんもおなかをぽんぽこ。
ラボっ子ではないけれど、のんちゃんのお友だちの
AYちゃんも、うしろのほうでこっそりぽんぽこしていましたよ^^
劇の後、たぬきの変身ゲームや、キャンプソングもやってくれて
終わる頃にはこどもたちはキャラバン隊のみんなに
とってもなついていました!
本当にたのしい1日をありがとう!
ラボっ子たちも「劇がうまかった」「英語がすごかった」と
憧れのまなざしでした。
これが次へのステップに繋がるといいですね。
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夏休みに取り組めなかったナーサリーライムⅡを
今日から取り組み始めました。
以前に事務局から頂いていたナーサリーライムⅡの
DVDをちょっとだけみんなで見てみました。
出演しているのは関西の大学生たちですので
「あ、この人見たことある!」と
こどもたちもうれしそうでした。
簡単な"Bow-wow, says the dog"をやってみましたが
DVDを見ながらやると、左右が逆になりちょっとやりにくいですね。
見たものを脳で反転できるのは、まだちょっと先なのかもしれません。
その後、来週キャラバン隊が来て劇をしてくれる
"TANUKI, Tanuki begins his belly beating"
『たぬき、はらつづみをはじめる』
のCDをみんなで聞きました。
みんなはこのライブラリーに初めて出会うので興味津々。
小さい子たちは絵本の絵に夢中です。
いろんな動物が出てくるので「これはなんだ」とか
楽しそうに見ています。
クマがどうしてもコアラに見えるらしく・・・^^;
「なんでコアラがおるん?」と不思議そうにしていました。
Kちゃんは英語の文字に興味があり、
「ここ(TANUKIの文字を指差して)タヌキって書いてある」とか
タヌキがお腹が痛くてうめいている
"Oooooooooooh!"を見て「Oがいっぱいある^^」と笑っていました。
それにつられてか、Aちゃんも「いまどこ?どのへん読んでる?」
と指で文字を追いかけていました。
興味が湧く。それって本当に大事なことです。
そしてもっと知りたいと思う。
学習の自然なあり方ですね。
さぁ、来週どんな楽しいお話を持って
キャラバン隊が来てくれるのかな?
たのしみ、たのしみ!
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