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この『ひろば』、長い間更新していませんでした。
のんちゃんの幼稚園では、読み聞かせサークルに入り、
毎週火曜日、こどもたちに読み聞かせをして楽しんでいます。
このサークルは読み聞かせだけでなく、
行事にも出し物で参加するのです。
相生の「ど根性大根」。覚えていらっしゃいますか?
道路のアスファルトから生えてきて、
誰かに折られ、培養されて、今は子孫がどこかにいるのかな?
その「ど根性大根、大ちゃん」の歌が最近できまして
この近辺だけ、大ちゃんブーム再びなんです。
今回、七夕会で「大ちゃん」の劇をすることになりまして
その練習などで忙しくしております。
お母さんたちが、ああでもない、こうでもないと
頭をひねりながら作っているのですが
やっぱりラボっ子ってすごいな~と改めて思います。
発想力、行動力、表現力、いろんな「力」を
小さいうちから磨いているのってラボだけだと思います。
知識だけで育った大人は、やっぱりすぐ頭打ちです・・・^^;
先日パーティ前に、届いたばかりの「ことばの宇宙」を
みんなでパラパラ見ていました。
と、Kちゃんがタペストリーのページを見ながら
「どうやったら、こんなになるんやろう?」
と言いました。
タペストリーの作り方のことかな?と思っていたら
「どうやったら、こんだけ人集まるん?」
とKちゃん。
たしかに、すごいね・・・名前に手形に写真、似顔絵。
どのタペストリーにもたくさんのラボっ子。
「仲間、どれだけほしい?」と聞いてみました。
「最低10人かな」とKちゃん。
よし、がんばるぞ。
みんなのために!
3周年を迎える12月までには最低10人。
いや、プラス10人を目標に!
この夏もいろんなイベントを考えています。
やる気をありがとう、Kちゃん!
ぜひみなさんも、夏休みにみやぎパーティに遊びに来てくださいね。
~~~おまけ~~~
ど根性大根賛歌
「夢に向かって(頑張れ!大ちゃん!)
碧(あお)いお空に 手を伸ばし
光の窓を 開けましょう
御日様(御日様) お早う(お早う) 今日も元気
グングングングングングン 力が一杯湧いてくる
頑張れ(頑張れ) ど根性大根 大ちゃん(大ちゃん)
明日に向かって レッツ ゴー ゴー ゴー
いろんな世界に 旅に出て
心の窓を 開けましょう
友達(友達) 仲良く(仲良く) 手をつなごう
ニコニコニコニコニコニコ もりもり 勇気が湧いてくる
頑張れ(頑張れ) ど根性大根 大ちゃん(大ちゃん)
仲間と一緒に レッツ ゴー ゴー ゴー
広い宇宙に 着いたなら
お星の窓を 開けましょう
銀河に(銀河に) 煌めく(煌く) 幸せの種
パラパラパラパラパラパラ 素敵なお花を咲かせましょう
頑張れ(頑張れ) ど根性大根 大ちゃん(大ちゃん)
夢に向かって レッツ ゴー ゴー ゴー
(頑張れ!大ちゃん!)
~~~~~
なんだか、いいでしょう。
歌っているとほんとに元気が湧いてきます。
「レッツ ゴー ゴー ゴー」
なんて最近あまり聞きませんが、けっこういい響きです。
作詞は、はっちゃんがお世話になった
平芝幼稚園、前園長の西村光代さんです。
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「マザーグースでゆっくり子育て」
~英語教育はあせらないで~
お母さま対象に英語教育について
いっしょに考えたいと思います
お子様連れも大歓迎です♪
■とき:7月8日(火)9日(水)10日(木)11日(金)
■時間:各日とも 午前10時~11時
■場所:相生市那波野1丁目 宮城宅
■参加費:無料
■各日とも定員5名、先着順で受けつけます
お問合せ、お申込は
左の「メッセージを送る」をクリックして
メールアドレスを入力、
タイトルに「マザーグース」と入力してメールを送ってください。
折り返し、お返事いたします。
話しやすいように各日とも定員5名とさせていただいています。
お申込はお早めにどうぞ。
内容はマザーグースをいくつかご紹介したり、
望ましい英語教育についてのはなしのほか、
ご質問などもお受けいたします。
ざっくばらんな会ですので
どなたでもお気軽にご参加ください。
(マザーグースとは英語圏で伝承されているわらべ歌です。
ナーサリーライムとも呼ばれています。)
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亀井一成さんのお話の続きです。
初めてご覧になる方は5月16日の日記からお読みください。
愛情と厳しさと
動物の世界の子育ては、かわいがりながらも厳しいしつけがあることが
よくわかります。母親の胸にばかりしがみついていた子ザルが、
次第に片手、片足を離してそっと辺りに手を出し始め、何でも触りはじめたとき、
母親はダメなときにはギューっと伸ばした子どもの手を引き寄せ、
なんだか叱っています。そして、少し自由に動きはじめると、俄然、
親がしつけをはじめていきます。その群れの中のルールというものを
教えていくわけで、誰が教えるかというと常に母親が教えています。
群れから離れようとすると「行くなー」とつかんで、それでも振り切ろうとしたら
ガッと噛み付くのです。子どもはギャーと泣いています。
群れから離れることがとても危険だということを教えているのです。
その後、母親もギャーと泣き声をあげながら親子二人で抱き合って
泣いている姿をよく見かけます。
強く叱っても、わかってくれた子どもには、せいいっぱい抱きしめて
親子の愛情を示しているのです。だから、叱られていない子どもは
お母さんにあまりすがりつかない、そんな事実が見られます。
もうひとつ大事なことは我慢させることです。
エサは先に手にした子ザルに権利があるわけで、
絶対横取りするということはさせません。
泣きながらでも我慢させるという姿をよく見ます。
我慢できる子どもは、群れの中でお互いに守りあう子に育っています。
そういう親に噛み付かれ、厳しくしつけられた子どもは、
理由のない弱いものいじめはしないという事実があります。
厳しいルールのしつけの中でこそ、やさしい個体が生まれるということを
つくづく感じます。
飼育をしていると、食事の仕方が変わることは
何かを予知しているように感じます。
冬の寒波が近づく前になってくると、ぜいたくな食べ方から
中身も皮もきれいに食べてしまうようになります。
オリの中にいても、気象の変化、自然現象にものすごく対応しています。
いつも食事を与えた後、1時間ぐらいたってからそーっと見に行きます。
食事の残し方、寝床の変化、そういうものを僕は「彼らの言葉」として
とらえていました。
このような世話の仕方は、人間の場合も同じではないでしょうか。
母親が子どもの出て行った後の部屋をそっと覗いては、
子どもの具合を見てあげること。
つまり飼育係の心も、母親の心も同じじゃないでしょうか。
わが子のため、健やかであるようにとそっと祈る。
そのような育てるという心が。
(最終回は「動物園では長生き」をご紹介します。)
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先週の土曜日は、パーティをお休みさせていただき
子ども会の潮干狩りに行く予定でした。
その朝までは。
朝方5時ごろ、はっちゃんが
「おなかがいたい」と言って起きました。
「まだ時間はあるし、もう少し寝て体調を整えよう」
と、リビングでいっしょに横になっていたら。
あれよあれよと言う間に39度5分まで熱が上がり、
布団の上を転がりまわるほどの腹痛を訴え始めました。
主人は仕事で早くからいませんし、
土曜日で診てもらえる大きな病院もわからない・・・
「救急車、呼ぶからね!」
とは言ったものの、わたしもパニックで
電話番号が119で合っているのかわからない状態。
119番がわからず、104にかけて聞いたという
ガッツ石松さんの気持ちがよくわかりました。
救急車初体験のはっちゃんは安心したのか、興奮したのか、
救急隊員の方が来られてから妙にしゃっきりしてしまって・・・
救急をコンビニ受診する母親だと思われないかと
ハラハラしながら、赤穂の病院まで搬送していただきました。
レントゲンでは、腸の上部にガスが溜まり
下部には便が溜まっているようでした。
血液検査では白血球の値が高く、炎症反応がでました。
脱水症状も見られるようです。
腸炎と、便秘が運悪く重なってしまったようでした。
浣腸と点滴の処置を受けましたが
熱は下がらず、腹痛も治まらず、またぐったりとなってしまい
結局入院となりました。
潮干狩りが、1泊2日の病院のお泊まりになってしまいました。
翌日の朝には熱も下がり、無事退院。
絶食のためおなかがぺこぺこだったはっちゃんは
「晩ご飯(病院食)はぜったい食べて帰る!」というので
夜に帰ってまいりました。
今回、いろんな方にご心配いただいたり
助けていただいたりして、本当にありがたかったです。
出張中のだんなの元には、何人からも携帯着信があったそうです。
置いてけぼりになってしまったラビーの散歩、
お隣の方が気を利かせて連れて行ってくださっていました。
教会では、たくさんの方がお祈りしてくださったそうです。
あちらこちらで「はっちゃん、だいじょうぶ?」と
声をかけていただきました。
救急隊員の皆さん、病院の先生、看護師さん、職員の皆さんには
本当に優しく接していただき、不安もやわらぎました。
本当に、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
それから、とても大事なことをひとつ教わりました。
こどもの健康を、しっかり見ておかなければ。ということ。
熱が出始めた時間、腹痛を訴え始めた時間、
薬を飲んだ時間、座薬を入れた時間、座薬はいつどこでもらったものか、
救急隊員にもお医者さんにも細かに聞かれました。
どうせ、いつもの腹痛と思っていたわたしは
メモをするでもなく、時計さえもちゃんと見ていませんでした。
便が溜まっています、と言われるまで
息子が便秘だったことを知りませんでした。
母親として、失格だなぁ。
うなされながら眠っているはっちゃんの寝顔に
ごめんね、と言いました。
どうか、みなさんも
お子さんの様子が少しおかしいなと思われたら
どんな些細なことでも構いません。
カレンダーにでもちょこっとメモしておかれることを
お勧めしたいと思います。
「うんちでてる?」ってたまには聞いてあげてください(笑)
わたしのような失敗をしないためにも。
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ある幼稚園の先生から1枚のコピーをいただきました。
元王子動物園飼育技師・学芸員の亀井一成さんの記事でした。
動物のはなしでありながら
人間の親子のあり方も考えさせられました。
以下、抜粋です。
頒栄同窓会報No.45より
「動物家族はね!」
~オリの中からのメッセージ
野生の母は育児上手
動物園育ちと野生育ちとでは、随分母親の母性が変わってきます。
人間に育てられた動物、人の世話になればなるほど動物の本能と
いうものから離れていって、育児がものすごく下手になってきています。
現代の人間社会の子育ての問題と、何か通じるものがあるように思います。
チンパンジーのお産は、全く人間と同じ経過ですが、陣痛にも我慢しながら
自分ひとりで子を産み終える姿をみたとき、思わず目頭が熱くなりました。
うつ伏せにしゃがみこんだ姿で赤ちゃんを生み出すと、地上に落とさないように
生まれてくる赤ちゃんを手のひらで受け止め、赤ちゃんの口の中に入った
羊水を母親がチュウチュウと吸い取ります。
動物園で飼育されているチンパンジーは、胎盤を食べずに残していますが、
野生ではへその緒を噛み切り胎盤を食べてしまいます。
それはお産による血や胎盤のニオイを消し、
肉食獣の天敵から逃れるためでもあるわけでしょう。
野生の親から受け継いだ生々しい本能の母性というものを、
人間が介入することによってダメにしてしまい、
その結果おかしなことが起こってきています。
自然のままで飢餓に耐え、厳しい環境の中で世話していくということの中から、
本当のお母さんの姿が出るのではとつくづく思います。
(次回「愛情と厳しさと」をご紹介します。)
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相生市次世代育成支援対策推進協議会(やっぱり長いっ!)で
委員長をしていただいている大学の先生のお招きで
大学のゼミにお邪魔してきました。
「地域における子育て支援について考える」ということで
母親として、一人の女性として子育て支援について感じること
普段子育てする中で感じることなどを話してください、
という内容でした。
事前に先生から「学生が質問してみたいこと」のリストを
頂いていました。
講話をするほどたいしたものは持っていませんので
この質問に沿って答えながら、学生さんたちと
話し合っていくことにしました。
参考までに質問はこんな感じです。
○子育てをしていて、楽しさ、喜びもしくは辛さを感じるときってどんなときですか?
○夫は育児に参加してくれますか。具体的にどのようなことを手伝ってくれますか?
○(家事・育児に関わって)夫に言われて一番ムカッとしたことは何ですか?
○育児をしながら自分の時間を大切にするにはどうすればよいでしょうか。
○育児について相談する人がそばにいない場合、
どうやって解決しましたか。
○地域の育児支援機関を利用したことはありますか?
活用してみてどんな点が良かったですか?
また、もっとこういう支援があれば良いと思うことはありますか?
○ファミリーサポートセンターなどの一時保育を利用したことがありますか?
その際に不安だったことは何ですか?
○育児にストレスを感じたことはありますか。
それはどんなときですか?
○子どもが駄々をこねたときにはどのように対処していますか?
○子育てをする上で一番大事にしていることは何ですか?
演習室に入ると、長机が四角に並べられ学生さんたちが座っています。
こちらからみて右側、向かいに女子学生、
左側に男子学生がちょっと窮屈そうに座っています。
社会の縮図ですね。
好意1割、敵意・無関心・不安9割、かな?
うつむいたり、無表情だったりで、
「あれ、招かれざる客だったかしら?」とちょっと不安がよぎります。
ラボで大学生と接する機会があってよかったと思いました。
ラボの高校生・大学生たちは「自分の場」を与えられ、見守られて
自信を持ち、自分で考え、生み出し、実行している子たち。
それぞれ自分の中に眠っている原石を掘り出し、
自分でぴっかぴかに磨き、それを大事にしている子たちです。
どんな子にも、そんな力がちゃんと備えられている、ということを
教えてくれていましたから、不安も期待に変えられます。
少しずつ話すうちに、顔が上がりだし、笑い声も聞こえ、
質問もでてくるようになりました。
最後はみんな笑顔で送り出してくれました。
いち主婦がみなさんにできることは、ほんのわずかな体験談を
お話しすることくらいです。
そこから、何を見つけ出すかはみなさんの腕次第。
貪欲にいろんなことを学んで夢をかなえてもらいたいなぁと思います。
わたし自身も、自分自身を振り返るいい機会になりました。
上に挙げられたような質問は日常的なことでありながら
深く考えたことがありませんでした。
心の底に湧いた感情を、じっくり味わったり
それについて考えたりということをほとんどしていませんでした。
湧いては消え、湧いては消え、ただ流れるままにしていましたので
本当によいきっかけを与えてくださいました。
感謝です。
あなただったら上の質問を学生さんにどう答えますか。
ぜひ一度ゆっくり考えてみるとおもしろいかもしれません。
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今月からリーダーにパーティを仕切ってもらうことにしました。
今月のリーダーははっちゃんです。
リーダーの仕事は
☆とりあげるライブラリー(おはなし)を決める
☆とりあげるソング1曲とナーサリーライム1篇を決める
そのほかの仕事は自分でできることを決めて
あらかじめ宣言しておきます。
はっちゃんが選んだのは
☆センダックの"In the Night Kitchen(まよなかのだいどころ)"
☆Fruit Song
☆The Old Woman who lived in a Shoe(おくつにすんでるおっかさん)
仕事は
☆ソングをかける(CDデッキ操作)
☆Are You Ready?のかけ声をかける
☆まとめる
☆声を大きくする
☆みんなをもりあげる
なかなかいい仕事を思いつきましたね。
さて、最初は調子のよかったはっちゃん。
でもちょっとマイペースのはっちゃんをみんなが待てず
リーダーより先に事をすすめてしまいます。
すると・・・
むすっとして、ごろんと大の字に寝転んでしまいました。
「どうしたの?」と聞くと
「リーダーもうやめたい」といいます。
「どうしてやめたくなったの?」と聞くと
「思ったようにならない」といいます。
「思ったようにならないでしょう!
それ、テューターもいつも困ってるねん。
いっぱい楽しいこと用意してるねんけど
いつも半分もでけへんしねぇ。」
というと、みんな「へぇ、そうなの!?」という顔。
「でもね、思うように行かなくてもOKのときと
ダメなときがあるのよねぇ。
みんなが歌やおはなしに夢中になってのめりこんで
時間がかかってしまうときはOK!
でもちがうことに気を取られてしまって
ほかのことやってしまったりして時間がなくなるのは・・・?」
「あかん」「だめ」とみんな。
それだけわかってくれたら、だいじょうぶ!
リーダー1人ががんばるんじゃなくて、
みんなの助けも必要だということも確認しました。
はっちゃんは気を取り直してリーダーを続けることに。
そのあとはいい感じでパーティが進みました^^
ひさしぶりの"Fruit Song"は振りが追いつきませんでしたね^^;
"What do you like?"といつ自分が聞かれるのかと
待ち遠しくなっているのがよくわかりました。
"The Old Woman who lived in a Shoe"
くつにすんでるってどういうこと?
雨降ったら困るやん。
くつ、逆さにしてるんかな?
ああ!そうかも!
わたし、スープだけでもいいわ、スープすきやから。
「うむをいわさず」ってどういう意味?
・・・などなどたくさん話し合いましたね。
ミニ劇風にして遊びました。
「おっかさんはテューターやろ、やっぱり」だそうです。
"In the Night Kitchen"
は絵本を開いてみんなでじっくりCDを聞いてみました。
パン屋さん同じ顔やなぁ。
なんではだか?
ケーキってカップケーキ?ホットケーキ?何ケーキ!?
朝からケーキ食べへんやろう。
そんな疑問の一つ一つを次回はテーマ活動で楽しんでみましょう。
来週は、お休みですので続きは24日に!
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のんちゃんの幼稚園生活もようやく落ち着いてきたようす。
最初はぐっとがまんしていましたが、3日めにやっと泣けたので
そのあとは笑顔でいけるようになりました。
こどもは泣いてダダこねて、自分で心を癒すんだそうです。
がまんせずに泣いてがんばれ、三歳児!
わたしはといえば、
毎日の送り迎え、今日はどの子とお話しできるだろうと
楽しみながら通っています。
はっちゃんのときは、初めての入園でもあり、
わたし自身臨月が近かったこともあって
いっぱいいっぱいだったなぁ。
そのときのような状況にあるお母さんも
たくさんいらっしゃると思います。
緊張気味のわかいお母さんに声をかけると
ふと安心したような表情になられる方もいます。
そういうお母さんたちのお手伝いが何かできたらいいなぁ。
かつてわたしがしてもらってとても嬉しかったことを
次の世代のお母さんへと繋げていけたらなぁと思います。
そういえば、ラボではそういう自然の流れができていること、
すごいなぁと改めて感心します!
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今日はファミリーラボ。子どもたちが大好きな岩屋谷公園に集合です。
最初はソングでカラダ慣らし。
"Hello"
タオルボールを投げながら。
"Seven Steps"
走り回りながら出会った人と手を合わせます。
"One little finger"
子どもたちと替え歌。
ceiling(天井)をsky(空)に、
floor(床)をnature(自然)に変えて。
ゆびさすものを色にして色鬼ごっこにしよう!
これも子どもたちの提案で。
「からだあったまった?」
「ううん!」
「え、あったまってない???」
「ちがう、暑すぎ!!!」
さて、今度はちょっといつもとちがった遊びを。
『My Friend Tree ともだちの木』の声を聞こう!
みんなには木を一本選んでもらって挨拶をしてもらいます。
それがどんな木かよく観察して、
そのあとその木と一対一で話をしてもらいました。
「どうやったら木のきもちがわかるかな?」
「う~ん、しずかにする」
「こころではなしをする」
書き込む用紙を渡すとみんなうずうず。
「まだ?早く行きたい!!!」
少し時間を取って木とふたりっきりに。
木に寄り添って耳を傾けるKちゃん。
木と向かい合ってすわりこんでいるAちゃん。
むずかしい顔でじいっと木を見つめるうさちゃん。
うろうろしながら、いろんな方向から木に問いかけるはっちゃん。
字がかけないのんちゃんは、木が教えてくれたことを
口伝えにテューターに話してくれました。
テューターも、近くの朽ちかけた木に触れながら
その木の話を聞きました。
最初は「なんも言わん」といってた子どもたちも
木の声をきこうと、一生懸命。
そしてAちゃんは紙が足りないくらい書いていました。
ほかの子もたくさん書き込んでいましたよ。
最後に木に名前をつけました。
そのあとは自分のともだちの木を
みんなに紹介します。
Aちゃんとうさちゃんは、
木と話した内容は「ないしょ」だと言います。
自分も恥ずかしいし、木も恥ずかしいといっているのだそうです。
とっても楽しい時間を過ごせました。
最後にテューターから種明かしです。
実は、みんなにライブラリーの聴き方を学んでほしくて
これをしたのです。
木も、ただ通りすぎていたときはただの1本の木でした。
でもこうして立ち止まって、木に身も心も寄せて、
しずかに耳をかたむけていると、
木はたくさんのことを語ってくれました。
ライブラリーもおなじです。
本も印刷されたただの紙だし、
CDも工場で作られたただのCDなんです。
でもみんなが心を寄せて聴いたら
きっといろんなことを発見できるよ。
これからは、木とお話したように、ライブラリーを聴けそう?
ちょっとむずかしい話しだった?
と聞くと
「ううん!わかった!」と
笑顔で力強くうなずいてくれた子どもたち。
これから、この森に来たときには
ともだちに木に、あいさつしにこようね。
そのあとの自由遊びでは、まだ冷たい川に足を浸したり
おたまじゃくしやあめんぼを捕まえようと必死になったり。
楽しい時間を過ごせました。
お母さん方にも同じことを体験してもらえたらよかったのですが
KちゃんAちゃんのお母さんは欠席、
うさちゃんのお母さんは妹のお守りでそれどころでは
ありませんでした^^;
子どもたちからちゃんとお話してくれたでしょうか。
ちなみに、わたしも実際に木と話してみてわかったことがありました。
わたしが話したのは根元の幹が半分崩れ落ちた古い桜の木。
木の肌も水分がほとんどなく、
触ると木の皮が剥がれ落ちそうでした。
それでもたくさんの元気な葉が片方にだけたくさんついているのです。
どうして立っていられるの?
どうして葉っぱを広げる元気があるの?
と聞くと、
それはね、ここにはたくさんの子どもが来るんだよ。
(遊具のとなりにある木でした)
こどもの楽しそうな笑い声、元気な声を聞いていると
元気がわいてくるのさ。
だから、こどもたちがいるこちらがわに
たくさんの葉っぱをのばしているんだよ。
と教えてくれました。
わたしは、木を通して、自分の心と語り合った気がします。
ライブラリーも同じだなと思いました。
それは会ったこともない人が作ったお話です。
それでもお話の中に、いつでも自分を見つけることができる。
今ここにある自分自身。
そしてこうありたいと願う理想の自分。
わたしも、ライブラリーの聴き方がかわってくるかも、と思いました。
みなさんもぜひやってみてはいかがですか。
ちかくに木がなければ、石でも花でも何でもいいと思いますよ!
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身近で起きていること、テレビや新聞から見聞きする事件のこと、
わがやのこと、自分自身のこと、
毎日いろんなことを考えさせられます。
そして行き着くところは
「大人(わたし)が元気で楽しく生きること」
がまず第1歩だということ。
ピーターパンにはなれなくても、
大人が遊び心を忘れず、こどものような新鮮なきもちを持ち続けること。
まずはそこからかなと思うのです。
はっちゃんが生まれたとき、まずわたしが思ったこと。
それは、いい学校を出て、いい会社に勤めて
お金に困らないような安定した生活をすることよりも
周りにいる人がひとりでも多く、幸せな気持ちで過ごせるような
そういう太陽のような子に育ってほしいということでした。
わたし自身、クソがつくほどのまじめ人間で
そのくせとっても弱いところがあり、それを見せないために
ひっしで強く生きてきた子どもでした。
結局、ひとのことなんて考えていません^^;
自分のことばっかりでした。
そんな反省も込めて、はっちゃんにはそういう人に育ってほしい
と願っていました。
そのために自分にできることを4つ心に決めました。
●「だいすきよ」とちゃんとことばにして伝えること。
●毎日いっしょにお腹から笑うこと。
ネタがないときはくすぐりっこしてでも。
●わたし自身がていねいなことばを使う。
傷つけるようなことばを使わない。命令しない。
ということでした。
3つめはこどもの年齢が上がるに従い
だんだん守れなくなってきていますが^^;
そして
●こどもと遊ぶときは真剣に遊ぶこと。
常にではしんどいので、たまに羽目を外して、ということです。
きっとラボには出会うべくして出会ったのだと思います。
ラボというところは、自分の子だけに限らず、
そういう「幸福な王子」のような
こどもたちが育っていける場ですから。
それでも、たまに疲れてしまうときがあるんです。
そういうときには、また出会うべくして
ピーターパンのような大人に出会うことがあります。
はっちゃんは2年生になって組がえがあり
G先生という男の先生が担任になりました。
こどもの様子からも、学校も先生も楽しいようで
勉強や運動にもさらにやる気が出てきたようです。
その先生、ピーターパンではないかとピンときました。
ノートやテストの○もただの○や花マルではなく
かたつむりだったりかえるだったりするのです。
全員のマル付け、そんなことをするのは手間だと思うのですが
楽しんでやっていらっしゃる様子。
ある日から、連絡帳のチェックも印鑑から絵に変わりました。
保護者も「見ました」と印かサインをするのですが
わたしの遊び心が騒ぎ出し、ある日からウサギマークに替えました。
これに喜んだのがはっちゃんでした。
「顔のとこが○ってだけじゃなくって、
マルチャン(わが家のうさぎの名前)やから
○とマルでかけてんのよ。」
というと
「おかあさん、すごーい!」
と大喜びでした。
ウサギマークになって2日め。
ウサギマークに先生が赤丸をつけてくださいました。
その次の日、先生からはネズミマーク。
その下にわたしがそのネズミに手を出しているネコマーク。
そのまた次の日、先生からはおどっているようなサルマーク。
その下にわたしは丸太んぼうを書き込みました。
今日は何マークで来るでしょうか?
はっちゃんも、毎回連絡帳を見るのが楽しみなようです。
大人が元気で楽しく生きる。
面白いことをいっぱいする。
それだけで、子どもも元気で楽しく過ごせるのかな。
そう願って、本物のピーターパンにはなれなくても
ピーターパンのような大人でありたいと思います。
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