幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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お父さんありがとう。 11月13日 (水)
私の実父奥山弘武が11月5日(火)享年91歳で大往生しました。全てのグループをお休みさせていただき心残りなく仮通夜、通夜、葬儀、後片付けをさせて頂きました。また、葬儀に際してはたくさんの方にお心遣いいただきました。ありがとうございました。お礼申し上げます。

父は5年前から認知症がひどくなり、グループホームのお世話になっていました。世間とは隔離されていましたが、とてもいいグループホームに恵まれたので、「半分天国にいるようだね。」と話していました。私はテーマ活動のお陰か父の狂った世界にもすっぽり入ることができました。毎週訪問するたびに「忙しそうだね」「わあ、いいねえ」「そうだね」「うまくいったね」「大成功!」と父の世界を共に楽しみ、父との良き思い出をいっぱい話しました。そうしながら、逆に、愛されて育ったんだということを自分自身が確認できる幸せな時を5年間過ごすことができました。

「もう、何もわからん。」「大丈夫よ。私がついとるけん。」「長く生き過ぎよる気がする。」「もうすぐお迎えが来るよ。」「お前には神様がついとるなあ。」「そうよ。だから大丈夫よ。」最近はそんな話をしていました。誤嚥からの肺炎で入院して3日目で逝きました。「今夜から交代で泊まらなね。」と簡易ベッドを用意してもらっている時でした。


私が駆けつけて1時間半。亡くなる15分前まで話しました。「もう天国に行くね?」「明日行く。」「わかった。もう少し頑張ろうね。」「はい。」「一生懸命に生きた人生やったね。」「はい」「いい家族に恵まれて幸せやったね。」「はい」「頑張って仕事したね。」「はい」「神様のもとに行ったら、知っとう人がいっぱいおるけんね。」「はい」「私がずっとお祈りしよるけん大丈夫よ。」。祈っている中で息を引き取りました。

認知症ではあっても3日前まで完食の普通の生活を送っていました。元気な時はラボの発表会にも時々来てくれて「いい仕事しようね。」と言ってくれていました。人はどうあるべきかを教えてくれました。80歳を過ぎたころ「もう、何もすることもないけん、いつ死んでもよか。」と言っていましたが、「いや、私達に死に様を見せるという仕事が残っとうよ。」と言っていた私に、本当に良き死に様まで見せてくれました。いつも忙しくてなかなか見舞いに行けない弟たちがたまたまの連休で次々と駆け付けた翌日でした。15歳~32歳の孫8人(ほとんどがラボOB)の弔辞で送ることができました。どの弔辞も個性的ですてきでした。おじいちゃんありがとう。お疲れ様でした。
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