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国際交流への道のり その14 +番外偏 08月06日 ()
 20日に空港に向かってリムジンに乗ってから2週間が過ぎた。予想通り何の連絡もない。と思っていたら!8月1日にAIR MAILが届きました。コロンバス7月25日の消印でおよそ1週間で日本に着いたようです。手紙は、まだオハイオ州立大学で7月22日に書かれたもので、「やっぱり まだ実感がありません」と書かれていました。飛行機の中では、予想通りゲーム テトリスをやっていたそうです。貴様の行動はお見通しさ!!



 日本からも、1号君に25日に手紙を出しています。事前合宿で自分宛てに書いた手紙と、家族からの激励の手紙です。おそらく同じ日に向こうに着いているでしょうから手に取っていることでしょう。その返事がまた1週間から10日位で届くのでしょう。そうですね、返事が日本に到着するころには、1号君のステイはほぼ終了なのですね。航空便でも1週間かかってしまうなんて、いまどき時間掛かり過ぎですね。Emailあるいはインターネットのフェイスブックなどなら瞬時のリアルタイムですから。つい10年位前なら、緊急には国際電話でアメリカ1分間数百円必要だったのですから、時代は便利になったものです。

 でも、このようなシュチエーションでは手紙の情緒は代え難く、一行一文節をしたためるのに鉛筆を舐め考えている姿を想像できる文面の趣は、お手軽さに反比例するものですから・・・返信の到着が待ち遠しいです。

 さて、1号君が国際交流に励んでいるさなか、自分にも海外出張が舞い込みました。行先は中国、上海より南西に300Km車で4時間程度離れた、バンシュウと云うところになります。数年前より何度か中国行きの話が沸いては消えしていたのですが、今回は急遽1週間前に話が本格化し実現の運びとなってしまいました。社用での海外出張は初めてで、自分的には、まだ数えることのできる海外です。暑くて・○×○×なアジアは別にそれほど行かなくても良いかなとうそぶいていましたが。1号君の国際交流で、交流についてあれこれ考えておりましたから、いざいってしまうとこれが楽しかった。中国語は「謝々と麻雀で覚えた1~10までの数字」位しか本当に知りません。仕事は、ちゃんと通訳兼案内役が付いてくれるので問題ありませんが、上海に1泊しバンシュウに1泊の2泊3日で、上海の夜とバンシュウ3日目の朝は、単独行動で異国文化を肌で感じてきました。


上海のポスト、レトロなスタイルで緑色なんですね 



中国2

 バンシュウの朝市、まだ朝の4時45分頃です。中央市場の周辺の道に農家風の人が籠に野菜や果物、肉・魚などの商品を持ち込み販売しています。朝もまだ早いのに凄い人出で活気に溢れています。小一時間見ていたでしょうか、大音量でスピーカーから何やら威圧的なガナリ声がして、文字通り蜘蛛の子を散らす勢いで露店で商いしている人々を散らして行きました。公安(ポリス)でしょうね。ここは中国、経済は自由では無い国なんですね。中央市場の入り口には、「経済特区」の文字が読めました。市場の中は公認でおそらく高い税金が掛かっているのでしょう、朝の路商はもぐりの闇市なんでしょうね。

 そう、ここは中国。もっと自転車が一杯で、人民服のような緑色の服をみんな着ているもの思っていました。しかし実際には、みんな小奇麗な洋服で、日本ではまだ普及していない電動スクーターが、無許可で乗れる便利な乗り物としてガンガン走っていました。中国も自由経済の流れは加速的に進んでいるのでしょう。仕事でお会いした中国の会社の総経理(社長さん)に、この界隈での民間企業の比率は高いのか伺ったところ、ほとんど民間企業で、国営の工場は2年ほど前に最後の1工場が民間に譲渡されこの界隈からは無くなったといわれておりました。

 闇市が追い払われて、正規の中央市場。ここの規模も半端ではありませんでした。野菜から肉、魚、乾物、調味料、麺やパンのような加工食品、ありとあらゆる食品が広大な、1辺が普通に歩いて5分くらい、端から端は一目では見渡せないほど四方の広さに、ところ狭しと山積みの食品、それが冷蔵設備もなしに売られているので、おそらく1日で売り切られるのでしょう。



 お肉売り場のほんのほんの1角、お肉関係だけでこの10倍 

 食育という言葉がありますが、この市場を半日も見せるのが何より良い教育になるのではなかろうかと思いました。凄い食材が並んでいました。日本ではなじみの無いハト、種類はファンテール和名クジャクバトだったと思います。小型で白くて尾羽がクジャクのように広がる、手品で使われる小さめの白バトです。カエルやザリガニも沢山扱われていました。広東を比喩する例えに4本足で食べないのは「机と椅子だけ」というのがあるそうですが、人は生きるために食べ物を食べなくてはなりません。ありとあらゆるものが食べ物になる、習慣が違うとかなり奇異に映るものもありますが、この市場でゆっくり見ていると、はじめは「えーーー」と思うこともありましたが、次第に食べるということは、本能的な絶対要求で、年月を掛けここまで開拓してきたのだろうと感心、ある意味観念してしまいました。やっぱり中国4千年の歴史は凄いですね。ぐるぐる4周約2時間くらい見ていましたが、まだ見飽きませんでした。

 上海から、車で高速を300Km移動しましたが、途中山がまったく見えないのです。ひたすら真っ平らな地平線で、田んぼと思わしき農地と、集合住宅らしき建物が密集する宅地が続いていました。とにかく広い、そして宅地らしき地域では新たな建築も行われていて、中国のポテンシャルに圧倒されました。これからは、間違えなく中国ですね。チャイニーズドリームの時代だと感じました。

 「ありがとう と 簡単なカズ」が言えれば屋台の肉まんにもぎたてのライチを買うことができました。上海では、客引きの一部は怪しい日本語を話しましたが、バンシュウではまったく日本語は無く、何を言ってるか言葉は解りませんでしたが、最低限のやり取りでこちらの希望は伝わりほぼ期待する結果は得られました。

 仕事でも、通訳さんはいましたが、言葉は通じなくとも相手の目を見て話、相手の目をみて聞くと、感情やら気持ちの起伏が伝わるような気がしました。コミニュケーションで大切な事かな?とにかく、異文化に触れコミニュケーションをとるのは面白いと改めて感じた次第です。
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Re:国際交流への道のり その14 +番外偏(08月06日) >>返事を書く
けいこさんさん (2011年08月07日 09時28分)

私も7月25日投函の手紙をキャンプから帰ってから(4日)に受け取
りました。
明日ホストと会うよ、という内容でした。
すでにホスト宅での大張り切りを知ってはいますが、手紙はまた別。
とても嬉しいものです。
情報ではなく情緒伝達の手段として欠かせないものですね。

中国の雑踏。懐かしく拝見しました。
私、学生のころ結構ハードなバックパッカーでした。
20歳のころ、リュック一つで、一ヶ月、開放政策前の中国を旅しまし
た。
みんな中山服(人民服)、どこもかしこも自転車だらけでした。
中国語は一ヶ月くらい前から勉強しました。現地では筆談でほとんどコ
ト足りました。
だけど、帰る頃には値切るくらいの中国語はしゃべれるようになってい
ました。
今考えても不思議なことです。
Re:Re:国際交流への道のり その14 +番外偏(08月06日) >>返事を書く
おーしゃんさん (2011年08月08日 06時21分)

けいこさんさん

いつもありがとうございます。
手紙の良さを再認識してしまいますよね。良くも悪くも記録として形が
残りますし、その内容、記された文字にもその時の心情が記録されてい
ますから、本人の一生涯のお宝の一つになるでしょう。

一ヶ月ものステイをこの年齢で成し遂げたあかつきには、人生の勲章と
して一つのゆるぎない自信と成るに違いありません。また、世界にもう
一つの家族、最良の友を持てることも大きな収穫ですね。羨ましい。

けいこさんは、バックパッカーとしてならしたんですね。すばらしい。
人には大別して2種類の人がいて、外(自分のテリトリーの)に出てい
ける人とそうではない人がいると聞いたことがあります。食べる・寝
る・トイレにいける の基本となる3大行動ができるかできないかに大
きく左右されるようです。自分の知っているところでも、1年間の中国
工場への派遣で、過去に10人中2人が水が合わずに途中でリタイヤし
ています。どこででもやっていける逞しさ、備えたいものですよね。

ステイも2/3が終わっちゃいますね。どんな顔して帰ってくるか楽しみで
す。
Re:国際交流への道のり その14 +番外偏(08月06日) >>返事を書く
かせだまさん (2011年08月12日 10時33分)

なんと!

親子さんで国際交流ですね!

素敵ですね~。

1号君も楽しくやっているようで何よりです。

暑いので出張のお疲れが出ませんように。

中国は、一度ぜひ行ってみたいです。お写真がすばらしいです。

ありがとうございました。
Re:Re:国際交流への道のり その14 +番外偏(08月06日) >>返事を書く
おーしゃんさん (2011年08月18日 07時38分)

かせだまさん

もう帰国というタイミングで、ようやく1号君から絵葉書が届きまし
た。すっかり気を揉ませてくれて、出し忘れた!と云って帰ってくるの
ではないかと心配していましたが、ギリギリセーフだったようです。

でも、肝心なところは何も書かれていませんでした。それだけ楽しめて
いるという事だと思います。1ヵ月過ごせてしまうって凄いことです
ね。改めてラボのプログラムって凄いなーと感心してしまいました。

ご指導・ご支援ありがとうございました。
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